そらち旅日記 Vol.2

北海道空知総合振興局の職員が集めた旬の情報を、そらちの風に乗せてお届けします。

「しらかば茶屋」で伝統の郷土料理「とりめし」を食らうの巻

2012年01月10日 | 空知の食
昨年6月7日のブログでご紹介した「中村のとりめし」、
美唄市中村地区に百年以上も伝わる郷土料理を農家の主婦達により結成された
「郷里の味 なかむらえぷろん倶楽部」が商品化、JAびばいのAコープや
アンテナショップPiPaで販売しているほか、炊きたてを釜ごと宅配する「釜宅」、
とりめしの素とお米がセットになった「炊き込みセット」の販売も行われています。

このほか、美唄市内の飲食店などでは、
独自の味付けを追求し定番メニューとして故郷の味を伝え続けています。
「和風ドライブイン しらかば茶屋」もその一つ、1970(昭和45)年にオープンし、
いち早くとりめしをメニューに載せた飲食店として、道内各地からファンが訪れる人気店です。
美唄市茶志内町3区の国道12号線沿いにあり、こんな味のある看板が目印、
昨年11月に立て替えたばかりとあって店内はとてもきれいです。






メニューは、とりめしがメイン、単品のほか、定食や麺類とのセットもあります。




このお店のとりめしは上品な薄味、
約5時間かけてとった鶏ガラスープに秘伝の味付けを施したつゆで、
美唄産「ほしのゆめ」をふっくらと炊きあげ、鶏肉と極細に切った玉ねぎを混ぜ合わせます。
具にはモツ部分は使わないのがこちらの流儀、モツが苦手という方でもOKです。




こちらは定番のとりめし定食、とりめしにサラダ、
冷や奴、漬け物、お味噌汁がついています。
絶妙な炊き加減で程よい粘りのご飯にほんのり甘い味が相まって、どんどん食が進みます!




鍋焼きうどんとのセット、寒いこの時期には最強の組み合わせですね。
フゥーフゥー、身も心もポッカポカです。猫舌の人はくれぐれも気をつけてください。




ほかにも、そばやラーメンとのセットなど、どれもボリューム満点。




テイクアウト用の「とりめし弁当」もあるようです。
夜になるととりめしが完売することもありますので、早目の時間がおすすめですよ。 

美唄名物とりめし、そういえば、昨年の10月に札幌駅のどさんこプラザで
開催された「空知フェア」には、同じく12号線沿いにある「手打ちそば 匠庵」から
「そば屋のとりめし」が出展されていましたね。



次回はこちらにもチャレンジしてみたいと思います。


和風ドライブイン しらかば茶屋
美唄市茶志内町日東入口 
TEL 0126-65-2768
11:00~20:00 
第1・3火曜定休
http://www.bibai.net/sirakaba/

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