サラリーマン岩魚太郎(SIT)の日記

アウトドア中心のブログにするつもりが、いつの間にか「ひとりごと」の多いブログに・・・(^^;

渓流釣り(某川)・・・調査目的釣行(20180516)

2018-05-17 | 釣り・釣行記(イワナ)

5月16日(水)、1年ぶりの渓流釣行。(平日ではあったが、GW期間中に出勤した分の振替休日)

今年は、春の訪れが早かったので、そろそろ雪代の影響も無くなるころかなと思い、(同渓流へは)いつもより10日ぐらい早めの釣行を決めた。

実際のところ、まだ水量が多く、遡行し難い状況ではあったが、なんとか対応・・・あと1週間もすれば水量は落ち着くいてくると予想(今後の天候次第だが)

人工の建造物でぶっ壊された岩魚の生息域(とある区間だが)・・・釣行の度に釣果ゼロの記録更新が続いている。

そんな状況ではあるが、性懲りもなく今年も調査目的で出かけてみた。

 

AM3時03分に自宅出発し、AM4時ごろには現地に到着。

辺りは、まだ薄暗い。 天候は、風やや強し、晴れ、気温14℃。 微妙にヒンヤリ感はあるものの、動くには丁度良いかも。

釣りの支度を済ませてから、薄暗い山道を(熊にビビリながら)10~15分ぐらい徒歩移動

まずは、餌の川虫採取から・・・

ちょっと苦戦したが、20分ぐらい掛けてこのぐらい(撮影:AM4時40分)

稀にヒラタを使う事もあるが基本的にキンパクオンリー・・・黒いニョロニョロ系は怖くて使えない(摘まめない) 

まだ仕掛けが見え難い明るさだが(目の衰えは避けて通れないところ)、AM4時50分ごろから釣り開始。

アタリなし・・・ 魚も走らず・・・

良いポイントは続くのだが・・・やっぱり釣れない(懸案の区間は、今年もダメみたい)

またしても、釣果ゼロの記録を更新!?

このままハンドルネームと相反する(?)釣行記を投稿し続けて良いものか?

もともと魚影が濃い区間ではないが、もう少し上流部を目指せばイワナは間違いなく居るハズ。

いつもなら、あっさり諦めて引き返すところだが、せっかくの休暇なので(時間に余裕があるので)、もう少しだけ頑張って釣り上がってみることにした。 

だが、精神論だけでどうにかなるものではなく、過去に実績のあるポイントでも釣れないのだ。

釣れないのは当たり前の様な感じで、集中力が切れ始めたころ・・・水量が多くて見難い状況ではあったが、3mほど先の川底を岩魚が走った様に見えた。

加齢による視力の低下が影響し確実に「走った!」と言いきれないこの辛さ・・・わかってもらえるかな~

あ~あ、 スカートの中まで透けて見えた、あのころが懐かしい・・・・・・

 

とうとうゼロの記録更新が途絶える瞬間がやって来た!

水量が多くて流れもキツイが、若干淀みのある部分でアタリを待っていると(岩魚は点で釣る)、クンクンと手元にアタリが伝わって来た。

お、お~~~ 久々のこの感触!

▲マムシじゃないよ、岩魚だよ!・・・岩魚の背中の模様って気持ち悪いと思うのは私だけ?

▲絶妙の針掛かり・・・呑みこませないのが名人の証(掛りが浅くちょっとヤバかったかも?

▲久々の岩魚ちゃんとの御対面・・・20cm足らずと小ぶりだが、お腹が黄色い可愛いメス岩魚

「沢山の子孫を残してくれよ!」と祈りながらリリース

調査目的の区間外ではあったが、距離的に極端に離れている訳ではないので、これにて懸案のミッションは終了ということにした。(もう少し時間はかかるだろうが、魚影が確認出来ない区間でも何れ岩魚が復活することであろう)

せっかくなので、もう少しだけ釣り上がってみた。

かなり荒削りな釣りをした影響もあり、2匹目の岩魚ちゃんとの対面は果たせないまま、AM7時半に釣り終了とした。

当日は、水温と水量との関連性もあるかもしれないが、活性はあまり高くないと見た。

(解禁当初からの先行者により、確実に間引かれているハズなので、このあたりの影響も否めないが)

 

この後は、写真撮影と山菜を採取しながら引き返すことに。

▲グリーンが映える

▲水はメチャクチャ綺麗!

▲なんじゃこりゃ? カメムシ? クモ?

▲タニウツギ・・・咲き始めたところ(満開になったころが岩魚釣りの盛期かなと)

たぶん、これにて今シーズンの岩魚釣りは終了・・・かな

心臓に爆弾を抱えている身なので、あまりActiveな行動は出来ないが、次は、シロギスか鮎釣りを・・・予定?

船に乗ってカレイも狙いたいところだが、前述したように爆弾を抱えている身なので、遊漁船への乗船を控えていいるのが実情。


渓流釣り(某川)・・・調査目的釣行(20170530)

2017-05-31 | 釣り・釣行記(イワナ)

5月30日(火)の早朝、1年ぶりの渓流釣行。

雪代の影響が無くなった頃を見計らって出かけてみたが・・・

とある区間、コンクリートの壁を造られたことで、岩魚の生息域がぶっ壊された。

1年前と3年前に行った調査では、岩魚の復活は確認出来なかったが、果たして岩魚は復活しているだろうか?

 

AM3時10分に自宅出発し、AM4時ごろには現地に到着。

天候は、弱い風、晴れ、気温11℃。 ちょっとヒンヤリ感はあるものの、遡行するには支障の無いレベル。

釣行をサボってばかりいるせいか、支度に手間取ります

仕上げに虫よけスプレーを吹きかけて出発!

川に降り立ったのがAM4時10分ごろだろうか?

日の出はまだだが、結構明るい。(早いもので3週間後には夏至を迎える)

心臓の誤作動リスクを考慮し、難易度が低めの区間を選択しているが、お守り代わりの薬は持参。

どうして、そこまでして行くのかな? 妻には何かあっても迎えには行けないと念を押された・・・

腱鞘炎が治りきってないので、今回は、テンカラ釣りではなく餌釣り。

なもんで、はじめに川虫捕りから開始。

時期的な問題なのか、虫が少なめ&小さめ。

走る魚もいないしで、なんか嫌な予感。(いや、予想通りかな)

ここで、熊鈴を忘れたことに気付く

車の中に置き忘れ・・・

でも、引き返すのが面倒だったので、熊鈴無しで行動することに

川虫は、キンパクとヒラタを適当に確保。

さあ、釣り開始!

時間も限られているので、丹念にポイントを探ることはせず、基本的には荒削りな釣り。

どこも無反応・・・ 魚も走らない・・・ やっぱダメか・・・

入渓者の足跡もほとんど無し・・・ つまりは釣れないことを意味するわけで・・・

マジで魚の気配を感じない・・・

ここまでは、コンクリートの壁の下流域・・・岩魚の復活確認出来ず

 

気を取り直して、コンクリートの壁の上流域へ移動。

大きな岩がゴロゴロした場所が多く、私好みのロケーションだが・・・

居ても良さそうなものだが、反応が無い・・・なんだか、ダメっぽい感じがする。

魚が一匹も走らない・・・またしても、ダメなのか?

場所は、良いんだけどな~~~

時計を見たらAM5時50分。

残念だが、後の予定(仕事に行く都合)もあるので釣りは止め!

山菜採りながら戻ることにした。

結局、釣果はゼロ&走る魚すら確認出来ず・・・三度目の正直とはならず。

更に上流部を目指せば、何れ岩魚も確認出来る様にはなるとは思うが、体調面も考慮せねばならず、これ以上の無理は出来ない。

タニウツギがちょうど見ごろ・・・岩魚釣りには最適な時期なんだけどね~

 

当日、採取してきた山菜(少しばかりだが)

▼フキ・・・茹でて皮をむき、更に水に浸してアク抜き中。(後日、炒めものと煮物にでも)


大した本数ではないものの、むいた皮の量がハンパなく多い様な・・・

▼タラノメとウド・・・ともに脇芽(柔らかい部分)を、ちょこっとばかし摘んできた


天ぷらにして食べた・・・家族皆でちょっとツマムぐらいが丁度良い!


渓流釣り(某川)・・・空振り釣行?(20160519)

2016-05-19 | 釣り・釣行記(イワナ)

■はじめに・・・

タイトルと釣果は、リンクしている可能性あり!

よって、勘の良い人は読まずにスルーすることを勧める

 

■本題・・・

5月19日(木)の早朝、2年ぶりの渓流釣行。

心臓の誤作動リスクを考慮し、源流釣り師レベルではお散歩コースを選択。

薬持参で(SIT好みの)岩がゴロゴロしたフィールドへ!

カテゴリー的にはイワナ釣り・・・がしかし、真の目的は岩魚の生息調査と山菜(フキ)採り

私の練習場だったこのエリアには、数年前(?)に新しい砂防ダムが完成した。

この砂防ダムの工事が始まったころから、岩魚のフィールドが壊れ始めた。

一昨年も調査目的で行ったが、その時は釣果ゼロ・・・

「今年こそ岩魚が復活しているだろうか?」と、一縷の望みをかけて行ってはみたが・・・

 

AM4時15分ごろには車止めに到着。

天候は、無風・快晴と絶好の釣り日和と言いたいところだが、気温が6℃と吐く息が少々白くなるぐらいひんやり

準備を済ませ、川までそこそこ歩いて、川に降り立ったのがAM4時45分ごろだろうか?

日の出はまだだが、この時点で結構明るい。

今冬は、雪が少なかった影響もあり、雪代はだいぶ前に治まっていた感じ。

川の状況としては、テンカラ釣りには「◎」だが、だいぶ気温が低いので条件的には厳しそう。

テンカラ竿しか持ってこなかったので、ちょっと失敗した感が・・・仕方ないけどなんとかなる!?

▲8年ぐらい前(?)に、バイス無しで巻いた毛バリ・・・今は老眼が進んでいるので当時と同じ要領では巻けないかも?

釣り開始・・・・でも、やっぱりおかしい!!

