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スケッチ貯金箱

日々描いたマンガやスケッチ、似顔絵などを貯めていく貯金箱のようなブログ。

うたのイラスト(「雨の訪問者」のワルツ)

2009-09-15 23:50:49 | うたのイラスト
この曲は正式には「結婚のワルツ(Le Valse du Mariage)」というのだが、
この曲が使われた古いフランス映画「雨の訪問者」の主題歌レコードのB面に入っていた。
だから雨のイメージが私の中に焼き付いていて、
雨というとこの曲が脳裏に浮かぶのである。
演奏はフランシス・レイ(「白い恋人たち」などで有名な)で、
流麗なサウンドがいかにも雨の情景にふさわしい。
しかし「雨」というものはどうしてこれほど
音楽の主題に取り上げられるのだろう。
たとえば人と別れる時も
雨のシーンならずっと情緒が深まる、というふうに
何か人間の心の奥まで染み入ってくるものを
雨というものは持っているのではなかろうか。
というわけでイラストは
バス停でボーイフレンドと別れるときの少女、といった趣で。
さてこの曲もYoutubeで聴けます。
「雨の訪問者のワルツ」で検索すると出てきます。

イチロー選手のフォーム

2009-09-15 23:35:49 | スポーツ
大リーグで9年連続200本以上のヒットを打つという
偉業をなしとげたイチロー選手。
その数字もさることながら、
野球のスタイル、バッティングフォームの常識を
くつがえした点に私などは驚嘆する。
彼のフォームは少年野球でお手本にできる、といった類のフォームではない。
ふつうスポーツでは、
「より強く、より遠くへ」という意識が働いて、
言ってみれば陸上競技的な理想のフォームを求めるものだが、
彼のバッティングは、
「コンスタントに、数多くの投手からたくさんヒットを放つ」
という、まさに野球ならではの「確率的フォーム」とでもいう考えを
基本に持っているものである。
ボールも捌いてヒットにする。
ストライクもわざと詰まらせてヒットゾーンに落とす。
野手の真正面を避けたところに転がし、足でヒットにしてしまう。
これほど競技の特性に対応した「思想的なフォーム」というのは
ちょっとほかに考えられない。
一種革命的、といってもいいのではないか。
他のスポーツでもここまで考えてやれば
また新しい世界が開けるかもしれない。