週刊誌の特集で、有名な見返り美人の絵を、
壇蜜さんが実際にその振袖姿(『日本歴史図録』の説明によれば)に扮して再現している。
江戸初期の姿らしいが、こういう再現は面白い。
図録では観念的に姿は理解できるが、その服装の息遣いというか美学が伝わらない。
その点、このように再現されると、その実感がヴィヴィッドに感じられる。
こういう試みは、これからもやって欲しいな。
立ち姿のバランス。佇まいの美しさ。
壇蜜さんは日本舞踊の素養もある方だそうで、それもあって見事な再現である。
前から写した写真が出ていたので、それをスケッチした。いい立ち姿だ。