肝心の岩魚がさっぱり走らないのだ。

気温が低いとはいえ、状況からしてチビ岩魚が走っても良い様なものだが・・・

やはり、魚が復活出来てないのかな?

釣果指数はゼロっぽいが、とりあえず、素振りの練習をしながら遡行を続けてみることに・・・

▲タニウツギ

▲快晴

▲綺麗な水

自然のアート発見!(3連発?)

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

▲アート1: モーグル(スキー)の様?

▲アート2: スキージャンプスタイルのど根性の木・・・この木何の木? ナラ系?

▲アート3: 大泣き岩・・・名付け親:SIT

ボブサップの様なハゲオヤジが大泣きしている様に見えるのだが・・・

 

時間ばかりが過ぎて行く・・・

 ・・・・・

 ・・・

▲朝日がまぶしい・・・既にAM6時20分を過ぎていた

コンディション的には、気温が上がり出すこれからが良いのだが、タイムリミットを迎えたのでここで終了。

あとは、山菜(お目当てのフキ)を採取しながら戻るだけ。

ウドやタラノメもあちこちに生えてたが、採らずにスルー

▲GW期間中ぐらいに1番芽が欠かれてしまった模様。(2番芽以降の脇芽を根こそぎ欠いちゃうと可哀想なので採取はしない)

伸び過ぎてても、柔らかい若芽の部分をチョイスして天ぷらにすると美味いんだけどね。

車止めに戻ったのは、AM6時50分。(本当は、6時半ごろには戻りたかったが)

えっと~~~ 肝心の岩魚の画像は・・・無し

岩魚の復活は確認できず・・・生息数がゼロではないかもしれないが壊滅的な状況の様に思える

ちなみに、SITも完全復活とはならず・・・

次回は、ちゃんと岩魚が釣れるところに行く予定!!

次回とは・・・いったい何時の事? そこが問題

 

■プチフキクッキング?

当日採取したフキは・・・帰宅後、すぐに下ごしらえを済ませた。

 

水洗い(汚れを落とす)→鍋でゆでる→皮をむく(先に茹でてからの方が指先が黒くなりにくい)→冷水に浸けて冷蔵庫で寝かす

手間のかかる作業だ

ここまでやってから、仕事に!

 ・・・・・

 ・・・

当日の晩は、(仕事を終えて帰宅後に)ちょっと頑張って煮物に、翌日の晩は炒めものに。

 

煮物は、タケノコが欲しかったな・・・

炒めものは、ごま油と薄口しょうゆでシンプルに(味に微妙なアクセントを付ける目的で豚脂も使って炒めている)


渓流釣り(県外某川)・・・梅雨入り直後プチツアー20140609

2014-06-10 | 釣り・釣行記(イワナ)

6月9日(月)、休暇を取って、年に1度だけ開催される(?)渓酔会恒例の(?)渓流プチツアーへ!!

※今回の釣行が、2014年の初釣りだった

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▲標高1000m地点の渓は、既に緑濃く・・・岩魚釣りの盛期を迎えていた

 

今年の東北地方の梅雨入りは、南部が6月5日、北部が翌日の6日(ごろと見られる)。

梅雨入り前の時点では、「(6月は)空梅雨の傾向も!?」 なんていう情報も流れていたが、これが、とんでもない大ウソ!(どこの局の番組だったっけかな?

実際に6月に入ってからは、全国的に(?)天候不順で、あちこちで記録的な大雨も!

そんな状況下、一抹の不安を抱えながらではあったが、2014年のプチツアーは、なんとか無事に成立と相成った。

※最新の気象情報は、出発直前までこまめにチェック・・・決して無謀な行動だけはしない

 

メンバーは、TM不名誉会長(以降、TMF会長と称す・・・小室ファミリーみたい?)とT師匠と私の計3名。

本当は、W会長も参加するハズだったが、諸事情を理由に2週間前に不参加表明

途中、T師匠の車に乗り換えて、小雨が降る中、ひたすら林道を走行。

入渓地点に到着したのがAM7時を少しまわったころ。

準備をしようと車の外に出た途端、急に小雨→中雨程度に雨が強まった!

誰だ~ 雨男は~~~

合羽を着用しての釣りは嫌だが、致し方なし

「ウェーディングシューズ+ウォーターソックス+スパッツ」の組み合わせと「ウェーダー」の両方を用意して行ったが、藪こぎする場面を想定した場合、変に濡れたり汚れたりするのを嫌って、今回は後者のウェーダーを履いて遡行することにした

ウェーダーは濡れなくて快適だが、やっぱ源流部は歩きにくいね

 

川に降り立ったのが、AM7時半ごろ?

川は、雨の影響からか、若干増水気味の様にも見受けられたが、遡行に支障をきたす水量ではない。(濁りもほとんど無い)

TMF会長とT師匠は、テンカラ釣り。

一番若い私は、若者らしからぬ(?)餌釣り

まずは、餌となる川虫の採取から。(その間、他のお二方は、テンカララインのセッティング中)

餌は、カワゲラ(キンパク)しか使わない。

トビケラは、ニョロニョロ系や毛虫に見えるので、絶対に無理~(触れない

 

最初に釣り始めたのが、TMF会長。

もともとフライ中心でやっていたハズが、いつのまにかテンカラに逆戻り(?)

(実は、私が持っているテンカラ竿は、数年前にTMF会長から譲り受けたものなのである

同じ所で、しばらく粘っている様だったが、(岩魚が)出る様子無し。

普通なら、さっさと諦めて先に進んじゃうところでも、粘り続けるあたりは真の東北魂とも言える!?

と思っていたら、出しちゃったね! 岩魚を!!(サイズは、20cm弱ってところ)

この日のファーストHitは、TMF会長であった!(正に粘り勝ち

残念ながら、この時ばかりは、雨でデジカメを出す気にもなれず、証拠の写真は無し

 

TMF会長が釣りあげたのを見届けてから、私も釣り開始。

セオリー通りのポイントに餌を投入・・・

間もなく、竿先を通じて手元に「クンクン」というアタリが伝わってくる。

ここだというタイミングで軽くアワセに入る。

「グングン」といった感じの重みが手元に伝わり・・・まあ、普通に岩魚が掛ったってこと

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▲15cm以上、18cm未満の小型の岩魚ちゃん・・・(撮影:AM7時47分)

小雨が降る中、自分が釣りあげた岩魚だけは、ちゃっかりと記念撮影(帽子のツバを傘代わりにして)

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▲小雨が降る中、釣り難い様子(?)

釣りあげている様子だが、詳細は不明

少し移動して、私には、2匹目が・・・

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▲お腹が柿色の岩魚ちゃん・・・またしても18cm足らず(撮影:AM8時2分)

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▲T師匠、チビ岩魚おめでとう!・・・自分の息子とどっちが大きい?(撮影:AM8時2分)

光量が足りないと、写りが悪い(安物デジカメの宿命

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▲テンカラの2人を先行させて・・・餌釣りの私は、後方からテンカラでは狙い難そうなところを拾い釣り(?)

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▲川虫を採取中に・・・サンショウウオも

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▲3匹目・・・18cmぐらいのチビ岩魚(撮影:AM8時20分)

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▲4匹目・・・18cmぐらいのチビ岩魚(撮影:AM8時25分)

釣れるのだが、小型ばかり・・・でも、もともと沢山釣る気は無いので、そろそろ飽きてきた感じ

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▲T師匠・・・雨の中、やり難そう

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▲TMF会長・・・雨にも負けず、歳にも負けず

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▲5匹目・・・20cmぐらいの岩魚(撮影:AM9時13分)

この後、6匹目を釣ったが、18cmにも満たないチビ岩魚だったので、写真撮影中止

※この時点で、TMF会長とT師匠の釣果は不明だが、おそらく、私以上に釣っていたと思われる(バラシも多い様だが

ただ、サイズがイマイチ。

先に入った釣り人に、良型を持ち帰られた可能性も!

去年は、この区間を釣り上がった2人組みの年配者が、ビク一杯にキープしていたのを見たからね(いわゆる、根こそぎくん)

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▲やがて、最初の雪渓が現れた・・・

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▲T師匠から休憩の合図があったので、ここらで一休み・・・(撮影:AM9時37分)

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▲休憩を利用して、ちょっと雪渓観察・・・塊としては小さいが、雪には変わりなく、硬く冷たい

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▲よく見ると、冷たい雪の上に、わずかな土砂に紛れて植物の芽が伸び始めていた。

ヨシの部類だろうか?

それにしても、凄い生命力! 人間なら、間違いなく凍死する

 

この日は、小型の岩魚ばかりだったが、数的には満足したので、この後の釣りは、もうどうでもよいかなって感じ。

とりあえず、変化を求めて餌釣りからテンカラ釣りに切り替えてみるのだが・・・

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▲TMF会長とT師匠・・・岩魚を誘い出そうと、なにやら「ああでもない・こうでもない」と言っているのかな?

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▲テンカラ竿を繰り返し振り込むも・・・反応なし(撮影:AM10時10分)

私が、テンカラ釣りに切り替えてからは、全員全く釣れなくなってしまった。

たま~に川底を泳いでいる岩魚の姿は確認できるが、先ほどまでの好釣果が嘘の様。

なぜ?

頭上の木の葉っぱから滴り落ちる大粒の水滴がいけないのか?

雨で、雪解け水が入って、水温が低下したとか?

う~ん、せめて太陽光があれば、もう少し状況が変わりそうな感じはするのだが・・・

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▲コケの生えた岩から伸びる野草と葉っぱの上で休憩するハルゼミ

この後も、とりあえず遡行を続けてはみるものの・・・状況は全く変わらず

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▲水は、若干冷たいものの、テンカラ釣りを邪魔するような濁りは無い。

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▲帰りのことも考慮し、釣りは、このあたりで終了とした・・・(撮影:AM11時25分)

※釣った魚は、オールリリース

ここで、昼食タイム。

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▲先にT師匠が昼食の準備・・・JETBOILで湯を沸かし、ミニカップラーメンを振る舞ってくれた。

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▲冷えた体には、やっぱアツアツのカップラーメンでしょッ!

T師匠、ご馳走さん!!

