本日10月20日はリサイクルの日、新聞広告の日などいろいろな記念日になっているが、
日本にとって『神風が吹いた日』であったという。
1274年の今日、対馬、壱岐、肥前、松浦等を陥落させた元朝フビライの900艘にも及ぶ
大軍が博多湾に襲来した。突然の元寇に鎌倉幕府軍は大ピンチに立たされた。だがこの夜、
ふいに大嵐がきて、翌日敵船は跡形も無かったという。
さて、この出来事は真実だろうか?この日を太陽暦で換算してみると、現在の11月26日
にあたり、11月末に日本に台風が来たとは考えられないという。むしろ季節風が激しくな
る冬季を迎える前に、中国本国に引き揚げるという元軍としては予定通りの作戦ではなか
ったのかという説がある。実際に台風の直撃を受けて壊滅的なダメージを元軍が被るのは、
1281年の元寇である弘安の役であったと言われている。
そう考えてみると、本日は『神風が吹いた日』ではないということになる。神が私たち
に恩恵を与えてくれたのは、自分自身の内から湧き上がる情熱であると考えて、常日頃か
ら自分自身を磨く努力を続けていきたいものである。
【陸上部秋季新人県大会で活躍する生徒たち】
《2年リレーメンバー》
《2年男子200m決勝》
《1年男子1500m決勝》