東京都新宿区早稲田 東京北西 紅葉
早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館
セブンカルチャー「東京・有名建築散歩」⑬
「一級建築士とお食事も楽しみながら!⑬」第3金曜日実施
第34回 高田馬場から神田川を歩き早稲田までの旅③
平成31年12月20日(金) 10時30分 高田馬場北口(改札出口・池袋)集合15時 早稲田(池袋)駅
海老専門レストラン リザラン高田馬場店
高田馬場(池袋より改札出口)-レトロな商店街散策-富士大学-おとめ山公園-下落合氷川神社-親水公園「散策(せせらぎの里)」-染め物工房・二葉苑-(妙正寺川)-中井-林芙美子記念館-中井(西武線)-高田馬場-(神田川)-まつ川公園-面影橋-甘泉公園-早稲田-(都電)-池袋
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(通称エンパク)は、1928(昭和3)年10月に設立されました。坪内逍遙は開館式で「よき演劇をつくり出すには、内外古今の劇に関する資料を蒐集し、整理し、これを比較研究することによって基礎をつくる必要がある」と述べたと伝えられています。その志を受け継ぎ、当館は今日に至るまで古今東西の貴重な資料を収集・保管・展示してきました。収蔵品は百万点を超え、アジアで唯一の、そして世界でも有数の演劇専門総合博物館として、演劇関係者、愛好家、研究者のみなさまに愛され、支えられてきました。
アジアで唯一、演劇を専門的に扱う博物館として知られる[3]。
雑誌『早稲田文学』の成立に貢献した英文学者坪内逍遥の古稀と、彼の1909年(明治42年)から19年間の歳月をかけた『シェークスピヤ全集』全40巻の翻訳事業の完成を記念して、1928年(昭和3年)10月に早稲田大学早稲田キャンパス内に設立された。以来、演劇博物館には日本国内はもとより、世界各地の演劇・映像の貴重な資料を所蔵しており、錦絵4万8000枚、舞台写真40万枚、図書27万冊、チラシ・プログラムなどの演劇上演資料8万点、衣装・人形・書簡・原稿などの博物資料15万9000点、その他に貴重書や視聴覚資料など、約100万点におよぶ演劇に関連する膨大なコレクションを有する[3]。
所蔵図書等は長くコピー禁止であったが、鳥越文蔵館長時代の1990年代からコピー可能になった。『演芸画報』『テアトロ』『歌劇』などの演劇雑誌が閲覧室に開架で置かれている。
建物の設計者は今井兼次で、16世紀に存在したイギリスの劇場「フォーチュン座」を模して設計されている。1987年(昭和62年)には、新宿区有形文化財にも指定されている。
近年は2002年より21世紀COEプログラム、グローバルCOEプログラムなどの研究拠点にも選ばれ、演劇研究センターとして国際的にも注目を集めている。研究成果を発表する媒体として『演劇研究』(演劇博物館紀要)が1965年より刊行されている。2009年(平成21年)度より、共同利用・共同研究拠点に指定されている。
博物館の正面横(建物むかって左)には「講義中の逍遙」と題した長谷川栄作による逍遙の銅像がある。その右手と握手をすると「早稲田大学に合格する」「語学の成績が上がる」という言い伝えがあり、受験シーズンには握手をするために受験生が列を作ることで知られている[4][5]。