美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

「東京裁判 フランス人判事の無罪論」 大岡優一郎著

2012年12月28日 | 読書もどき

  戦後に行われた「極東国際軍事裁判」、いわゆる「東京裁判」にかかわるもの。実はこの日、本屋で以下のような図録型の本も購入した。はて、この時期に東京裁判モノとは!?何か歴史的に符合することがあったかな?と。

 12月は東京裁判の判決の結果、死刑になった、いわゆるA級戦犯とされた方々の刑が執行された月だったのだ。

 東京裁判は昭和21年4月29日に起訴が行われ、その刑の執行を昭和23年12月23日に行ったのだ。

 お分かりの通り、起訴は昭和天皇の御生誕日、そして刑の執行は今上陛下の御生誕日に行われたのだ。これは偶然ではなくそのようにしたのだ。

 この悪意から連合国側のある種のコンプレックスと焦りを観ることができると私は考えている。

 

 東京裁判では日本が一方的に悪いとされたと思っている方も多いだろうが、判事の中にはに「日本無罪」を主張する方もいたのだ。

 その代表がインド代表のパル判事という方。そして今回フランス代表のアンリ・ベルナール判事を知ることができた。

    


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