子宮内膜症と不妊症②

こんにちは！
米沢駅前 漢方・林鍼灸院の林宗太郎です！

前回までのエントリーで子宮内膜症の患者さんが将来不妊になる確率が

30～50％という事をお伝えしました。なかなかの高い数値ですよね…😅

内膜症で厄介なのがチョコレート嚢胞腫です。

子宮や卵管・腸などと癒着して子宮を屈曲させたり、卵管采の動きを制限

してしまい原因不明不妊の元凶「キャッチ障害」を作り出すこともあります。

５～６cm以上にの大きさになる事もままあり、着床の邪魔にもなります。

嚢胞の中身は古くなった血液と、内膜細胞がいっぱい詰っています。

これが破裂すると激痛を伴いますし、異所性内膜細胞を体腔内にばら撒く

ことなり、さらなる癒着の原因にもなります。

不妊治療中ではエコーの画像診断の邪魔にもなるので、

腹腔鏡の手術で取り除く事になります。

手術後は妊娠率は向上するのですが、難点は手術をすると

AMHの値が低下する事なのです…😥

★チョコレート嚢胞の手術をなさる方にお伝えしたいこと★

・手術でAMHが低下する前に、採卵して凍結しておきましょう

・採卵に向けてしっかり漢方で卵ちゃんを育てておきましょう

・質の良い卵ちゃんが育つには最低でも９０日前からのケアが必要

チョコレート嚢胞をお持ちの方で「手術した方が良い」とドクターに言われ

たらすぐに！！「漢方で卵ちゃんケア」をスタートしてください。

ケアの方法はいくつかありますのでぜひご相談くださいね。

皆様のお役に立てる漢方・自然療法をお伝えします。
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