美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

日乗   小松崎茂忌

2006年12月07日 | Weblog

 

平成18年12月7日(木) 大雪

 

   小松崎茂昭和の東京

 小松崎茂の名前を知らない人でも彼の描いた挿絵に接していない人は少ないだろう。例えば,小学6年生がよく使う,社会科資料集の歴史の再現画には氏の作品も利用されていたからだ。絵柄をみればあの絵だと誰しもが思うものである。

 かつての少年たちならプラモデルの箱のイメージ画を想起すればよいだろう。

 
戦艦大和                    いわゆる“おばけ煙突”

 

 個人的には氏の再現画を掲載したい旨の電話をしたときに,こちらの趣旨を聞いてくださった後,ためらいなく了承してくれたことが大変にありがたかった(手続きは編集部が)ことを覚えています。逝去はその後まもなくでした。


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