昼食中は、雨が止んでいたが、ぱっとしない天候のため、昼食タイムは短時間で終了。

AM11時40分過ぎぐらいに下山開始。

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▲下山途中、こんな山菜も発見!・・・でも、採取せずに観賞用として写真撮影したのみ

雪解けが遅かったところだと思われるが、この時期に、食べごろのコゴミに出会えるとはね・・・

ミズは、これからしばらくの間は盛期が続く!(?)

フキを採って持ち帰るつもりだったが、天気が良くないので、下山を優先させるため、今回は諦め

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▲このナメ気味の滝・・・川を上る時は、なんとか上れたが、下りは、水流に足を持って行かれそうになり、難儀。

しばらく、立ち往生が続く。

最終的には、私が上の写真の様な格好なら下りれることを確認して、先に通過(実際は、上の写真に写っているお二方よりもずっとカッコ良かったハズ

※改めて滝の反対(左)側を確認したところ、実は、右よりも左側を通過する方が楽だったことがわかった(左側は、深みで通過困難と見切ったのが誤りだったみたい

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▲入渓点までは、あと300mぐらい?・・・さあ、もう一分張り!!

残念ながら、写真撮影は、ここで終了~~~

今回は、雨が降ったり止んだりの天候となったため、あまり写真撮影は行わなかった。(撮影したい瞬間を逃してしまったことが多かった)

また、光量が足りない環境下であったため、安物デジカメでは、写りもイマイチ・・・

 

入渓点に戻ったのは、PM0時半ごろだっただろうか?

天候には恵まれなかったが、今年のプチツアーも何とか無事に終了!

来年以降は、諸事情により開催が危ぶまれるが、年に一度のイベントとして、なんとか続けて行きたい・・・かな

 

さて、次回は、いつ・どこで何して遊ぶ? ・・・ 今のところ未定だ


渓流釣り(県外某川)・・・梅雨入り直前プチツアー2013

2013-06-18 | 釣り・釣行記(イワナ)

6月17日(月)、休暇を取って(代休を使って)渓流釣りへ!!

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▲標高1100~1200m付近の地点も、既に新緑の美しい季節へと変化を遂げていた

 

■原発事故の影響・・・

毎年恒例(?)の福島渓酔会「春一番プチツアー」は、あの東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、今年も開催敵わず。

福島市の河川は、依然として禁漁のまま。

山菜も怖くて触手が伸びない。(と言うか、摂取や荷制限山が出ているのだから、当面ムリ)

状況から察するに、山菜は、この先10年、いや、30年は無理じゃないかな?(現実は厳しい

※春一番プチツアーとは・・・4月末ごろに福島市某沢の沢筋で釣りをしながら山菜を採り、昼食は山中で焚き火を囲みながらプチ宴会をして遊ぶこと

 

■時期をずらして開催名目変更

こんな時期になってしまったが、今年のプチツアーは、開催名目をムリヤリ変更して敢行。(来年以降もツアー実施の方向なら、ツアー名称変更は避けられない)

それにしても気候が変だ!?

6月17日の時点で梅雨入りしてないなんて、過去にあっただろうか?

少なくとも、私の記憶の中には無い。

ちょっと調べてみたところ、私が生まれた年の6月26日ごろが最も遅かったらしい(生後4カ月弱のころ

 

■このあたりから本題へ(?)

前置きはこのぐらいにして、本題へ。

個人的には、釣りよりも山菜の方が気になっていたので、時期的に厳しいかもしれないが、一縷の望みにかけて、標高の高いところを目指すことにした。(ただし、雪代の影響が無いところ)

頑張ってAM3時半に起きて、身だしなみを整えてから朝食を食べた。(運動前の腹ごしらえは大事だからね

待ち合わせの場所を目指して、AM4時40分ごろに自宅を出た

待ち合わせの場所に、あと2~3分のところでT師匠から電話が!

どうやら、約束の場所を少し通り越したところにいるらしい。

ケータイ電話が当たり前の時代だから良いものの、無い時代だったら大変な事

間もなく、合流。

メンバーは、W会長とT師匠と私の計3名。

途中で、T師匠の車に乗り換えて、ひたすら林道を走行。

車止めに到着したのがAM7時より少し前。

良い天気に恵まれた。 3人とも普段からの行いが良い証拠

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▲黄門様気どりの(?)W会長・・・棒っ切れは、いつのまに拾ってきた?

ここから入渓地点まで30分ほどかけてブナ林を歩く。

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▲ハルゼミ・・・殻から抜け出て間もないのか、カメラを近づけても逃げようとはしない

( 森の中は、ハルゼミの鳴き声が心地よかった

 

■入渓

水は若干冷たい感じはしたが、遡行する分には問題なし。 むしろ濡れた方が気持ち良い(?)

W会長とT師匠はテンカラで、私は爺臭い(?)餌釣りで

テンカラは、2人も居れば十分。 私は竿抜けしてそうなポイントを餌釣りで狙う事に。

まずは、川虫捕りからはじめた。

ネットを石の下流側にあてがってガサガサと・・・

ほどなく、定番の「キンパク」が捕れた。(私はこの虫しか使わない

他には、クロカワムシなども捕れたが、この系統はxxxxxxx

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▲サンショウウオまで捕れた・・・もちろん、川へお帰りいただいた

川虫を捕っている最中の様子は、こんな(↓)感じみたい

Cc

▲まさか、盗撮されていたとは・・・(画像提供:T師匠)

 

■釣り開始

さあ、いよいよ釣り開始

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▲張り切っているW会長・・・見事にポールポジションを獲得しスタートダッシュに成功(?)

しかし、合わせられずバラシたとかなんとか・・・おいおい、場所を荒らさないでよ

私は、餌釣りで竿抜けしてそうなポイントを中心に攻める・・・

程なくして、アタリ!

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▲ハイッ! 最初に釣りあげたのは私

写真撮影にまごついてしまったため、針が目の近くに刺さってしまった様で、顔が血まみれに

7寸ぐらいと、少し小ぶりではあったが、W会長が少し持ち帰りたいとの事だったので、念のためKEEP。

私は、この1尾で十分満足。 数釣りは望まないし、サイズも望まないのでね

来る前は、釣果的に厳しいだろうと予想していたが、意外と魚が走るし、テンカラにも反応してくる様だったので、魚影がやや濃いめで、且つ活性も上がっている様に見受けられた。

 

■腕の差か?

W会長は、加齢から来る衰えなのか、イワナをバラシまくりのご様子

対象的に、T師匠は、テンポよく・・・

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▲T師匠が釣りあげた第1尾目のイワナ・・・(顔出しOKの了解を得たのでモザイクなし

続いて、W会長もやっと釣れたみたい。

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▲こんなへっぴり腰では猿にも笑われる?・・・しかし、おもろい人です!(顔出しNGと言われてしまったのが残念

T師匠は、いきなりエンジン全開!?

1尾目からそんなに間を置かずに、早くも2尾目

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▲顔の表情から・・・「どんなもんじゃい!」と言いたそう!(?)

ならば私もと、テンカラを振りこむのが難しそうな障害物ポイントを餌釣りで地道に狙ってみるが・・・

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▲ここは、お留守の様子・・・居ても良さそうなものだけど、誰かに釣られちゃったかな?

 

■絶好のテンカラ日和

相変わらずテンカラにはバンバン(?)反応してくるみたい。

それに、餌釣りとは違いテンポ良く釣り上がれるところも良いよね。

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▲頭上や後方の障害物を気にしながら(避けながら)テンカラを振り込む2人

テンカラと餌釣りとでは、全くテンポが合わないので、私は写真撮影で暇つぶし多し

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バラシの多いW会長も、次第に昔の勘を取り戻しつつあるようで、ちゃんとイワナを掛けている時もあったね

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▲満面の笑み・・・モザイクが邪魔だが、口元を見ただけでもアホ面が想像できるハズ!

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▲T師匠は、テンポ良く釣りあげている

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▲ここで4尾のイワナを誘い出したT師匠・・・お見事!

しかし、いま時(釣り人が多いこの時代に)、1か所でこれだけのイワナが出てくるのは珍しい気がする。

あっ、この後、私にも2尾目のイワナが掛った

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▲あまり釣る気が無かったのに、釣れたしまったな~

上のイワナ画像を別な角度から見るとこんな(↓)感じみたい

Bb

▲まさか、ここでも盗撮されていたとは・・・マヌケだ~(画像提供:T師匠)

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▲T師匠、またまた釣ったみたい!・・・でも、魚が何処に写っているのか分からない

テンカラ釣りは、気温が上がってきて絶好調モード!

これで、いったい何匹目? 釣りすぎだっちゅ~の(表現ふるっ!?) 

 

■釣りは、そろそろ終了

時間は、いつの間にかAM10時に近付いていた。

そろそろ引き返す時間。

私・・・最後の方だけ我慢できずにテンカラ竿にチェンジ

毛バリを振り込み始めてから4回目ぐらいだったかな?

ロッドを戻すアクションを加えた時、突然ラインが「ビ~~~ン!」と張って良い感触が手元に伝わって来た!

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はいッ! 釣っちゃったZ~~~

ちょっと細身な感じはするが、最後に締めることが出来て良かったZ~~~

釣りは、これにて終了。

最終釣果は・・・

●W会長・・・

そこそこ釣れたみたいだけど、数は不明(バラシ多数!?

持ち帰る事情が有ったとはいえ、最初は5尾ぐらいをKEEPすると言っておきながら、最終的に7尾(?)もKEEP。

これは、ある意味犯罪行為に等しい!(虚偽罪に近い?) 

7尾のうち、私から献上したのが2尾。(ひょっとして、私も同罪に加担した格好か?

●T師匠・・・

沢山釣れたみたいだったけど数は不明(流石師匠だ

●私・・・

餌釣りで2尾、テンカラで1尾(まじめに釣りしてないので、まあこんなもんでしょッ!

 

■早め(?)の昼食

少し戻ったところで昼食タイム。(たき火宴会は無しね)

私は、(心臓に爆弾を抱えている身なので)なるべく荷物を減らしたかった。

そのため、食料は自分の分しか持参しなかった。

にもかかわらず、W会長ならびにT師匠からは嬉しい差し入れをご馳走になってしまった(すんません

W会長からは、ゆで卵とサラミ(キュウリを食べ損ねてしまった

T師匠からは、チーズとカップラーメン

等々・・・

いや~ どれも美味かった~ 自然の中で食べると美味しさ倍増!

