終戦のエンペラー

観たのは随分前のことですが鑑賞した映画を記事にしていなかったので書いておきます。

映画の題名は　「終戦のエンペラー」　

	「終戦のエンペラー」オリジナル・サウンドトラック
	クリエーター情報なし
	rhythm zone

コンサートの時に中村さんに「観てね」と言われ「観ま～す」と言ったので観ない訳にはいかないですものね(笑)

この映画、日本人も出演してるんですがハリウッド映画なんですよ。
日本が無条件降伏をして、マッカーサー最高司令官のアメリカ軍が日本に乗り込んで来る、ここから映画ははじまります。
マッカーサーが主役かと思ったらそうではなくて、主役は戦犯裁判に昭和天皇をかけるべきかどうかの調査を任せられたボナー・フェラーズ准将という人
彼には戦前日本人の恋人がいて調査をしながら恋人の消息も探しています。

フェラーズ准将は日本人がいかに天皇に深い思いを抱いているかを知り、結局昭和天皇は裁判にかけず、天皇制も続けるべきだと考えマッカーサーに報告します。
そしてマッカーサーと昭和天皇の有名な写真が誕生したということ

この映画には日本人のキャスティングディレクターの奈良橋陽子さんという方がとても尽力されたとのこと。
奈良橋さんは映画で世界初、皇居敷地内で撮影を敢行したほか、希少な歴史写真を元に皇居の内部まで再現したそうです。
なんと彼女、劇中に登場する夏八木勲さん演じる関屋宮内次官の本物の孫なんだそうです。
確かにハリウッド映画にしては皇居がとてもリアルに再現されていました。

もっともフェラーズ准将の恋人が静岡にいたことから米軍は静岡を爆撃しなかったという話はどうなんでしょうね?

映画で天皇陛下をとりあげることは確かに日本映画ではまだタブーかもしれないのでハリウッド映画で良かったと思います。

なかなか見ごたえのある映画でした。
おすすめ！

中村さんの出番は少なかったですけどね、とても良かったですよ。