うたまっぷ 「メリッサ」
ポルノグラフィティが歌う鋼の錬金術師のOPです。
メリッサって何なんですかね?
歌詞を吟味しながら調べてみました。
まず「メリッサ」とは別名「レモンバーム」という地中海原産のハーブです。
メリッサの葉には鎮痛効果、鎮静効果があります。
では何故メリッサなのか?
曲の冒頭部分では
君の手で切り裂いて 遠い日の記憶を
悲しみの息の根を止めてくれよ
さぁ愛に焦がれた胸を貫け
主人公である“俺”は自分ではどうすることもできなくなった気持ちを“君”にゆだねることで終わりにしようとしています。
恋愛とは意思とは無関係に始まってしまうもの・・・
しかし終わらせるときは意図的にするものです。
せめて君の手で終わらせてほしいと願うのも仕方のないことかもしれません。
ひとつのものを失い、明日に踏み出せずに迷っている主人公は鳥に語りかけます。
なぁ お前の背に俺も乗せてくれないか
そして一番高いところで置き去りにして優しさから遠ざけて
ここでも「俺」は自分以外の何かにすがろうとしています。
それが簡単なんですが・・・
しかし、このあと「俺」に変化が現れます。
羽が欲しいとは言わないさ せめて宙に舞うメリッサの葉になりたい
まだ願望の段階ではあるけど「俺」は頼ることをやめます。
ここにメリッサが出てきました。メリッサに鎮痛効果があるということはメリッサの葉になることで痛みを消したいということでしょう。
ただ、「メリッサの葉になりたい」ということは「俺」は誰かの痛みを消すことで歩き出したいと考えているというのは考えすぎですかねぇ?
立ち尽くすだけでは答えは出ないと知った「俺」は最後の願いを君に託します。
君の手で鍵をかけて ためらいなどないだろ
間違っても二度と開くことのないように
さぁ 錠の落ちる音で終わらせて
この詩は2種類の意味に取ることができます。
ひとつは君の手で「俺」の心に鍵をかけて欲しいという意味
そしてもうひとつは君の手で「君」自身の心に鍵をかけて欲しいという意味です。
僕はおそらく後者だと思います。
立ち尽くすだけでは答えは出ないと気づいた「俺」が気にかかるのは他でもない「君」のこと。
「俺」ではなく「君」の手で「君」の心にけりをつけて欲しいと願っているのでしょう。
最後に「俺」は進むことを決意します。
救いのない魂は流されて消え行く
消えていく瞬間にわずか光る
今 月が満ちる夜を生み出すのさ
誰かに救ってもらえないならば自分が光ればいい
流されて消え行くだけでもわずかに光る・・・
ならば夜に満ちる月のように輝こうというのが「俺」の答えだということですね。
もしかすると誰かのための「メリッサの葉」になることでその人の道を照らしてあげたいということかもしれないですね。
ポルノグラフィティの曲は悲しみや絶望を攻撃的な詩で表現した後に救いを最後に持ってくるものが多いです。
「サボテン」なんかがいい例ですね。
聞いてるほうも最後に心が暖かくなる・・・
なかなか書けない詩だと思います。
ちなみに「メリッサ」はPVもいいですよ
機会があればぜひ見てください
ポルノグラフィティが歌う鋼の錬金術師のOPです。
メリッサって何なんですかね?
歌詞を吟味しながら調べてみました。
まず「メリッサ」とは別名「レモンバーム」という地中海原産のハーブです。
メリッサの葉には鎮痛効果、鎮静効果があります。
では何故メリッサなのか?
曲の冒頭部分では
君の手で切り裂いて 遠い日の記憶を
悲しみの息の根を止めてくれよ
さぁ愛に焦がれた胸を貫け
主人公である“俺”は自分ではどうすることもできなくなった気持ちを“君”にゆだねることで終わりにしようとしています。
恋愛とは意思とは無関係に始まってしまうもの・・・
しかし終わらせるときは意図的にするものです。
せめて君の手で終わらせてほしいと願うのも仕方のないことかもしれません。
ひとつのものを失い、明日に踏み出せずに迷っている主人公は鳥に語りかけます。
なぁ お前の背に俺も乗せてくれないか
そして一番高いところで置き去りにして優しさから遠ざけて
ここでも「俺」は自分以外の何かにすがろうとしています。
それが簡単なんですが・・・
しかし、このあと「俺」に変化が現れます。
羽が欲しいとは言わないさ せめて宙に舞うメリッサの葉になりたい
まだ願望の段階ではあるけど「俺」は頼ることをやめます。
ここにメリッサが出てきました。メリッサに鎮痛効果があるということはメリッサの葉になることで痛みを消したいということでしょう。
ただ、「メリッサの葉になりたい」ということは「俺」は誰かの痛みを消すことで歩き出したいと考えているというのは考えすぎですかねぇ?
立ち尽くすだけでは答えは出ないと知った「俺」は最後の願いを君に託します。
君の手で鍵をかけて ためらいなどないだろ
間違っても二度と開くことのないように
さぁ 錠の落ちる音で終わらせて
この詩は2種類の意味に取ることができます。
ひとつは君の手で「俺」の心に鍵をかけて欲しいという意味
そしてもうひとつは君の手で「君」自身の心に鍵をかけて欲しいという意味です。
僕はおそらく後者だと思います。
立ち尽くすだけでは答えは出ないと気づいた「俺」が気にかかるのは他でもない「君」のこと。
「俺」ではなく「君」の手で「君」の心にけりをつけて欲しいと願っているのでしょう。
最後に「俺」は進むことを決意します。
救いのない魂は流されて消え行く
消えていく瞬間にわずか光る
今 月が満ちる夜を生み出すのさ
誰かに救ってもらえないならば自分が光ればいい
流されて消え行くだけでもわずかに光る・・・
ならば夜に満ちる月のように輝こうというのが「俺」の答えだということですね。
もしかすると誰かのための「メリッサの葉」になることでその人の道を照らしてあげたいということかもしれないですね。
ポルノグラフィティの曲は悲しみや絶望を攻撃的な詩で表現した後に救いを最後に持ってくるものが多いです。
「サボテン」なんかがいい例ですね。
聞いてるほうも最後に心が暖かくなる・・・
なかなか書けない詩だと思います。
ちなみに「メリッサ」はPVもいいですよ
機会があればぜひ見てください
日本人はどこかで共感したりしちゃうんだろうねぇ・・・
でもポルノに限っては曲調まで暗くするのはやめてくれぇ!!
さて、「メリッサ」。
普段何気なく聞いていたけど、歌詞を見直すとなかなか。
始めのほうに出てくる「優しさ」って、誰の誰に対するものなんでしょうねぇ。ってのがまず疑問。
私としては、「俺」は結局決意できてないと思う派。
だって決意をしても、それに気持ちが追いつくのは難しいと思うもん。「俺」は結局時が経って、想いが消え去るのを待つだけ(待っただけ)な気がする。「月が満ちる夜~」はほんとにせめてもの救いというか・・・。
よくわからないので終わり。だらだらすんません。