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▲T師匠が持ち込んだジェットボイル・・・今はこれがトレンドなの?(モンベルのショッピングサイトでは、おNEWのマークが付いている様だけど

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▲昼食時に休憩した場所の放射線量(線量率)は・・・平常値で全く問題なし(ご参考まで)

 

■さあ帰ろう!

楽しい一時もあっという間。 

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晴天の下で釣りが出来て、本当に最高だった

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以下、当日撮った画像を適当に貼り付け・・・

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翌日の18日(火)、東北地方でもやっと梅雨入り宣言が出た。(正確には、「梅雨入りしたと見られる」宣言が!)

まるで、我々が山へ行くまで待ってくれていたかの様なタイミングで梅雨入りとなった・・・(神様が我々のために調整してくれたんだと勝手な思い込み

 

P.S.

個人的に一番欲しかった山菜だが、一番(採れそうな)可能性があったウルイでさえも育ち過ぎていた。

山菜は、タイミングが難しい

仕方なく、採取可能期間が長いフキを少しばかり持ち帰らせて頂いた。

当日のうちに下ごしらえ(アク抜き・皮むき)だけは済ませてた。

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この後は、本格的な煮物に変身させるため、義母に任せることに・・・(一番無難な選択

 

さて、次回はいつ・どこで何して遊ぶ???(今のところ予定立たず・・・


渓流釣り(宮城県某川)・・・リハビリ釣行?(20130524)

2013-05-25 | 釣り・釣行記(イワナ)

まったくもって運動不足・・・5月23日(木)の早朝、これを解消する目的で渓流へ

はじめに言っておくが、カテゴリー的には「イワナ釣り」だが、真の目的は釣りではない(信じる者は救われる

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▲新緑と澄み切った青空・・・なんとも清々しい気分に(普段からの行いが良いと天気も良くなるみたい

 

頑張ってAM2時40分に起床し、身支度(洗顔、歯磨き、髭剃りと最低限の身だしなみを整えた)を済ませてから3時丁度の出発

※別に頑張って起きる必要も無かったが、真面目な私は、後行程(仕事)の事を考えて早起きしたのだな

 

天候は晴れ(星空)、気温は17℃、風は微風と、コンディション的にはまずまず。

1ヶ月後には夏至を迎えるとあって、さすがに夜明け時間が早まっている。

3時10分ごろには、東の方角の空は白みがかり始めていた。

現地までは、およそ45分ほどで到着。

天気は良いが、気温が13℃と少し肌寒い。(薄手の長そでシャツ姿だったので、じっとしていると寒い

ささっと準備してAM4時には川に降り立った。

雪代は治まった様だが、水は冷たく水量も例年の同時期に比べ多めだ。(ちょっと誤算) 

テンカラ釣りには厳しいコンディションかな?・・・たぶん、1週間後がBESTと見た。

とりあえず、一昨年使った仕掛けをそのままロッドにくくりつけて釣り開始(ズボラな私は、リーダーを変えることも無く

運動不足と加齢のダブルパンチで心と体のバランスがアンマッチ?

遡行に一抹の不安が・・・

適当にテンカララインを振り込むも魚(イワナ)の気配が感じられない。

水が冷たいから活性が低いのか?

いや、とあることが原因で魚が激減しているのかもしれない(考えられる原因について、ここでは言わないことにする

 

川に降り立った頃は、薄暗くて非常に釣り難かったが、時間の経過とともに徐々に解消された。

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▲日の出間近・・・これから期待できる?(撮影:AM4時59分)

が、さっぱり釣れない。

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経験上、雪代が治まった直後(水量も落ち着いた頃)に、テンカラで面白い様に釣れることがあるのだが、どうもその状況から程遠く・・・

魚が居なくなってしまったのか? はたまた活性が低くて岩陰に身をひそめて出てこないだけ?

言わない方が無難かもしれないが、腕が落ちた?

あっ、腕はもともと悪かったから落ちようが無い・・・かも

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▲水量・・・やっぱ少し多いっすよ~~~ 冷たいし~~~

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▲安物コンデジでお試し撮影①・・・ISO感度を最小で

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▲安物コンデジでお試し撮影②・・・ISO感度を最大で

上2つのお試し撮影画像①②は、同じ場所をISO感度設定を変えて撮影してみた結果。

まあ、それなりに差は出るけど、これ以上の写りを望むのは難しいみたい。

もう少し写りの良いカメラが欲しいけど、資金難でね・・・

あと、水場に高価なカメラを持ち込むのは、かなり勇気が必要

と言いながら、一眼カメラ並みに高価な(?)測定器(↓)は、ちゃっかり持ち込んでいた

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なまりに鈍った体のリハビリが主目的だったが、個人的には山菜に飢えていたため、フキを採ることも目的の一つとしていた。

当地は、出荷・摂取ともに放射性物質に関する規制は出ていないが、念のためフキが生えていたところの線量を測定してみた。(町単位では、コシアブラが規制に引っ掛かっている様だが)

線量は、0.037[uSv/h]。

これ、平常時と変わらない数値で、まったくもって夢の様な低い数値・・・なんともうらやましい限り。

この様な空間線量のところのものなら、Bq値で示しているわけではないが、傾向的に食べても人体への影響は、皆無とみている。(私見)

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※山菜の中でも特にヤバイのがコシアブラなので、コシアブラ系には注意が必要だが、フキは放射性物質(セシウム)を吸収しにくい様なので(各方面のデータを拝見する限り)、安心して摂取できると思っている。

他には、こんな(↓)山菜も出ていたが、今回はパス

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触手を伸ばすこともなく・・・(精神的な問題もあるけどね)

油料理はあまり好きではないが、伸び過ぎたウドでも新芽を天ぷらにして食べると美味いんだよね

上の画像の山菜を撮影したのがAM6時23分。

釣りを止めて帰る? or もう少し上流を目指す?

ちょっと悩んだが、後者を選択・・・おいおい、これから先の行程は大丈夫なのかよ?

「では、もうちょっとだけね」と自分に言い聞かせて、遡行スピードをアップさせた。

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▲名付けて、猫の耳岩

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▲源流域の水・・・透き通って綺麗

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▲まばゆいぐらいの新緑・・・この時期のグリーンは、ス・テ・キ だね

画像左上にテンカラロッドとラインも一緒に写っているが、これが釣りをしてたんだとという証(ロッドは、たまたま写りこんでいただけなんだけどね

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▲良いポイントの連続なのだが、イワナの反応は無し(走りもせず、まったく気配が感じられなかった)

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▲最近は、こんな岩に素手で登って遊ぶのが流行ってんだよな~(自分には絶対にムリ~

時間は、6時53分・・・そろそろ限界に近づいたので、このへんで釣りを止めて急いでUターン

 

 ・・・・・

 ・・・

帰宅したのが、AM8時を少しまわったころ。

もう、会社へは間に合わない。

っつ~か、他に所要があって、もともとそちらを済ませてから出社することにしていたので、何ら問題は無し!?

夕食時に、フキを食べたかったので、急いで下ごしらえ(アク抜き)開始。

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茹で上げてから皮をムキムキして、冷水に浸して冷蔵庫へ

(フキは、一度に食べきれる分だけしか持ち帰らなかったので、上の画像が全て)

 

 ・・・・・・・・・・

   ・・・

  (中略)

   ・・・

 ・・・・・・・・・・

時間が経つのは早いもので、あっという間に夕食時に・・・

さてと、フキはどうやって食べようか?

ありあわせの具財を使って・・・ とは思っても、適当なものが見あたらない

仕方なく、ちゃちゃっと簡単に出来る2品を作った。

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▲炒め物・・・ごま油で炒めて、薄口しょうゆで味を調えて終わり。

(シンプルだけど美味いっす

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▲煮物・・・昆布と高野豆腐と一緒に、だし汁に入れて煮込んで終わり。(味付けは醤油ベース

どちらもフキ独特の風味と苦味が良かったな~~~(人によって好き嫌いがあるとは思うけど)

煮物は、みがきニシンやタケノコなども一緒に入れて煮込むと良いんだろうけど、その様なものは、普段から買い置きなんかしないからね

 

最後に、釣果について・・・ まさかの、いや予想通り、いや予定通りの『ボ』

イワナが激減してしまったのか、あるいは水温が低く活性が低かっただけなのか・・・

調査目的で餌釣りの準備もして行けばよかったなと、ちょっと反省(餌釣りならピンポイントで岩陰・岩下に餌を送り込めるのでね)

でもまあ~ 欲しかったフキをGETできたので、それだけでも満足。

あと、何よりもリハビリが出来たことに、ちょっぴり安堵(体重が増加傾向にあったのでね

しかし、実際に体重が減ったかは疑問

 

さて、次回は、いつ・どんな形でリハビリに臨もうかな?

神のみぞ知る・・・


渓流釣り(宮城県某川)・・・久々に源流部へ(20110612)

2011-06-14 | 釣り・釣行記(イワナ)

6月12日(日)、久々に源流部でのイワナ釣り。

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標高1000mを超える山々の残雪もほとんど消え去り、新緑の美しい季節となっていた。

雪代も治まり、羽虫が飛び交う、正にイワナ釣りのベストシーズンといったところだろう。

山の中は、ハルゼミの鳴き声もすさまじいものがあった。 いったい何千匹? いや何万匹?いたのだろうか?

