ブランコをふらここ、ともいいます。また鞦韆(しゅうせん)ともいいます。
春の季語です。ここ2、3日の陽気はブランコ日和ともいえます。まさに春にふさわしい光景。
ブランコですぐうかぶ句は何度も紹介している以下の句。
鞦韆(しゅうせん)は漕ぐべし愛は奪うべし 鷹女
卒業式の練習も仕上げになった。今日は証書授与の個人写真がちゃんと撮れるように受け取りのコツを確認。私が模擬的に撮った写真を公開。
なぜセピアに加工したかと云うと、まぁ趣味だから。昔の白黒写真はセピアに変色したものです。それが何といえない味わいになったものだから。
そのように感じる人が多いから、セピア加工機能があるのだろうし。
榊(山榊とか姫榊ともいいますが、真榊ではありません)の花は地味だ。良く見ていないとわからないうちに、実になっている。小さな鐘が枝にそって並ぶかのように見える。
真榊もあるが元気なのは地植えのこの姫榊。我が家は神式ですべてを行うので、わざわざ榊を植えているわけだ。梻はだから使わない。
春の嵐のなか、中学校の卒業式が行われた。こんな荒天の卒業式も珍しい。
この中学校には前の学校での教え子や顔見知りの子がたくさんいる。現在の学校の卒業生のためにきているのだが。数が少なくさがすのは大変だった。
今年の卒業生は直接の教え子ではなく、よく教室にお邪魔して教育風景を撮っていた子どもたちだった。
在校生の歌が、最近の卒業式の定番となった『旅立ちの日に』。卒業生の歌は伝統的な卒業式の歌『仰げば尊し』。この新旧の歌の組み合わせに妙に感心した。
天気には恵まれなかったが、式の内容には恵まれた。
予想外の再会もあり、荒天も気にならなかった・・・・・・
一句ひねりたいが・・・・・・。二首に変更。
卒業の証抱きて歩む子の頭(こうべ)斜めに光浴びおり 奏城
卒業の証抱きて歩む子の貌に未来の光降りおり 奏城