『斬(ざん)』

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本人が目の前にいても言える覚悟なんていらない

2006年09月13日 | ブログの話
備忘録ことのはインフォーマル:■サイト運営ポリシー

のなかで
相手の目の前で同じことが言えないことは、書かない。批判を口にする場合は、本人が目の前にいても言える覚悟を持つ。その覚悟ができなければ書かない。自分は安全な場所から隠れて相手に石を投げるようなことはしない。
備忘録ことのはインフォーマル:■サイト運営ポリシー
と、松永さんはサイト運営ポリシーを掲げられてます。しかし、どうもコレに違和感を覚えた。最初に断っておきますが、他人様のサイト運営ポリシーについて、自己中心的なもの以外でとやかく言うのは、ナンセンスだと思いますので、コレはおかしいとか、間違ってるって事で書くんじゃないです。自分に当てはめて、このポリシーは「どうよ?」と思ったので、その点を書きたい衝動に駆られて書いてます。言及的な書き方になってしまうのは、単にオレの文章力の無さというか、配慮が欠けるバカ者ゆえだと思ってください。そうしないと書けそうも無いので……

 で、本題。
『斬(ざん)』:オレが「ハ ウ ル の 動 く 城」をつまらないと感じた理由(わけ)
は、宮崎アニメに対する批判記事ですが、これを宮崎駿さんご本人を前にして言う事はとても出来ません。
『斬(ざん)』:小 倉 優 子 考
だって、小倉優子さんの前では言えません。
『斬(ざん)』:はてなブックマークはオレにとってブックマーク集ではなかった
も、はてなブックマークを作った naoya さんの前ではとても言える度胸はありません。

 しかし、これら全て、各人に読まれてもいい、むしろ読んでほしいとは思います。そして、出来れば、ご意見、感想、反論を頂ければとさえ思います。

 では、何でご本人を目の前にして言えないか。それはリアル社会での立場が既に存在するからです。Web のいいところは、誰でもフラットなところ。宮崎駿さんだろうが小倉優子さんであろうが、Web 上では、対等な立場で話し合う事が出来る(もちろん、立場が分らないように、ハンドルネームなどを用いてですが)。それが魅力です。リアルな立場を考えたら、とてもこのような記事は書けませんし、公開などできません。

 Web 上で批判する場合に、相手が目の前にいても言える覚悟なんて、必要ないと思います。そうすると、世間のシガラミが入り込んで、リアル社会の力関係で、言えることも言えなくなります。それでは、ブログの面白さは半減してしまいます。

 だから、オレは「相手の目の前で同じことが言えないことは、書かない。」というのは、ポリシーとして好きになれない。「相手に読まれるのが嫌なら書かない」くらいがいいんじゃいないかと思うのです。……と、続きの記事が上がってた。
備忘録ことのはインフォーマル:■ポリシー続き
「影でコソコソ言わない」というだけのこと。世の中には「悪口は本人の耳に入らない方がいい」と考える人もいるから、そういう考え方はしないということ。
備忘録ことのはインフォーマル:■ポリシー続き
 この考え方に同意ですね。
やっぱり批判的な記事に仕上がっちゃったよ。嫌味だねぇ。どーしてこーゆーふーにしか書けないかね。ったく。
[TB:備忘録ことのはインフォーマル:■サイト運営ポリシー]