白鳥英美子さんと芥川澄夫さんのデュオ、トワ・エ・モワのヒット曲。
故郷での幼い初恋と、その相手が今どうしているのかと思いを馳せる姿を描いている。
曲調の清澄さ、歌詞の清潔さ、そして何よりもトワ・エ・モワのハーモニーの美しさ。
ふるさとの野山で、固く手を握りあっただけの淡い恋の想い出(小学校の中学年か高学年ぐらいでしょうか)。
その後の消息は分からない。昔ですから、検索とかSNSとかツイッターなんてものは無い。ただその人を偲ぶだけです。
でも手が届かないから純粋に思い続ける、ということはあるわけです。
その女の子が今はどこいいるだろうか、と思う。でも、詳しい情報を知りたい、というのではない。
その子が今幸せに暮らしているなら、それでいいのです。そんな時代の、そんな心を歌った歌です。