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不思議な事件簿 ~ハチソン効果~

2009-12-12 | 不思議な事件簿
みなさんも“反重力”という言葉は聞いた事があるのではないでしょうか?
UFOやSFに登場する浮遊できる物体には、その機構として反重力が多く用いられています。
しかし、これはあくまで空想、もしくは未確認な現象であり、現実世界ではいまだ不可能とされています。

ところが、この“反重力”の実験に成功し、さらにフィルムに収めた人物がいました。
カナダ人の「ジョン・ハチソン」 その人です。
この現象は彼の名前から“ハチソン効果”と呼ばれています。

カナダの発明家(自称)であるジョン・ハチソンは独自に開発した装置での実験を、行っていました。
そんなある日、偶然にも奇妙な現象を観測したのです。
それは以下のようなものでした。

・鉄の球や釘などの物質が上に向かって落ちてゆく。
・コップの中の溶液(もしくは氷)のみが浮遊する。
・ポリ容器の膨張や収縮
・物体のテレポーテーション
・物質の透明化
・木片の粉砕
などなど・・・

これだけではただのほら吹きおやじですが、
なんと彼は、この実験の一部をフィルムに収めることに成功し、
1979年に発表しました。
その驚くべき内容がコチラです。


The Hutchison Effect-John Hutchison

ハチソン自身も、なぜこの現象が起こったのか、どんな原理が働いているのかわからない としています。
実際、ハチソンはその後も実験を続けていますが、再現性は恐ろしく低く、
彼以外にも、何人もの科学者が実験を試みていますが、成功の報告はありません。
加えて、ハチソン自慢の装置類も、フィルム公開の数年後に何者かによって破壊されてしまったということです。


現在ではトリックであるとの見方が強まっています。
また、ハチソン自身もトリックを認めるような旨の発言もしています。
しかし、トリックだとするには説明できない現象があるのも事実です。

たとえば、カメラを上下さかさまに設置する、といった方法がトリックとして考えられますが、
これだとコップが中の液体ごと浮遊するといった現象の説明が出来ません。


当の本人であるハチソンは、こうした批判にめげることもなく、
現在も実験を続けています。
いつの日かハチソン現象が解明されるときが来るのでしょうか。
それともトリックが暴かれるという結果に終るのでしょうか。


いずれにせよ、彼の風貌が怪しすぎることが一番気になります。


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