美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

初秋賦5   十五夜

2008年09月14日 | 風流

  今日は中秋の名月、十五夜。旧暦の八月十五日にあたるので「十五夜」という。

 およそ新暦の9月14日がそれにあたる。(年によっては9月上旬・10月ということもあるが)

  そこで夜空に満月をさがすと、雲もあったがきれいに見えていた。

  季語で「名月」といえば、この「十五夜」の月をさす。またその夜を「良夜(りょうや)」という。

  さらに、雲で名月が見えないことを「無月(むげつ)」、雨で見えないことを「雨月(うげつ)」ともいい、名月への思いを厚いものにしている。

 

  ススキと一緒に写したかったが、我が家の薄はやっと穂をだしたばかり。

 

名月に生れし君と手酌かな   奏城


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