songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

延期(故・高田渡さんへの敬愛をこめて)

2020-03-24 02:59:20 | 音楽
延期(故・高田渡さんへの敬愛をこめて)


…まあ、今のご時世、こんなことやっていると不謹慎としか思われないのでしょうけどね。

高田渡さん。私と同じ岐阜県生まれの方ですが、いろいろあって、あまり岐阜県時代のことは語りたくなさそうだったお伺いしております。
独特の歌い方が、フォークギターに非常に合っていて、いい味を出しておられました。
この元ネタ「値上げ」は、私が学生時代、この高田さんをリスペクトしていらっしゃる方(アマチュア)のライブで、初めて聞きました。
30年以上前の話です。すごく面白かった、という印象でした。

私のイメージの中で、日本のフォークイコール高田渡、という印象があります。「生活の柄」など、あの時代のフォークが求めていた世界観を全て表した完璧な1曲だと思っております。



50年たっても、上に立つお方々は、全く同じことしか言っていないんだ、ということを痛感させられ、歌わずにはいられませんでした。
私、先月の初めにひどい風邪をひきまして、猛烈に喉をつぶしてしまいました。
2か月近くたっても完治はしておりません。年齢も年齢だし、もしかしたら…と、とても悲観的になっているところもあります、が、歌いました。
この原曲「値上げ」は高田さんの詞ではないのですが、実に見事に世をうがった良いスパイス、しかも重苦しくなく、押しつけがましくない。
若い世代にぜひ知ってもらいたい曲です。