
家城巳代治(いえき・みよじ)監督の「姉妹」(昭和30年)を見た。
確か昔も見たような気がするが、ちょっとはっきりしない。
それはともかく、この映画に出ている中原ひとみさんが、ものすごく可愛らしい。
圭子と俊子という姉妹の日常と、それをとりまく社会状況を
スケッチ風に描いた映画だが、当時のさまざまな問題も描かれている。
決して明るいとはいえない映画なのに、それを魅力的にしているのが、
妹・俊子役を演じた中原さんのチャーミングさだろう。
親戚の若い巡査が家を訪れているのに、
「私、このごろ胸がかゆいの。だんだん腫れてくるみたい。」などという、とんでもない発言をする。
いつまでも子供なんだから、と言われるとむきになって、
「子供扱いするんだから。私、お姉ちゃんより胸だって大きくなりますよう、だ。」
セーターの下に手を入れて、胸をふくらませてそう言う。
周りがやきもきするような台詞を、無邪気に口にするその演技が愛嬌があってとても良い。
その瞬間をスケッチしてみました。
確か昔も見たような気がするが、ちょっとはっきりしない。
それはともかく、この映画に出ている中原ひとみさんが、ものすごく可愛らしい。
圭子と俊子という姉妹の日常と、それをとりまく社会状況を
スケッチ風に描いた映画だが、当時のさまざまな問題も描かれている。
決して明るいとはいえない映画なのに、それを魅力的にしているのが、
妹・俊子役を演じた中原さんのチャーミングさだろう。
親戚の若い巡査が家を訪れているのに、
「私、このごろ胸がかゆいの。だんだん腫れてくるみたい。」などという、とんでもない発言をする。
いつまでも子供なんだから、と言われるとむきになって、
「子供扱いするんだから。私、お姉ちゃんより胸だって大きくなりますよう、だ。」
セーターの下に手を入れて、胸をふくらませてそう言う。
周りがやきもきするような台詞を、無邪気に口にするその演技が愛嬌があってとても良い。
その瞬間をスケッチしてみました。