『斬(ざん)』

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基本は全て一対一では?

2006年05月02日 | ブログの話
相手に伝えるということを意識しよう』に頂いたリアクションで、気になるご意見を頂きましたので、その事に関する補足と自分なりの見解を書きたいと思います。その意見は
ここに挙げられているのは一対一の対応スキルのことで、ブログ文章の場合は読者の幅を想定したうえで表現を選んでいくスキルだから、ベクトルの方向性としてはちがう気がするのですが
はてなブックマーク - mhkのブックマーク / 2006年03月29日
です。

 読者の幅を想定する場合の、その想定には、まず一対一での応用が不可欠ではないかと思います。

 まずは、一対一でのコミュニケーションから様々な相手がいる事を知り、その相手一人一人に合ったコミュニケーションの取り方を普段もしていると思います。ただ、それが最も適した方法かというのは、わかりませんが。

 記事を書く場合には、そのコミュニケーションを基準として、読んで欲しい対象とするある特定の読者を想定して、その読者と近い考えを持つ読者を読者の幅として考えるのではないでしょうか?

 だから、まずは一対一の対応スキルが有りき、だと考えます。だから、mhk さんのベクトルの方向性が、どういった考えなのかわかりませんが、オレの考えでは、ベクトルは同じ方向だと思います。延長線上ではありますが。

 それと後、これは少し論点がずれますが、関連がありそうなので書きます。それは以前ネットサーフしていて感心した内容の記事がありました(探しましたが残念ながら見つけられずでした)。その記事の中にあった一文で、読者を想定する時に「みんな」という考え方はしないほうがいい、というのがありました。それは、結局、画面の向こうで読んでいる読者はほぼ常に一人であり、結局は一対一だと言うことです。多くの人に公開しているのですが、演説のようにみんなに述べているのではなく、一人に語りかけているのです。実際、演説においても、多くの人の中から聴いてくれている、ある一人の人に向かって話しかけると良い演説ができるという話を聞いたことがあります。やはりここでも、一対一が基本だということが、言えるのではないでしょうか?