空を眺めながら

日々の記録、そして娘への連絡用
そしてストレス発散も(^_-)-☆

お施餓鬼

2012-08-17 | 日記

先月義母の新盆を済ませました
今月もお施餓鬼という行事の為にお寺に行く事になっていました
今までは義父が行っていたのですが、昨年は義母の事ですっかり忘れてしまっていました
今年は忘れないようにと!準備をして昨日行ってきました

自分がしなくてはいけないと思うと義父はそれが気になって行動を起こしてしまいます
お施餓鬼も夫が代わりに行くと言っても万が一ひとりで出かけないとも限りません
今月初め甥が亡くなった時もひとりで出かけて行き、帰れなくなってしまいましたから

今回は夫が一緒に行くと言っていたのですが何しろこの猛暑
90歳を過ぎた義父にとっては「危険」な暑さです
何もこんなに暑い8月のど真ん中にしなくても!と思いますが、
もちろんそんな勝手な都合で日にちを変えられるものではありませんね

そこで私が提案しました
「お父さんと一緒に行ってお父さんはお墓参りだけして私と一緒に帰ったら?
あとはあなたがお父さんの代理で参加すればいいんじゃないの?
一昨日行った時に墓苑の事務所の方もお父さんのこと心配してくたのよ」
夫は「それがいいなぁ」と言い、早速義父に聞いてみました

義父がどうしても自分で出たいのかと思っていたのですが、
「それがいいなぁ」とあっさり賛成したみたいです

よかったぁ~
いくら山のお寺といってもそれほど涼しい訳ではありません
大勢の人が詰めかけて、この暑さの中で義父が倒れたらどうしようと心配でした

義父はただ車で行って、お墓参りをして帰ってきただけで
「ちょっと疲れたから横になろうかなと言って、即熟睡してしまいました」
連れて帰って本当に良かった

案の定、夫は汗びっしょりで帰宅
こちらもシャワーを浴びたら速攻で熟睡でした

暑い中、みなさんお疲れ様でした

【施餓鬼とは】

お釈迦様の弟子である阿難尊者が森の中で座禅をしていると、真夜中に突然餓鬼が現れました。
その餓鬼は口から火を吐きながらこう言いました。
『三日後、汝の命はなくなり、我と同じ餓鬼道に落ちることであろう』

驚いた阿難はすぐさまお釈迦様に相談しました。

『観音菩薩から授かった真言(お経の一種)を七回唱え、一心に祈れば少量の食べ物が沢山になる。
これを無数の餓鬼に施し、空腹を満たさせなさい。
こ うして供養すれば多くの餓鬼が苦身を逃れ天上に生まれかわれよう。
また、その施主は寿命が延び、仏の道を悟る近道にもなるのだよ』

阿難尊者はそのお言葉通り、早速供養を行いました。


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