川の流れの音と同様に、人の会話をかき消すほどの勢いがあり、少し声を張り上げないと、コミュニケーションが取り難い・・・

そんな自然豊かな中で釣りが出来る事に、ひと時の喜びを感じた。

 

さて、今回の釣行は、山形のMJさんからのお誘いで実現した。

当ブログの方へは、幾度か書込みを頂いてはいたが、今回が初対面。

 

■待ち合わせ

待ち合わせの駐車場付近には、約束(?)の30分前のAM3時ごろには到着。

辺りは真っ暗。 しかも初めての場所。 駐車場がどこなのかがわからず、道路上で立ち往生。

間もなく、1台の車が後から近付いてきた。

その車は、私の車を追い越さずに、すぐ右側の空き地らしところへ入って行った。

車の特徴からすると、どうやらMJさんのご様子。

私も右側の空き地へ入って行き、車のナンバーを確認してMJさんであると確信。

車のヘッドライトの灯りを頼りに、初顔合わせとなるMJさんにご挨拶。

既にお孫さんも数名おられるとのことで、人生の大先輩であることは言うまでも無い。

この後、MJさんのご友人が来られる様なので、着替えを済ませてから、しばらく待つことに。

 ・・・・・

 ・・・

3時半ごろには、東の空が次第に明るくなりはじめていた。

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▲なんちゃってブルーモメント? ・・・ 安物デジカメの夜景モードで撮影

実際は、もっと薄暗かったが、どんな風に写るのか試したみただけ~・・・

 

それにしても、ご友人の方が来ないな~ どうしたんだろう???

そのうち、MJさんが車から降りてきた。

どうやら、ご友人の方は、お寝坊したみた

AM4時をまわってからどのぐらい経ったかは定かではないが、1台のランクルが登場。

ようやく、MJさんのご友人のOさんが到着。 

軽く挨拶を済ませ、サクサクっとOさんのランクルに荷物を乗せかえて、目的の源流部を目指した。

やや荒れた林道だが、ランクルには全く問題にならない。

ぐんぐん高度を増していく。 

西の方角には、まだまだ残雪が多く残る某山系を望む事が出来た。

朝日に照らされた眺めは一際美しい物があった。(残念ながら画像は無し)

 

林道を30分以上走行し、車止め(標高1120m地点)に到着したのがAM5時ごろ?

ジダケ(根曲がり竹)採り目的の車が、既に数台あった。 ジダケの人気スポットの様で帰る頃にはお祭り騒ぎ?状態に!

天候は、少し曇りがちだが、風も無くまずまずの天気。

気温が若干低めのため、長袖シャツ姿の私には、突っ立ったままだと震えが止まらない

 

■入渓

車止めから山道を歩いて1kmぐらい移動し、AM5時半に入渓地点(車止めと同じ標高1120mぐらいの地点)に到着。

水温は、MJさんの計測で8℃らしい。

足元は、沢登り仕様のため、水に浸かると冷たい・・・よね(でも、動けば問題なしね

 

■釣り開始

MJさんとOさんは、ルアーで、私はテンカラでイワナと勝負(?)

私は、しばらく竿を出さずに、2人の釣りを眺めながら自然観察をすることにした。

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▲さっそく、Oさんが釣り開始・・・入渓地点は場荒れしているためか反応無し

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▲先行する2人の年配ルアーマン・・・左がOさんで、右がMJさん(撮影:AM6時9分)

単に場荒れしているというよりも、水温が低すぎるのか? なかなか釣れない

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▲空も曇りがち・・・

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▲ちょっと気が重たい???・・・(撮影:AM6時14分)

まれに、ちっちゃいのが追いかけてきたり、ルアーにアタックはするがフッキングしないとか、そんなパターンが多い模様。

遅ればせながら、私も、この辺りから竿を出し始めたが、イワナの気配を全く感じない

 

遡行開始から1時間半、ちょっとした雪渓も確認出来る様になってきた。

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ということは・・・チャンス??? (山菜の事~)

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▲ウド採り命!?・・・気が狂ったかのように斜面をよじ登るOさん(撮影:AM7時7分)

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▲ウドには全く興味を示さないMJさんは、釣りに専念!(撮影:AM7時7分)

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▲間もなく、待望のHit~~~・・・辺りが暗く距離があったためかピンボケ~(撮影:AM7時15分)

チビイワナ(?)の様だけど、とりあえず、おめでとう ということで・・・

じ・実は、この先は左にカーブしているのだが、その先には、難所が待ち構えていたのである

 

■最大の難所・・・おら~帰りて~だよ~~

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▲落差なんぼ??? ・・・ 10m以上はありそうな感じ・・・(撮影:AM7時42分)

写真の撮り方が下手糞なので、大したこと無い様に見えるが、ちょっと、いや結構ヤ・バ・イ

左岸は、絶対に巻けない!  ということで、右岸を巻くらしい・・・

高所恐怖症の私にとっては、最大のピンチ!!

お、俺は・・・ここで待ってる・・・とも言いきれず、腹をくくって登る事にした

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▲最初に高巻いたのがOさん・・・Oさんの位置まで15m以上は有りそうな・・・

足元は不安定で、幅は有っても10cm未満? 草木を頼りに横方向に移動している様子。

続いて、MJさんもなんなく登りきった

最後は、私の番。 とにかく下を見ない様に、足場をしっかり確保して、不安定な草木や岩をつかまない様にして、なんとか上の写真の滝のすぐ脇まで、登った。

しかし、その奥になかなか進めない。

2人ともどうやって行ったのか? 

MJさんとOさんからは、大声でアドバイスをもらうが、滝の音で声がよく聞えない。

身振り手振りも交えながらの説明で、やっと理解。

どうやら岩の間からチョコンと弓なりに飛び出している直径1cm程度の根っこをつかむ&片足を岩に乗せる・・・

とまあ、そんな感じで、なんとか難関を突破

もう、怖くて写真撮影どころではなかったので、この間の画像は無し

えっ? 帰りはどうなったのかって? ・・・ そんなの知らん

 

■滝の上は楽園(?)

滝下では、イワナが走るシーンが皆無だったが、滝上に出てからはイワナが走るシーンが頻繁に見られるようになった。

ルアーに反応して追いかけてくるイワナも多くなった模様。

日が高くなって気温も上がり、水温も幾分したのも影響したのだろうが、それ以上に入渓者が少ない事の方が影響している様に思えた。

この辺まで来ると、まだこんなの(↓)が有った。

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▲コシアブラ・・・あえて説明するまでも無いが(撮影:AM8時7分)

 

■気を取り直して釣り再開

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▲MJさん・・・イワナが掛かった模様

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▲MJさんは、この日2匹目(?)・・・小さく見えるけどちゃんとしたキープサイズ(撮影:AM8時20分)

ということで、この時点でOさんと私は、『ボ』

し、しか~し! ほ、本気を出せば~~~~~

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▲ハイ、この通り・・・MJさんが釣ってからわずか2分後

お腹が柿色のメスのイワナ・・・体長7寸ってところだろうか もちろんリリースね

とりあえず、最低ノルマを達成したところで、このあとの釣りは、いい加減に。

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▲このあたりだったかな? Oさんも『ボ』を脱出

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▲この先の右奥が、ちょっとした滝となっており、そこからは遡行不可。(魚止めでもあるらしい)

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▲上の画像のナメ岩のしたの部分の様子・・・流木が多くてポイントが~

全般的に流木が多くて、絶好のポイントがことごとく潰されていた。

(まあ、イワナにとっては絶好の隠れ家なのだがね

 

■行く手を阻む最後のポイント

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▲最後ポイント・・・イワナ止め(このあたりで標高1400mを超えたぐらい?)

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▲最後のポイントで、深みに溜まっているイワナと勝負するMJさん

巧みなロッドアクションでイワナを深みから誘い出す!

そして、良型のイワナがを引っ張り出した!!

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▲良型(8寸ぐらい)のイワナを片手に、ご満悦の様子・・・(撮影:AM8時59分)

 

私は、釣りを止めてプチ山菜採りに専念した。

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▲ちょっと伸びすぎ加減のコシアブラ

その他、画像は無いが、極太のウルイを4本とウドの新芽の部分もお土産様にと少しだけ採取した。

 

■再び最大の難所を・・・

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▲滝の上からの眺め・・・スリルが伝わり難い画像かもしれないが・・・

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▲アクロバットショー(?)を展開するOさん

ま・マジで~~~? う・嘘でしょ~~~?

お・俺はこんなアクロバット的なことは出来ね~ぞ

俺は、無事に帰れるのだろうか?

地震が来たらどうなるの?

救難ヘリ要請ににでもなったら大事だな~~~

いろんな事が、脳裏をよぎった。

しかし、家には女房も子供も待っているから、このままとどまる(または死ぬ)わけには行かない。(家族から見放されている可能性も否定できないが

腹をくくって下降を開始。

岩に足を引っ掛け、1本の根っこを手でつかんで、よじ登って・・・まずは、上の写真の部分を無事通過

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▲怖いと思いつつも、下降途中で滝下方向を撮影・・・こうやって写真で見ると眺めは良いのだが

次に横方向へ5mぐらい移動してから、最後の足場が安定しないガレ場を下降。

先に降りてたMJさんらに、下からアドバイスを頂きながら、なんとか無事に滝を降りきることができた。

俺は助かった

そんな私とは裏腹、余裕のお2人は、何事も無かったかのように腰に沢山の山菜をぶら下げていたのである

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▲手前がOさん(左の袋がウド、右の袋がウルイ)、奥がMJさん(極太のウルイがネットの中に)

 

■ちょっとだけ自然観察

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▲全て名前がわからね~~~

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▲ブナの森・・・いいっすね~~~

 

■おしまい・・・

最後は、再び山道を通って車止めへ

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▲仲良しの2人組・・・(撮影:AM11時11分)

MJさん、Oさん、本当にありがとうございました!!

滝は怖かったですが、最上流部に行けて感謝・感激です!!!


渓流釣り(福島市某沢)・・・春一番プチツアー2011

2011-04-28 | 釣り・釣行記(イワナ)

4月25日(月)、休暇を取って一年ぶりに渓流釣りへ!!

