図書館へ行こう!

 本は私の人生の友・・・

『ジャパンタウン』

2023年07月21日 | 

著者 バリー・ランセット   訳者 白石 朗

 

サンフランシスコで古美術商と私立探偵を営むジム・ブローディのもとに、

市警の友人から一本の電話が入る。

ジャパンタウンというショッピングモールで日本人一家五人が惨殺される事件が起き、

日本で生まれ育ち、日本の事情に詳しいブローディに助言を求めたのだ。

現場には、謎の漢字一文字が記された血まみれの紙片が残されていた。

その漢字は、四年前 妻が住宅火災で亡くなった現場にあったものと同じだった。

今回の事件は妻の死と関係があるのだろうか?

漢字の謎を追っていくうちに、娘が事件に巻き込まれてしまう。

愛する娘を救うべく、ブローディは強大な日本の秘密組織に立ち向かっていくが、

そこには驚愕の真相が……。

 

講談社インターナショナルで25年間、多くのテーマに関する本の編集をされた著者は、

日本のことに詳しく、日本国内の描写も違和感なく読めました。

超長編で、読むのに数日を要しましたが、ワクワクハラハラしながら楽しめました~

 

この記事についてブログを書く
« 今年初めてのセミ | トップ | 映画『ミッション:インポッシ... »