『斬(ざん)』

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コメントレスを強要するのはやめようよ

2006年05月03日 | Weblog
heartbreaking.:コメントに返事を書かない理由

 あのさー、要するに、コメントレスに対する義務感が生じると、ブログ運営自体が面白くなくなる場合もあるってことじゃないかな?
 コメントは確かにありがたいし極力レスをしたい気持ちってのはあると思う。でもさー、コメント欄の脊髄反射って諸刃の剣の部分もあって、結構レスをどう書いたほうがいいかってことで時間をとってしまう場合も多いんじゃないかな。

 コメント欄もパブリックなのだから
自分は割と何も考えないでエントリーを書く人間なので、余計にそうなのですが「一呼吸置く」事をしないでコメント欄で論議を展開するのが良い事だとは思っていません。
煩悩是道場 - 私がコメントに返事を書かない理由
と述べられているように慎重に時間をかけたいという気持ちも分ります。

 あと、「レスをしなくちゃ」とか「新記事上げる前にはレスつけないと」みたいな妙なプレッシャーってのもあると思うし、そこから解放されたいってのは、あるんじゃないか?もっと気楽にブログをやりたいってことで考えると、全てにレスしようって決めるのは、ストイックな義務感を生むだけだと思うけどな。レスって、“相手に対して”と“読者に対して”の両面を考慮して書くわけですから、より難しいんですよ。
コメントレスしない有名ブロガーは、レスの内容に、完璧さを求めすぎているのだと思います。自分の醜態を見せたくないだけです。

醜態を見せないで、記事の優秀さのまま、完璧な自分を維持出来るだけのレスをするには、かなりの時間を要するのかもしれません。完璧主義者という事になります。
heartbreaking.:コメントに返事を書かない理由
ってのも、無いとは言えないかもしれないけど、レスを強要するコメンテーターってのも、完璧主義者なんじゃない?それと全レスしようってのも、ある意味完璧主義者。じゃー、どの完璧主義者が一番いいかって話だと、どれでも一緒なんじゃない?そんなのはブログ主のスタンスの範疇って思うけどな。だから、結局、自分のやりやすい方法を取るだけでしょ?限られた時間の中で、何を選択して何を切り捨てるか。

「一人のコメンテーターへのレスと多くの読者」

どちらを取るかってのとは、ちと違うかもだけど、その一人のコメンテーターだって、次の記事を待ってる場合もある。オレがコメンテーターの立場なら、オレ一人のコメントレスのために、読者を待たせているとしたら、そんなの考えなくていいから、新記事上げる作業の方に集中して欲しいって思うけどな。

 スタンスの違いかもしれないけど、記事コメントって、そのブログ記事の一部分であって、やっぱそれはブログ主の管理下にあるんだから、コメント書く人は、基本的に消されてもいいという気持ちで書き込むのが必要だと思うけどな。それと、レスを求めない姿勢ってのも要るんじゃないか?心情としてレスしてるコメントとしないコメントがある場合に、レスしてもらえなければ凹む気持ちは分るけど。それは自分のコメントが相手に響かなかった駄コメントだったということで、今度はレスをもらえるコメントを書こうってポジティブに考えればいい。それでもレスしてもらえなければ、ホントに嫌われてるかもしれないから、迷惑になっているのだからコメントしない方向で。粘着しても酷くなるだけだし。

 根本的に、記事が無ければコメントは出来ない。コメントできるのは記事があるからってことを考えれば、もっと謙虚に

「この記事に自分がコメントできるうれしさ」

を意識しませんか?そうすれば、レスは記事書いた人からのご褒美でしょ。

「僕にもご褒美頂戴!頂戴!」

って、だだをこねるのはやめようよ。


[参考]
ekken♂:コメント欄だけがコミュニケーション手段じゃないんです
+LOVE IS DESIGN+: 返事がないのもひとつの返事

※馴れ馴れしい文体はお許しください。長文のため読みやすさを考慮致しました。

[TB:heartbreaking.:コメントに返事を書かない理由]

追記
・参考に一記事追加