熱き専門学校理事長の仕事

「日本一学生を幸せに出来る専門学校を創る」という夢に向かって奮闘する経営者のひとり言

これも学び。海外ではいつも地下鉄に乗って広告を見る。

2007年11月28日 08時06分24秒 | 仕事日記
寒いソウルから熱い想いを抱いて帰国。

(といっても、土曜日には帰ったが。)

現地でついでに入れた仕事もすべてうまくいった。

経営者の合宿もとても有意義だった。

すごい企業を2社訪問し、そのビジョン、戦略に感動する。

会食の場でも、仲間たちと経営談義。

先輩経営者からは、またまた、なるほど!と考えさせられたり、励まされたり、

反省させられたり、と貴重なアドバイスもいただいた。

そのすべてに感謝

、、、

食事会の時、あるメンバーから、ふと、

「先輩、なんで韓国で地下鉄良く乗るんですか?タクシーこんなに安いのに。」

と言われた。

もちろん、タクシーも結構乗る。

(ソウルは公共交通機関が東京ほどは発達していないため、電車よりもタクシーの

方が便利な場合も多い。)

、、、

地下鉄を好んで乗る理由は三つ。

1.時間が読める。

 特にソウルの渋滞は尋常じゃない。
 東京の比じゃないと思う。
 小生、遅刻するのが大きらい。
 地下鉄なら時間は読める。

2.歩くのが嫌いじゃない。
 
 地下鉄を使うと、当然タクシーよりは良く歩くことになる。
 小生、東京でもそうだが、天気さえ良ければ歩くのはきらいじゃない。
 特に海外では良く歩く。
 車の中からは見る事が出来ない現地の素敵な表情に出会えることも多い。
 歩くことによってしか、見られない喧騒も肌で感じることが出来る。
 地下鉄も乗ってみると様々な人の表情や姿と出会える。
 これはとっても面白い。

3.看板や広告物。

 仕事柄、車額広告や看板を見るのが好きだ。
 同じ企業でも、その国によって広告の打ち出し方は異なる。
 これが日本との国民性や土壌の違いを考える上で面白いのだ。

 ※上の写真は羽田空港で撮ったもの。
  こんな感じで気に入ったり、面白いと思った広告を結構撮る。
  ちなみに、この広告は小生が大好きな韓国サッカー界を代表する
  ホン・ミョンボが出ていたから。

で、今回の広告。

地下鉄のホームで見た、キヤノンの広告。

この広告、三つに分かれて表現されていた。



意味は、「白と黒だけがいつも強いわけではない」

で、白黒に対抗するカラーということでこうなり、↓



で、最後にはこうなる。 ↓



「キヤノンカラーで勝利をつかめ!」と書いてある。

この看板が一つになっているのではなく、三つに分かれている。

(視線が左上、右上、真ん中と移るように配置されていた。)

なんともわかりやすくて、韓国らしくて、面白い。

一人で面白がって、周囲の目も気にせず、携帯で撮った。

、、、

これも一つの学び。

こんな感じでいつも楽しんでいる。

例えば、去年は地下鉄の車両の中で、こんな広告も見た。↓



これ、国の保安に関する掲示。

日本ではまず見られないと思う。

詳しくは、

2006年4月21日の日記「韓国訪問紀 似ていて大分違う国状」を参照。

、、、

海外に出たらタクシーしか乗らないなんて方もたまには地下鉄やバスに乗って、

その国独特の空気を観察されると新しい発見があるかもしれません。

お奨めです


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (インディ)
2007-11-28 20:12:53
僕も賛成です。

街に存在する広告には絶え間ない“旬”が続いており
町には定番と流行すたりが反映してる。
ローカルに向かう程に、過去や歴史が刷り込まれている。

ウォッチャーとしては
どれも捨てがたい、デザイン物の宝庫ですね。
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Unknown (大将☆)
2007-11-28 22:13:17
韓国って、いっでも戦争を始めれる国なんですね。
デザイン的なものの発想は似ていても、中身は別次元なんですね。
しかも歴史が反映されているのですね。
読んでいて考えさせられました。
なんでもそうですけど、目的地に辿り着くまでの過程が楽しいんですよね~人生に似て^^
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インディさん、私もウォッチャーを続けます(^^)。 (song20)
2007-11-30 08:26:36
インディさん、コメントありがとうございます。

>街に存在する広告には絶え間ない“旬”が続いており
>町には定番と流行すたりが反映してる。
>ローカルに向かう程に、過去や歴史が刷り込まれている。

まさに絶え間ない「旬」ですね。
へえーと感じたり、ちょっと?だったり、まったく?だったりと本当に見ているだけでも面白いです。

>ウォッチャーとしては
>どれも捨てがたい、デザイン物の宝庫ですね。

まさにそうですね。
その宝の山から何をつかみとるか。
デザインを専門に学んではいませんが、そういう目を養っていこうと思います。

ありがとうございました
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大将☆さん、ありがとうございます(^^) (song20)
2007-11-30 08:29:56
大将☆さん、ありがとうございます。

>韓国って、いっでも戦争を始めれる国なんですね。
>デザイン的なものの発想は似ていても、中身は別次元なん>ですね。
>しかも歴史が反映されているのですね。
>読んでいて考えさせられました。

まさにその通りです。
残念ながら日本のすぐ隣でまだ戦争が終わっていない国があるんですね。
(南北コリアは停戦ではなく、いまだ休戦に過ぎません)
日本と変わらぬ平和を感じつつ、こういった広告を見るとやはりドキッとし、胸が痛みます。

これからも、自分にその才能がない分、本質を見極める目を養っていきたいと思います

ありがとうございました

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