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お勧め曲 ~カントリーロード 耳をすませばより~

2007-05-25 | お勧め曲
“耳をすませば”は柊あおいさん原作のスタジオジブリが
製作した映画です。
冒険や重いテーマが多いスタジオジブリ作品の中でも、
恋愛に焦点を当てている珍しい作品です。

何か懐かしいような、
それでいて不思議な世界に誘ってくれる優しい作品なので、
ジブリ作品でも一番好きだという人も多いと思います。

この作品の中でも重要な役目を持っているのが
主題歌でもある“カントリーロード”です。

物語の中では、主人公の月島雫が
原曲の“Take Me Home, Country Roads ”に
日本語の歌詞をつけています。

夢を追いかけて都会に出た青年が、
ふとした瞬間に望郷の思いを募らせる・・・
この感じが年を重ねるごとに心に響いてくるんですよ☆
映画の中でも、雫と、バイオリン職人を目指す少年“天沢聖司”が
お互いの夢を打ち明けるという一番いいシーンで用いられています。
この曲には、夢を叶えようとしている人の心を、熱くさせるものがありますね!!


カントリーロード
この道 ずっと行けば あの街に続いてる気がする


夢を叶えるために田舎から出てきた青年。
ある日、都会のはずれに一本の田舎道を見つけます。
それは生まれ育った故郷の道に、良く似た道でした。
まるで懐かしいふるさとに続いているような、そんな錯覚を覚えます。



ひとりぼっち恐れずに 生きようと夢見てた
寂しさ押し込めて 強い自分を守っていこう


夢を叶えるために、誰にも頼らず、自分ひとりの力で頑張り抜こうと決めた。
夢が叶うまでは故郷に戻らないと心に決めていた・・・



歩き疲れ たたずむと 浮かんでくる故郷の街
丘をまく坂の道 そんな僕を叱っている


夢への遠い道のりに疲れてしまったとき、
ふと思い出すのは、いつも故郷の街。
そして、いつも歩いていた坂の道・・・
挫けそうになった僕を、もう一度前に進ませてくれるのも
その故郷の記憶だった。



どんな挫けそうなときだって 決して涙は見せないで
心なしか歩調が速くなっていく 思い出消すため・・・


辛くても涙を見せてしまうと立ち直れなくなってしまう。
上を向いて、思い出を振り払うかのように、
いつの間にか歩調は速くなっていた。



カントリーロード この道 故郷へ続いても
僕は行かないさ 行けない

明日はいつもの僕さ
帰りたい 帰れない
さよなら カントリーロード


例えこの道が故郷に続いていたとしても、
まだ僕は夢をかなえていない。
まだこの道を行くわけにはいかない。
明日になれば、きっとまた夢への道を進めるはず
だから、あの街に帰りたくても帰れないんだ。
さようなら、カントリーロード。
まだ帰れないから・・・





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