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私と家族と脳腫瘍G4の姉と

10月4日(土) 先生とお話 ~告知

2009-02-13 | 病気の話 
手術から1週間が経ち、理ちゃんの容態もすっかり落ち着き
我々家族もちょっと気持ちに余裕が出来てきました。
この日はお昼前に私が一人で病院を訪れたのですが、病室に行っても姉がいない
探すと、なんと談話室で、置いてある漫画を読んでいるのでした・・・
しかも昨日、抜糸がすんで今日包帯が取れたらしく、
帽子を初めてかぶっていたんですが、
何やら面白いかぶり方をしており、、、噴き出してしまいました
でも良かったね。ここまで回復するなんて

そしてしばらく談話室に一緒にいると看護士さんがいらっしゃって
「先生からお話があるんだけど、お母さんはいる~?」と。
母は今日は長い看病から解放してあげて1日お休みだったんですが、急遽連絡
母到着後、先生と別室にてお話をしました。

私は本当は姉には聞いて欲しくなかったんだけど、先生が「理さんもおいで~」と手招き。
「はぁーい」と理ちゃん。
ドキドキ。どうするんだろう。何話をするんだろう。
あー、先生に事前に「言わないで」と言えばよかった!
「でも、今日そんな話をするなんて思っていなかったからー、あー!」と母と私は混乱。
そんな気持ちも先生、露知らず。今ってこんな感じなの?
あ、でも母のガンの時も、母一人で告知されてたよな・・・

先生は言葉を選んで病名の告知を致しました。
そして悪性の度合いについては「とーってもタチが悪いもの」と言ってました。
それから今後の治療方針についても分かりやすくゆっくりとお話をしてくれました。

姉は大丈夫だろうか??
どうだろうか??
私が動揺してはいけない・・・ チラッと見ると
「その治療は痛いですか?」と笑顔で聞いていました。

これはどうなんだろう?理解しているんだろうか?
深刻に受け止めていない様子。
それとも母が二回もガンを経験してきているから「大丈夫!」と思っているのか。
でも、とにかく無事に終了。ホッ

多分・・・ですが、手術の影響で大分、思考力は麻痺していたと思います。
しかしこの病気後ちょっと性格が変わったように思います。
以前までは内にこもってしまうタイプだったのが、
思った事を全部口にするようになり、すごく明るくなりました
母にあんまり甘えない人だったんですが、(30過ぎだから当たり前か!)
今では「子供かい!(笑)」って言うくらい甘えているんです。
 今現在も変わらず・・・
でもこの姉の様子に周りの人間は本当に救われています。

脳腫瘍について色々調べると「性格変化」という記述があり、
そのほとんどが「凶暴化になる」と書いてあったのですが、
姉の場合はその真逆なんですね。いい事ですが
先生にも伺うと
「医学書に書いてあるものが全てじゃないからね!分からない事がたくさんあるよ。」
とおっしゃっていました。
そう聞くと、ますます、「余命」なんて関係ないんじゃないか!と奮い立ってくるのでした



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