今年の渓流釣りも、毎年恒例(?)の福島渓酔会「春一番プチツアー」で幕開けとなった。

プチツアーの目的は、釣りをしながら沢筋で山菜を採り、昼食は山中で焚き火を囲みながらのプチ宴会。

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▲標高300~400mの地点の木々も、次第に冬の眠りから目覚めようとしていた

 

■大震災の余波

3月11日の東日本大震災と、その後も断続的に続く余震、ならびに東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響もあり、未だに平時に戻っていない。

今年の釣行は、大事を取って見合わせようかとも考えたのだったが、結局は実施の運びとなった。

今回の参加者は、高石師匠と私の2人だけ

このプチツアーは、本来、名付け親の渡部会長無くして成立はしない。

が、渡部会長には、またしても忙しいふりをされてしまい、まんまと逃げられてしまったのだ

対照的に、高石師匠は最初から行く気満々 

師匠の楽観的で前向きな姿勢(悪く言えば能天気とも言う?)に同調しないわけにも行かず、不安を抱きながらも仕方なく釣行を承諾した訳で・・・

 

■見えない敵

福島県内は、原発事故による放射能汚染の影響で、葉もの野菜(露地物)の出荷も摂取も当分の間差し控える様にと、相変わらず制限が出されたまま。(県内全域に対し、本当に制限する必要があるのか疑問

この様なことから、山菜も例外ではないはず・・・

が、「当分の間差し控える様に」という中途半端な表現は、「絶対に採って食べてはいけない」というものではないとも解釈できるので、とりあえず将来的にどうなるかわからないけど、自己責任の範囲と割り切って採取することにした。

※今回の釣行先は、原発から直線距離にして80kmぐらいのところにあるから、たぶん大丈夫でしょッ!

 

■満開の桜は、山菜採りの合図?

果たして山菜は採れるのだろうか?

福島市街地の桜は、既に見ごろを過ぎて(だいぶ散り始めて)いたが、釣行先の地区の桜は、まだ4~5部咲きぐらいといったところで、これから見ごろを迎えようとしていた。

あくまで個人的データだが、釣行先の桜が満開になった頃が山菜採りのGOサインなのだ。

まずは、コゴミから出始め、続いてシドケ・ウルイ・アイコ等の様なものが出始める。

去年は、4月20日の釣行だったが、その時は桜が開花直前で、山菜採りにはタイミングが早すぎて不調に終わった(コゴミを家族で食べる分だけ採取するのが精一杯)

しかし、今年は桜が5部咲きで、ちょっとだけ期待がもてた。

 

■一年ぶりの岩魚釣り

当日は、朝から晴天に恵まれ、風も無く絶好の釣り日和となった。

大きな地震が起きた後だったので、渓相の変化(がけ崩れ等)が心配された事から、ある程度明るくなってからの入渓が良いと判断し、いつもの年より30分ほど遅らせてAM5時半過ぎぐらいに入渓した。

気温は2℃と、かなりヒンヤリ感はあるものの、遡行するには差し支えない。(歩けば寒くない)

とりあえず、釣りをしないまま沢筋を上流へと向かって歩いた。

もともと水量が少ない沢だが、前々日に降った雨の影響で若干水量が増しているのと、若干雪解け水が入っている影響からか、水温が低く冷たい。

15分ぐらい歩いたところで、とりあえず仕掛けを準備して竿を出してみる事にした。

そして、最初に釣り上げたのは・・・

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▲今年も師匠に先を越された・・・でもちっちぇ~~~

もちろん、リリースね

 

遅れること30分、私にもやっと!

餌は、ちょっと苦手なブドウ虫

岩魚がいるであろうポイントに、ゆっくり仕掛けを送り込んでやる。

やがて、竿を握る手元にコンコンと懐かしい感触が伝わってくる。

少し間をおいてから、ゆっくりとアワセる。

岩魚なんて、誰にでも簡単に釣れちゃう・・・かも~

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▲サイズは7寸足らずだが、とりあえず初キャッチ! ・・・ &リリース

 

■マスク着用は厳禁!?

花粉症であるため、マスクを着用しての遡行を試みたが、マスクをしての沢歩きは呼吸がしづらく結構しんどかった。

斜面をよじ登ったりすると、すぐに呼吸が乱れてしまい、ショッチュウ酸欠気味に陥ってしまった

しかし、マスクだけが原因では無い様な・・・

正月からずっと不摂生な生活が続いていた。(食っちゃ寝・食っちゃ

完全に運動不足になっていたからな~~~

また、認めたくは無いが、少しずつ進行する「老い」というものも・・・否めない(?)

 

■本命のエリアへ

遡行開始から1時間後、一番の難所である急斜面を命がけ(?)で登り、本命の区間へと進んだ(高所恐怖症の私には、真面目に怖い場所があるのだ

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▲本命のエリアへ通ずる廊下

これで、やっと落ち着いて釣りが出来る (しかし、帰りの怖い急斜面の事を思うと、それはそれでプレシャーになる

とりあえず、一時的に帰りのことは忘れて、前進することに集中

水温が低いせいか、岩魚の活性は高くない様だが・・・ まあ、それなりに釣れるかなって感じ。

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▲私ごのみの岩魚くん

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▲良いポイントに竿を出している師匠・・・でも釣れたのは小ぶりの岩魚

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▲ただの大岩

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▲岩魚ちゃん

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▲この釣り人は・・・果たして釣れているのだろうか?

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▲良いポイントなのだが岩魚は留守みたい・・・

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▲流木の残骸が多く点在する場所も・・・釣りにくいが岩魚にとっては隠れやすいハズ

このあたりから、岩魚はパッタリ釣れなくなってしまった。

ここまでで釣った岩魚は、師匠が5尾?で、私が7尾。

岩魚がいないわけでは無い様に思えたが、やはり水温が低くて活性が低かったかな・・・

去年は、2人あわせて30尾を超えたのだったが、今年は不調・・・というか去年が釣れすぎ。

まあ、既に満足感はあったので、ここで釣りを止めて山菜採りに切り替えた。(時間は、AM9時半)

 

■沢筋での山菜採り

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▲気が狂ったかのようにコゴミ採りに没頭する師匠

残念ながらというか、予想通りというか、山菜採りには少しタイミングが早すぎた。

採れたとしても、コゴミぐらい

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▲コゴミ・・・とりあえず、太くて伸びすぎていないものを間引いて採取

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▲ウルイ・・・顔を出し始めたばかり(小さすぎて採取不可)

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▲シドケ・・・日当たりの良いところでは、このぐらいの物もあったが、極少数

 

■放射能汚染は? 採っても大丈夫なのか?

まあ、この地域(原発から直線距離にして約80km地点)の放射線量は、極めて低いハズ。

実際に、山菜がどれだけ放射能(放射性物質)で汚染されているかは分からないが、自己責任の下で採取してみた。

私は、コゴミをちょっとつまむ程度に持ち帰っただけだが、師匠はスーパーのビニル袋にコゴミとシドケをいっぱい詰め込んで持ち帰った様だったな。

国からは、摂取を差し控える様にとのお達しが出ているというのに、命知らずだよね

P.S. 岩魚は、摂取制限の対象にはなってないので、初物として2尾だけ持ち帰らせていただいた

 

■昼食宴会無しで下山

時間は、AM10時より少し前だった。

上空を見上げると、先ほどまで流れていた白い雲に代わって、次第に気味の悪い黒い雲が湧き出す様に現れて来るようになった。

天候が急変すると察知。(予報では昼ごろまでは天気が持つ様な感じだったが・・・)

これ以上、沢を登り進んでも山菜が期待できないし、体力的にもだいぶヘロヘロになりかけていたので、無理はせずに安全第一に考えて、下山開始。

(宴会場まであと30分ぐらいの地点まで到達していたので、ちょっと残念な思いはあったけどね)

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▲当日の最終到達地点・・・「袋田の滝」の小型版?(撮影:AM9時59分)

※この地点までは、大地震による影響(がけ崩れ等)は確認できず、いつもと変わらぬ渓相を保ってくれていた。

 

雲行きは怪しくなっていたが、時折日が射すこともあったので、自然観察&山菜を採取しながら、慌てずに下山した。

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▲枯れても倒れないで直立する大木・・・画像では分かり難いが熊が登ったと思われる爪痕も

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▲所々に残雪も・・・(撮影:AM10時6分)

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▲この木・・・何の木?(撮影:AM10時20分)

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▲カタクリ・・・この日、最後の画像(撮影:AM10時51分)

カタクリを撮影して間もなく、天候が急変した!

見る見るうちに、北の方角の空から真っ黒な雲で覆われてしまった

 

■天候急変!! 

AM11時をまわった頃、とうとう雨が降り始めた。 しかも雨粒がデカい!!

車止めまでは、まだ1kmの距離がある。

雨足が強くなる前に、車止めに到着したかったが、天気の崩れが早すぎて間に合わなかった。

更に、めぐり合わせが悪いと言うか何と言うか、一番の難所である急斜面の手前で雨が降り出したのだ。

でも、なんとしても雨足が強くなる前に山を下りなければという思いが勝ったのか、苦手な急斜面は難なくスルー

それから10分後?

沢筋を下って(歩いて)いる時に、突如稲光

しかも真上 マジでビビった

すぐ側に、身を隠す場所が無い。

どうしよう?

丁度、沢筋50m前方に杉林があった。

木のすぐ側も危険だが、杉林の中に身を隠した方が落雷からのリスクは減らせると判断し、急いで杉林へ避難した

しかし、一緒にいた師匠は、慌てる様子も無く、ゆっくりと歩いて杉林に避難してきた。

(実は、急いで逃げる体力が残ってなかったという話も・・・

すると、直後に電話が鳴った!

あれっ? 山中なのに、なんでケータイが鳴るの???

いつのまにか車止めまで500mぐらいの地点まで来ていた。(ケータイ電話の電波が届くところまで到達していた)

電話を掛けてきたのは、逃げて参加しなかった渡部会長だった。

我々2人の身を案じてのケータイCallの様だった。

感謝して良いのか、ちょっと複雑な思いだったが、とりあえずその時は感謝したふりをして電話を切った。

次回会った時、首を絞めてやりたい気持ちは、いまでも変わらないからね

 

■なんとか無事に・・・

20分後? 幸いにして雷の音が次第に遠のき始めた。

タイミングを見計らって、移動開始。

最後は、高低差50mの急斜面を一気に駆け上って・・・と言うのは嘘で、休み休みヘロヘロになりながらよじ登って、12時チョット前になんとか無事に車止めに到着。

焚き火を囲んでの昼食宴会が出来なかった事は、とても心残りな事ではあったが、このお楽しみは来年まで持ち越しということで!?

