今さらここに書くまでもないことでしょうが、四季の公式サイトに「京都劇場での公演活動について」という記事が掲載されました。
関西エリアの友人達から、京都劇場の動向が気になるという話を聞いたのは、意外と記憶を遡ります。
と同時に思い出されるのが、福岡シティ劇場のこと。
現在はキャナルシティ劇場となり、サウンド・オブ・ミュージックが上演されているものの、継続的に公演が行われていた頃と同様に集客は上向いているとは言えない状況です。
ここの場合、劇場開設時に向こう10年間独占的な利用を呈示されたこともあって、また九州というロケーション的な要素も含めて継続的な公演が実現していたことでしょう。
これに対して、福岡シティ劇場と同様に10年間、京都劇場はJR京都駅に併設された駅ビル内の施設を継続的に利用してきたものだと認識しています。
こちらは、専用劇場ではないため、アクセスの至便なロケーションからも、四季の独占的な利用に継続するために超えねばならない問題が出てきたことと思います。
私が京都劇場を利用したのは、数えるほど。
駅に直結しているためアクセスが良く、大阪四季劇場とのマチソワが出来て便利だと感じていました。
反面、ロビーは薄暗いイメージで、客席も快適とは言えないものでした。
それでも、やはりエリアの利用者にとっては多くの演目に触れてきた場所であり、この劇場でミュージカルやストプレに初めて触れた方も少なくはないと思います。
今後も公演数は減るものの、京都劇場での公演が行われることは、エリアの方々にとって希望の灯りとなったのではないかと思います。
これからの動きが、改めて気になります。