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寝ていた卵子が目覚める! カルシウムオシレーション

2021年08月05日 | 健康の話
こんにちは!林宗太郎です。 

がんばって顕微受精をした後日、病院でこんな事を言われると本当に心底
ガッカリしてしまいますよね…😥
      ↓↓
・今回はうまく受精出来ませんでした
・受精したのですが成長がストップしてしまいました
・コンパクション胚で止まってます

すごく成績の良い卵ちゃんでも、不思議とこういう事態は起こります。
原因は不明ですが、多くは「染色体の異常のせい」と言われます。
でも、実はもう一つ原因が考えられます。


★受精直後に起きる「カルシウムの波」
卵ちゃんは精子との出会い「受精」をきっかけにフル稼働を始めます。
その時に起きるのが、卵ちゃんの中にカルシウムイオンがドーンと増える
「カルシウムオシレーション」という現象です。
このカルシウムオシレーション=波が卵子全体に波及する現象が断続的に
起こる事が、受精卵としての成長と成熟に関係しているのです。
※参考文献 理化学研究所 
精子が卵子を活性化する新しい仕組みを解明 https://www.riken.jp/press/2016/20160408_1/


★カルシウムイオンはどこから来るの?
卵子の中の小胞体という器官に蓄えられています。
受精前の卵子のカルシウムイオン濃度は低いのですが、精子が運んで来る
卵活性物質「PLCζ 」が卵子内に取り込まれると、それが引き金になって
卵子小胞体からカルシウムイオンが細胞内にドッと放出されます。


★不妊治療でも行われる「卵活性化」
不妊専門クリニックの中には、この卵活性化をしてくれるところもあります。
病院が行う活性化方法としてはこんなやり方があります。

・Ca²⁺イオノフォア処理 
 →卵子の細胞膜透過性を高めて、カルシムイオン濃度を高める方法
・塩化ストロンチウム処理
 →カルシウムオシレーションを人為的に起こす事を目的にした方法


★そもそもカルシウムが不足ではダメ?!
卵子小胞体にカルシウムイオンが貯蓄されていないと、精子からPLCζが受け
渡されても、クリニックで卵活性処理をしてもオシレーションは起きづらい可
能性が考えられます。
ヒトの体内カルシウム恒常性(過不足調整)は厳重に調節が行われています。
日頃からカルシウムをしっかり摂っておくことで、卵子小胞体にカルシウム
の貯蓄ができる状態にしておくのが大切です。



★ニッポー電解カルシウム(医薬品)
・イオン化されているので胃酸で分解されない
・イオン化されているの年齢による吸収率低下の影響を受けづらい
・カルシウムではめずらしい水剤なので吸収がとてもよい
1本/¥2,900

妊活中のカルシウム補給にとても良いです。
原因が良くわからない受精卵の成長ストップ、着床不全の対応策として
しっかり体内カルシウムイオンを充足させておきましょう。


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