 

P.S.

今年も、これが最初で最後の渓流釣りになってしまったりしてね・・・

あ~あ、早く余震が落ち着いてくれないかな~

それと、原発事故の早期収束→終息を望む

それから・・・雷が鳴ってから逃げ込んだ杉林・・・命の恩木なのだが・・・帰宅後、花粉症の症状が悪化


渓流釣り(福島市某沢)・・・本来のサラリーマン岩魚太郎に戻れたひと時

2010-04-21 | 釣り・釣行記(イワナ)

海に下ったままだったサラリーマン釣師(?)が、山に戻って来た

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4月20日(火)、休暇を取って渓流釣りへ

毎年恒例化しつつある福島渓酔会の「春一番プチツアー」だ!

目的は、釣りではなく沢筋での山菜採りと昼食時のプチ宴会である。

 

しかし、心配事が・・・

福島市街地の桜は未だに満開状態。 例年であれば葉桜の季節を迎える頃だが、3月下旬から気温が低めに経過した影響で開花が遅れ、先週中頃にやっと見ごろを迎えた。

昨年も同日の釣行ではあったが、その時は福島市街地では桜が散った後で、釣行先の地区では丁度満開(今年は開花していなかった)。

昨年の今頃でさえも山菜が若干早めの感があったのだから、今年は相当厳しいはず。

とりあえずコゴミぐらいはあるだろうと、行く前からあまり期待しないことにしたが、その結末は如何に・・・

 

今回のメンバーは、高石師匠と私の2人だけ。 昨年と全く同じだ(^^;

肝心の渡部会長は、今年も多忙とのことで不参加。

「春一番プチツアー」の名付け親が来れない事は、とても残念で寂しい限りだ(嘘)

 

予定通り朝5時に入渓。 気温4℃と若干ヒンヤリ感はあるものの、遡行するには暑くも無く、寒くも無くといった感じで、コンディション的にはまずまず。

川虫を現場で採取するつもりでいたが、高石師匠からブドウ虫を1パックプレゼントされたので、川虫での釣りは即取りやめ

気になる山菜はというと、食べれる食べれないは別として、辺りを見渡す限り緑色の植物は皆無に等しい。

仕方なく、メインを山菜から釣りへと変更し、いつもは釣らずにスルーする下流域から釣り上がってみた。

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▲まずは、優先的に師匠に竿を出してもらった・・・(撮影:AM5時31分)

間もなく、高石師匠に待望の初イワナが掛かった!

が、あいにく写真撮影を忘れてしまった

その後も2~3匹の岩魚を掛けていた様だったが・・・

 

デカイぞ!

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▲尺イワナだ! ジャスト30cm!!・・・(撮影:AM5時50分)

絶対に大きいのがいると思い、師匠に竿を出してもらったが、まさか本当に出るとは

ちなみに、私はこの時点でボウズ(たぶん)。 完全に腕が鈍っている様だ

 

この後、一番の難所である急斜面を命がけ(疑問)で登り、本命の区間へと進んだ。

釣り開始から1時間以上が経過して、私にもやっとイワナが掛かった。

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▲目測で20cmってところだが、イワナに変わりはない・・・(撮影:AM6時32分)

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▲黙々と釣り進む師匠・・・(撮影:AM6時34分)

 

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▲ピンボケだけどお腹が柿色のニッコウイワナ・・・(撮影:AM7時26分)

 

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▲渓には緑が戻っておらず、殺風景な感じが・・・(撮影:AM8時47分)

救いは、晴れ間が広がり、気温も時間の経過とともに上昇し、絶好の釣り日和となった事。

イワナの活性も高かった様で、深みから瀬側に出ているイワナが多く、無造作にポイントに近付けば、たちまちイワナに走られるケースがしばしば。

 

この後、型は20cm前後が多いものの、10cm~25cmぐらいのイワナがポンポン釣れる様になった。

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▲25cmのメスのイワナ

この沢、イワナが減少傾向にあったが、イワナの復活を確認することが出来て正直ホッとしている。

この後、あまりにも釣れるものだから、次第に飽きて集中力が低下。

特に師匠はバラシまくりだ!

 

さてさて、もともと本命にしていた山菜だったが、コゴミですら厳しい状態。

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▲左からコゴミ、シドケ、ウルイ

何れも出始めたばかりで、1週間ぐらいタイミングが早い感じだった。

シドケやウルイは、とても採取できるレベルにはなく、実際に採取したのはコゴミだけ。

 

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▲標高が300~400mの地点ではあるが、ところどころに残雪も確認できた

 

入渓地点から3km程上流の休憩地点に到着したのはAM11時を回った頃。

あまりにも釣れるものだから、釣りに集中(?)していたら6時間も経過していた。

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▲とりあえず、ノンアルコールで乾杯

帰りの事も考えて、のんびり宴会するのはやめにして、持参したオニギリやカップラーメンを急いで食べた。

休憩時間は、わずか1時間足らずだったが、楽しいひと時を過ごす事が出来てよかった良かった

 

最終釣果は、2人で30尾ぐらい。 私は12尾なので師匠の大勝だね。

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▲一番右端のイワナは、師匠が釣り上げた尺イワナ

私はシーズン初釣行なので、3尾だけキープさせてもらった。(師匠は何尾キープしたのかな?

 

シーズン始まったばかりだが、今年はあと何回渓流釣りにいけるだろうか?

これが最初で最後にならない事を祈る

ちなみに、今度の日曜日はカレイ釣りの予定。

早くも海に下ろうとしているサラリーマン釣り師である

今後も岩魚太郎の迷走は続くのであった


渓流釣り(福島県某川)・・・不完全燃焼

2009-06-23 | 釣り・釣行記(イワナ)

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6月20日~21日にかけて、渓流釣りに行って来た。

今回は、2年に1度有るか無いかの渓酔会渓流泊ツアー(?)だ。

■メンバー

メンバーは、渡部会長、伊東班長(?)、私(食担)に加え、ゲストとして郡山市と伊達市からそれぞれ1名ずつの総勢5名。(伊達市のお方は渓流初心者だったのね

※本来、高石師匠が加わらなければ成り立たない企画なのであるが、スケジュール調整の都合上、高石師匠抜きで決行してしまった事は、とても心苦しかった

■幹事

さて、今回の幹事役は私

当日の行動計画や食事のメニュー等については、ほぼ私の独断で立案。(好きで勝手にやっただけだが

基本的に渓での宴会が主目的なため、食事のメニューにも結構気を使ったかな・・・

しかし、もっと気を使わなければならない事は、遭難事故防止だ。

増水すると下山が困難になる川なので、事前の天気予報には十分に注意を払っての釣行となった。

・・・・・・・ のんきな1日目 ・・・・・・・
■天気予報を確認後に出発

20日の朝の時点での予報・・・20日は、日中は晴れとのことで全く問題が無い様だった。21日は、雨が降るとは言っていたが、降っても一時的で大降りする事は無いみたいな感じだったので、釣行には差し支えないだろうと判断し、自宅を出発したのがAM6時ちょっと過ぎ。

途中、渡部会長宅を経由することにしていたので、渡部邸を目指した。

 

■早々と迷走

AM6時半、渡部邸はすぐ近くのはずだが、住宅街は迷路と化し、車で10分ぐらいウロウロしても辿り着けない。

最後は、渡部会長から電話で道案内していただいて無事到着

 

■皆と合流&テン場へ向けて出発

出足こそつまずいたが、その後は、予定通りAM8時に現地にて他のメンバーと合流となった。

久々の再開に軽く挨拶を済ませ、車止めに移動。AM8時半前には、車止めに到着。

遡行するための身支度を済ませて、AM9時前にテン場に向けて出発!

川に下りるまでは、だいぶ荒れた林道跡を通らなければならなかったが、空には青空が広がり、山は緑に覆われて、景色は申し分なく、絶好の釣り日和となった。

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▲歩くこと15分、川が見えてきた。次第に気持ちが高ぶる

 

■早々と休憩

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▲川を遡行し始めてから1回目の休憩

皆、久しぶりに大型のザックを背負っての遡行ということもあって、だいぶヘロヘロの状態

私は、AM4時に朝食を摂ったせいか、スタミナ切れ寸前。「誰か甘い物持ってない?」と皆に尋ねると、心優しい伊東班長がピーナッツ入りのチョコレートを差し出してくれた。

小さいチョコレートだが、3個ほど食べたら元気が出てきた。おかげでスタミナが70%ぐらいまで回復

 

■のらりくらり遡行を続ける

その後も適当に休憩を挟みながら遡行を続ける。

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休憩中は、水分補給・釣り・山菜採り・お小水 等々、各々思い思いの行動。日ごろのストレスから解放されているのが伝わってくる様だった。

 

■自然観察?

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▲ハルゼミ? 近くに寄っても逃げない。脱皮して間もないのだろうか?

 

■漁師へと変身?

テン場より少し手前で、そろそろ食材の岩魚を確保せねばならないと思い、とりあえず釣果が確実に期待できる餌釣りを試みる。

3投目ぐらいに、アタリが手元に伝わってきた。少し仕掛けを送り込んで確実に喰わせてからアワセた。

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▲24cmほどの岩魚・・・まずまずのサイズ。

とりあえず、皆に見せびらかす。実は、この時点で誰も釣れていなかったのだ

それから間もなく、2匹目も釣り上げることに成功

その後、皆で少し移動して、昼食タイム。 しばしマッタリと・・・

 

■テン場到着

そして、昼過ぎぐらいに全員無事にテン場に到着することが出来た。

ここまで、食材用として確保できた岩魚は私が釣った2尾のみ

他の4名は、ボ 

やばいっしょ~ あれほど私は食担に専念するから、皆で岩魚を確保してねと念を押しておいたのにさ~ ショ~ック

そして、もう一つショッキングな光景を目の当たりにした・・・

つい最近(1~2週間前?)、誰かが使用した跡なのだが、チョロ沢に残飯を放り投げっぱなしだったり、赤いロウソクを使用して、融けた赤いロウが岩の上にダラリと垂れてこびりついて見苦しい。

まるでペンキでも垂らしたかの様だった。

後片付けぐらい、きちんとして帰って欲しいものだ。

 
 
■テン場セッティング 

とりあえず、テン場セッティングを手分けして(?)開始。

まずは、焚き火用の薪集めから。

皆で手分けして太目のを集めてもらいたかったのだが、あいにく流木が少ない所なので、薪集めには苦労した。

それでも、私の活躍があって、なんとか明朝の分ぐらいまで確保することができた。(たぶん7割ぐらいは私がかき集めたものだ! しかも太いでしょ!

