乗った時から新幹線の車内は不穏な雰囲気につつまれておりました。
1才ちょと位の赤ちゃんが大きな声で泣いてます。
その子を抱っこしたパパさん。周囲に気を使って抱っこしてデッキに立ってます。
ママはと言うと椅子にドッカと座って不機嫌そうに窓の外を一点凝視。
6才くらいのお兄ちゃんはデッキで立ってるパパとママの間を居所なさそうに行ったり来たり。
扉が開く度に赤ちゃんの鳴き声が響き渡ります。
その泣き声は明らかに「ママ」を求めています。でもママは動きません。
それを感じ取る車内の人達。このママは何をしているんだ…?という雰囲気。
そんな状況が約1時間、続くのでした。
どうしてママは泣いている赤ちゃんを抱っこしてあげないのかな。
何か動けない理由があったのかな。
でも電車を降りるときはスイスイ降りてたし、体は不自由そうではなかったし?
★「三つ子の魂百まで」という諺があります。
三つ子は3歳ではなく、昔の数え年ですから2歳までという事になります。
基本的なしつけは2歳までに体験させましょうという事のようです。
愛情も2歳までタップリ注ぐと「愛されている実感」が子供にもわかって、自分の存在理由がブレなくなるそうです。
愛情の注ぎ方はもちろん、おんぶに抱っこ・語りかけ・おっぱい・お話。色々あります。
赤ちゃんが泣くのは自分の存在を確認しているんですね。「ここにいるよ?ここにいていいの?」と。
あの新幹線ママさんは、赤ちゃんの呼びかけに答えられないよっぽどの理由があったのでしょう。
でも、その出来ない理由全てを乗り越えて「よしよし!いい子!」とあの子を抱っこして欲しかったなぁ・・・。
もしかしたら、新幹線ママは自分が赤ちゃんの時に大事に抱っこされなかったのかな?
そんな事を感じてしまう、ちょっと考えさせられる出来事でした。
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★新幹線ママさん、漢方養生で考えると「安神・養神」が必要ですね。
もし子供に対してあたってしまう様な事があるのならご相談くださいね。
ハヤシ薬局
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