群馬県にある「富岡製糸場」が世界遺産に登録されたのは昨年6月のこと。
そろそろ混雑も落ち着いてきたかなと思ったので行ってみました
世界遺産 富岡製糸場
我が家からは車で約1時間半
こんなに近かったなんて意外でした。
土曜日だったのですがお天気もグズグズしていたせいか道路も駐車場周辺も全く混雑なくすんなり入場できましたよ。
入場料は大人1000円
中に入ってさらに200円払うとガイドツアーに参加できます。
パンフもらって自分で回ってもきっとよく理解できないと思いガイドツアーに参加
案の定、この方法で正解でした。
ガイドツアーは30分ごとに開催されているので行かれる方は是非是非お勧めします。
東繭倉庫(重要文化財)
富岡製糸場は明治3年に建物が完成
明治5年に操業を開始したそうです。
建物は太い木の柱、梁で骨組みを作りその間をレンガで埋めてあります。
「木骨煉瓦造」というんだそうです。
フランス人の技術者によって設計、建設がすすめられたとのことですが、明治維新を迎えたばかりのこの時期にこんなに立派な建物が建てられたことは素晴らしいことです。
またこの建物は4年前の東日本大震災の際にもビクともしなかったとのこと。
145年も経ってるのにスゴイね~
繰糸場(そうしじょう) (重要文化財)
繭から生糸を取る作業が行われていた場所
操業当時はまだ電気がなかったので外の自然光を取り入れるために大きなガラス窓がありました。
場内には昭和40年代に設置されたという自動繰糸機が残されています。
NISSANの製品だそうですよ。
ブリュナ館(重要文化財)
指導者として雇われたフランス人のブリュナーさんが暮らしていた住居
どこか長崎のグラバー邸に似てますね。
富岡製糸場は維新後の日本の成長になくてはならなかった輸出品としての生糸の大量生産を可能とした重要な工場でした。
当初は政府が運営していましたが明治26年に民間会社に移行
三井財閥などいくつかの会社を経て最終的には片倉工業という会社の手に渡ります。
時代の流れとともに生糸産業はその役割を終え、昭和62年に操業停止
18年後に富岡市の管理となるまで年間1億円ともいわれる管理費や税金を片倉工業さんが負担し続けたそうです。
だからこそ世界遺産に登録されるまでの状態が保存できたということですね。
片倉さん、スゴイ!
そして昨年6月、世界遺産に登録
ガイドのおじさんが「最近は観光客が少なくなってきていますので、是非、ブログ等に書いて宣伝して下さい」とおっしゃっていたのでブログに書いてみました。
せっかく自国に世界遺産があるのだから皆さん、是非、機会があったら見学に行って下さいね。
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