薪は湿った状態だったので、当然火付きが悪い。

着火させるにも、熟練の技が必要になる!(?)

特別お願いしたわけでもないが、会長自ら率先して着火作業に入っていた。

誰が薪を積み重ねたのか分からないが、物には順番と言うものが有るわけで、私的には、非常に雑に映って仕方がなかった。

案の定、なかなか着火しない。 せっかく私が提供した着火剤を使用しても失敗。(途中、私がちょっかいを出して、鎮火させる場面もあったけどね)

結果的には、会長の努力により、なんとか焚き火も勢いを増し、一安心。

 

■急務となった岩魚の確保

次は、食材となる岩魚の確保を急がなければならなかった。

とりあえず、郡山の方と今回渓流デビューの伊達市の方に、先に釣りに出かけてもらい、食材をキープしてきてもらうことにした。

その後は、タープやテントを張ったり、夕食用に途中で採ってきたフキを茹でて流水に付けてアク抜きをしたりと、適当に時間を費やす。

PM3時少し前? 会長が私にも釣りに行く様にと言って来た。

私は、食担だし、既に最低ノルマの2尾は確保しているので、気が乗らなかったが、な~んとなく嫌な予感(私以外、ボもありえる)もするしと言う事で、仕方なく釣りに行く事にした。

丁度、先行させた2名が戻ってきた。釣果を尋ねると、なんとたったの1尾のみ。それでも大きいのが釣れたと満面の笑み←おいおい

「う~ん、君達は今夜の食材確保に協力する気はないのかな?」と、心の中でブツブツと・・・
嫌な予感が的中してしまった。

仕方ないな~ということで、荒らされた後を再び釣り上がる。

厳しい条件下ではあるが、岩魚の居付きやすいポイントを少し丁寧に探っていく。

間もなくアタリが手元に伝わってくる。

はい、あっさり1尾追加!

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▲7寸ちょいの岩魚だけど、周りが貧果なので迷わずキープ

「ったく~ あいつらちゃんと釣りをしたのか?」って感じで、心の中は「プンプ~ン」状態だった

 

下流の方から、会長も釣り上がって来た。

私は、トータル3尾釣ったことだし、もう釣りはどうでも良いやということで、後は会長に先行させて、会長のテンカ~ラフィッシング~を見学させてもらう事にした。

テンカラの腕前は凄いと聞いていたのだが、なかなか釣れないみたい。

先行した2人が荒らして間もないので、やはり条件的にはきつい様だ。

それでも、何度かHitさせていた様だ。

しかし、途中でバラしてばかりで、手元に手繰り寄せられないでいるみたい。

やはり、日ごろの訓練を怠っていると、誰でも腕が鈍ってしまうのかな

おかげで、さっぱり勉強にならなかったよ

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その後は、私も200mほど釣り上がったが、さすがに荒らされた後は辛いもので、岩魚を追加する事が出来ずテン場へと戻った。

 

■夕食準備開始

時間もPM4時を回ったぐらいだったので、そろそろ夕食の準備に取り掛からなければと思い、下ごしらえの準備に入った。

ご飯炊きは、伊東班長にお願いしたのだが、ガスバーナーに掛けて間もなく姿を消してしまった。

あろうことか、彼は釣りにでかけてしまったのである

やがて飯盒の蓋が蒸気で浮き上がり始めた。 私は下ごしらえで忙しかったが、仕方なく石を拾って蓋の上に置いた。

その後もご飯炊き担当は戻ってくる気配がなかったので、後の面倒を会長にお願いした。

快く引き受けてくれたかと思ったら、さっぱり面倒を見てくれない

気付いた時には、グツグツと煮えている気配も無く、少し焦げ臭い感じになっていた

慌てて火を消して、飯盒をひっくり返した。

結果的に、ギリギリセーフって感じだったが、底は焦げてしまっていた。(帰宅後のコゲ落しが大変なんだよな~ 分かってるのかな~???

時間もPM6時を回った頃、徐々に調理のペースを上げる。

いつのまにか、乾杯もせずに酒を飲み始めている者もいるしさ~

食材の岩魚も確保出来なかったのだから、少しは反省してと言うか気を使って欲しかったよな

岩魚といえば、結局のところ確保できたのは全部で5尾のみ。つまり、その内の3尾は私が確保した物だ!

予定では、岩魚飯と岩魚のタタキ団子汁もメニューとして考えていたのだが、食材不足により断念。

まあ、こういう不測の事態に備えて、私は、先日大型漁礁で釣ってきたマガレイの一夜干しを持ち込んでいたのである

 

■宴会はいつから始まっていたのか?

結局、どの時点から宴会が始まったのか分からないが、適当に宴会が盛り上がっていたみたいだった。

私は、ほとんど調理に専念したので、なかなか宴会へと混ざれなかったが、皆が盛り上がらないよりはマシなので、それはそれでよしとしよう

夕食の写真は、基本的に会長に撮影をお願いしたのだったが、後日、改めてメール添付をお願いしたところ、メール添付までの工程が分からないらしく、肝心の画像を取り揃える事が出来なかった

ということで、私が調理の合間にちょこっとだけ撮影した画像しか無いのよね・・・

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▲食いカス画像しかない・・・

網焼きは、退屈な人に担当してもらうために準備した物

メニューは、

マガレイの一夜干し焼き,イカの丸焼き,焼鳥(ネギマ),鳥のモモ肉のガーリックステーキ,チンゲンサイと岩魚の唐揚げのホワイトソース煮,フキとウドと豚肉の炒め物,ウドの若芽の天ぷら,岩魚の塩焼き,枝豆,味噌汁(だいこん・にんじん・ブナシメジ・ささがきごぼう入り)※1,ご飯※2

※1:本来、味噌汁には岩魚のタタキ団子が入る予定だったのに残念

※2:本来、ご飯には岩魚の塩焼きを一緒に入れて岩魚飯にするハズだったのに残念

 

調理もひと段落して、私も宴に混ざれた時には、時計は既にPM8時。皆は既に酔っ払って満腹状態。

それから間もなく、寝るとかなんとか言い始める者も出てきた。

 

■早々とご就寝・・・独りポツンと

PM9時前には、私以外全員テントに入って就寝

なんということだ これまでで最低の渓流泊となった様な気がするよ・・・

一人寂しかったけど、寝るにはまだ早すぎるしということで、焚き火だけ少し元気にしてあげて、しばしボーっと過ごす・・・

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▲やはり、高石師匠が参加しないと夜の宴は、盛り上がりにかける様だな・・・

 

■後片付けをして就寝

翌日の天候も心配だったので、ランタン・バーナー・食料等、一人でタープの下へ移動させたよ・・・

「あ~あ、少しぐらい片付けてくれよ~」って感じだったよ

まだまだ眠くは無かったが、PM10時にはテントの中に入って横になった。

なかなか寝付けなかった。 浅い眠りに入っては目を覚ましの繰り返しをAM3時ぐらいまで続けた。

 

・・・・・・・ 寂しい2日目 ・・・・・・・

■寝つきが悪く早々と起床

AM3時半、会長が予告通り早起きし、消えかかっていた焚き火を再び元気にしてくれていた。

間もなく私も起きて、辺りを見渡すも天気が悪いせいか、まだまだ暗い。

当日は夏至と言うこともあり、晴れていればもう少し明るくなりかけている頃だったと思うが・・・

とりあえず、いつ雨が降り出しても大丈夫なように、マットやシュラフを畳んで収納。

AM4時前、私も会長のところへ歩み寄り、軽く朝の挨拶をかわして、雑談。

どうやら、少し前まで小雨が降っていたとの事で、やはり撤収の準備を早めなければならない事を、この時悟ったのであった。

 

■危険回避のためやむなく撤収

AM4時を回った頃、再び小雨がポツリポツリと降り出した。

ヤバイな~と思いながら、今度はテントの収納を開始。

AM4時半、次第に雨足が強まりだす気配が・・・

この時、まだ寝ている他の3人にも声を掛けて、早く起きて片づけを開始するように促した。

その後は、雨が止む事も無く、次第に雨足も強まっていった。

なかなかテントから出てこない3人にヤキモキさせられたが、なんとか起きてくれたので一安心。

その後は、皆で手分けしてテン場を片付けて、AM5時半に朝食も摂らずにテン場を後にして下山開始。

※会長曰く、「前夜にたらふく食ったから大丈夫だ」とのこと・・・ある意味納得

川は、まだ増水する気配は無かったが、良い感じ(?)で雨が降っていたので、このままの調子で降り続いたら確実に増水する。

が、焦りは禁物。 渓流初心者もいるので、ペースを乱さずに定期的に休憩を入れながら下山を続ける。

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やがて、最後の渡川ポイントが見えてきた。この時AM7時ごろ?

この時点でも、幸い増水は無かった。 

後は車止めまで、荒れた林道を通過するだけだった。

AM7時半、全員無事に車止めに到着。皆、安堵の表情。

 

この後は、会長の別荘(?)に立ち寄って、着替えとかしながら一息ついて解散となった。

本来、天気が良ければ朝食をきちんと作って皆にご馳走してあげて、AM10時ぐらいまでテン場でマッタリと過ごす予定だったので、2日目は不完全燃焼のまま終わってしまった。

会長からは、釣行前に蒲焼のリクエストが有ったので、自宅で本気モードで蒲焼のタレまで作って渓に持ち込んだという経緯もあり非常に残念ではあったが、安全第一だから仕方ないね。

という事で、2日目の分、掲載する記事が無いのよね・・・

 

個人的には、2日目だけでなく1日目も不完全燃焼だったかな・・・

次回は、もう少し山遊びが出来る人達と遊びたいものだね