海での船酔いは、本当に辛い。
乗船の度に苦しんでいたため、そろそろ船釣りは諦めようかと思い悩んでいた・・・・・
2008年7月20日、最後の船釣りにするつもりで臨んだのだったが、生涯5回目にしてやっと船酔いを克服することが出来たのだ。(克服できたつもりでいる)
では、なぜ克服できたのか?
それは、いたって単純な事で、薬を変えただけなのである。
その時の体調・酔い止め薬の種類・うねり具合によっても差が出るのかもしれないが、5回目で初めて服用した薬が自分の体にベストマッチした様な気がする。
いつもは、内服液タイプの物を乗船30分前に服用するだけだったが、世間評判の高いカプセルタイプ(1日1回タイプ)の物に変えて、前夜の夕食後と乗船30分前の2回に分けて服用してみた。
使用した薬の名前だが、エスエス製薬のアネロン・ニスキャップだ。
船酔いには、寝不足は禁物と言われているのだが、当日は完全に寝不足状態だったにもかかわらず、船酔いの症状が全く出なかったのだ!
(その時たまたま効いてくれただけかも知れないので、もう少し経過観察をしてみたいと思う)
薬の代表的な主要成分の比較をしてみた。
特に、副交感神経遮断薬の「臭化水素酸スコポラミン」の量で差がでるかもしれないと思い、この成分に着目。
1回あたりの使用量で比較すると、
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センパア錠(0.25mg)>アネロンニスキャップ(0.20mg)≧エアスロートニスキャップ(0.20mg)≧レジャール錠(0.20mg)>センパア内服液(0.10mg)
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という内容だった。 必然的に、数値の高い物が強い薬となる。
実際には、その他の成分とのバランスも有り、一概にスコポラミン量だけが多ければ良いとは言い切れないかもしれない。
例えば、抗ヒスタミン薬について見ると、センパア錠よりアネロンニスキャップの方が多いのだ。
以上の数値から、本当はセンパア錠にしたいところではあったが、臭化水素酸スコポラミンは副作用の心配が増すので、スコポラミンが気持ち少なめ&抗ヒスタミン薬がちょっと多めのアネロンニスキャップを選択したのだった。
※ちなみにだが、アネロンニスキャップとエアスロートニスキャップは、どちらもエスエス製薬社製で、中身が全く一緒(成分とその量に違いは無い)
注意:
以上について、あくまで一個人の参考情報にしか過ぎず、効き目を保証するものではない。
また、服用に際しては、薬に添付されている取扱説明書に従う事。
蛇足だが、船釣りは金が掛かる。場合によっては釣り貧乏の道を歩む事になるので、財布の中身と相談しながら釣行する事。