6月16日(火)6時間目に相馬教生による国語科教育実習研究授業が1年生の教室で
行われた。江戸時代末期の京都を舞台にした小説「さんちき」を教材として、登場
人物の行動から、心情を読み取る授業を展開していた。この物語は、主な登場人物
は少なく、車大工に弟子入りをしている少年三吉が親方との会話を通して、車大工
としての誇りを深めていくという内容であった。物語の舞台が京都であったため、
関西弁で会話表現がなされていたが、実習生の大学が京都であったため実習生が関西
弁に慣れていたこともあり、リズミカルな音読みでテンポよく授業が進んでいた。
ワークシートを活用して作業をしながら授業を聞いていたので、生徒たちも前向きに
授業に臨むことができていた。国語の授業は考えた内容をしっかりとメモしていくこと
が基本であるので、主体的に授業に参加していくことが大切であると感じました。
【1年生の教室における授業の様子】