goo blog サービス終了のお知らせ 

サラリーマン岩魚太郎(SIT)の日記

アウトドア中心のブログにするつもりが、いつの間にか「ひとりごと」の多いブログに・・・(^^;

渓流釣り(福島県某川)・・・釣行記(?)予告

2009-06-22 | 釣り・釣行記(イワナ)

6月20日~21日にかけて、渓流釣り(渓流泊)に行って来た。

事前の天気予報は、ころころ変わる感じで釣行すべきか少々迷ったが、大崩れはしない様だったので、その予報を信じて行って来た訳だが・・・

結果、20日は、晴れのちくもりで、まずまずのコンディション。

問題は、21日だ!!

午前4時前から、ポツポツと雨が降り出し、やがて雨足が強まりだした。

テン場は、標高1090m地点。

基本的に迂回(高巻き)が難しい川なので、増水すると下山が不可能になる・・・

午前5時半、朝食も摂らずに下山を開始・・・

詳細は、後日本編にて


渓流釣り(O川)・・・懐かしい画像を発見したので

2009-05-11 | 釣り・釣行記(イワナ)

2005年6月13日(月)と14日(火)の2日間、O川へキャンプ釣行をしていた。総勢6名での釣行だった。

データを整理していたら出てきたので、懐かしく思いブログへ投稿してみた。

050613a

▲中央は、渓酔会の渡部会長、右手前が高石師匠

050614a

▲滝のまん前で大股開きなのが自分だ。あれから4年も経ったのか~

手前のラガーシャツは、群遊のK氏。売るほどの食材を持ち込んで沢山の料理を作ってもらったっけな~

当時は、週末ともなれば渓流釣りに走り回っていたのだが、訳ありで2年ぐらい前からトーンダウン。

2005年ごろは、私的には絶頂期!(?)であったため、HPを立ち上げようとも考えていたのだが、結局、今日まで実現に至らず・・・

代わりに、2008年~の即席ブログでごまかしている訳なのだが・・・

さて、今後もこのままブログでごまかし続けるのだろうかね~


渓流釣り(福島市某沢)・・・山菜を採りながらのんびりと

2009-04-21 | 釣り・釣行記(イワナ)

渓の木々も芽吹き始め、緑が綺麗な季節へ変わろうとしていた。

Dscf0017a

4月20日(月)、久々に休暇を取って渓流釣りへ出かけてきた。

今回は、渓酔会の高石師匠と2人での釣行。

本来、渡部会長も同行の予定だったが、急に都合が悪くなり不参加。ご本人様は、今回の企画を「春一番プチツアー」と呼んでいただけに、さぞかし悔しかった事だろう。

 

福島市街地は、既に桜の花が散ってしまっていたが、この地区はちょうど満開の時期を迎えていた。(満開の桜、写真に収めるのを忘れてしまった)

春の訪れが遅い分、山菜の出も気になるところだったが果たして・・・

 

朝5時に入渓。天気は曇りだが、暑くも無く・寒くも無くといった感じでコンディション的にはまずまず。

この日は、餌釣り。

高石師匠がブドウ虫を買ったと言うので、お言葉に甘えて分けていただく事にしていたのだが、どうも餌の様子がおかしい。

「●や高石」のお店の従業員に、一番安いので良いから買ってくるように指示したところ、緑色のブドウ虫を買ってきたとの事。

職業柄、すばらしい色彩感覚と言いたい所だが、ただでさえ触るのに抵抗があるブドウ虫くん、緑色ともなると更に抵抗感が増すのだよ・・・

挙句、餌の生きが悪く、結構死んでいるのが混ざっていた

と言うことで、私は気色悪いブドウ虫は止めて、川虫を採取して臨んだ 

Dscf0002a Dscf0004a  

▲土日に釣り人が入った影響からか、竿を出すも、なかなかアタリが出ない。

高石師匠は、たまにアタリは有る様だが、バラシまくっている。どうやら、魚が小さい様だ。

Dscf0005a

▲先に私がキャッチ・・・15cmのチビ助

Dscf0007a Dscf0009a

▲もともと水量が多くない沢だが・・・

冬場に積雪が少なかった事が影響している様で、この時期としては水量が少なすぎる感じがした。

Dscf0010a_2   

▲やっと1匹キャッチしてニンマリする高石師匠・・・でも20cmぐらいと小ぶり

Dscf0013a

▲再び私にも・・・針掛かりが浅く取り込み直前でバレた!

水中に大量の腐葉土が堆積しているところに落ちたため、魚も身動きが取れずにいた。

これをタモで強引にすくい上げた! 22cmぐらいだろうか? 一応、釣り上げた事になるでしょ?

 

形は小さいが、何匹か釣り上げる事が出来た。食材用に2匹だけキープして早々と釣りは終了。

あとは、山菜採りをメインに沢筋を更に上流へ向けて上った。

Dscf0012a

▲極太のコゴミ: 食すには丁度良い感じのものが、あちこちに顔を出していた

Dscf0014a Dscf0031a

▲ウルイ: まだ出始めと言ったところ

Dscf0033a

▲モミジガサ(シドケ): こちらも出始め

コゴミ以外、全般的に少しタイミングが早い感じがした。

Dscf0016a_2 

▲残雪: 標高400m付近だと言うのに、まだ雪が残っていた。

暖冬で積雪が少なかったはずなのに、この時期に残雪が有ったのには正直驚いた。

雨が少なく落ち葉に覆われていた事が影響したのかな?

Dscf0027a

▲アイコ: 個人的にはあまり美味しいと思わないので、今回は採らなかった

 

Dscf0025a Dscf0029a

小宴会場。昨年と同じ場所で焚き火をしながらキープした岩魚を塩焼きに。

Dscf0023a Dscf0024a

▲質素だが、シドケとコゴミも少しだけ茹で上げて食べてみた。

自然の中で食す山菜や岩魚、どれも美味!(山の恵みに感謝)

Dscf0021a

▲カモシカがこちらを覗きこんでいた。お互いにビックリ

 

1泊したいところだったが、サラリーマンで有る以上、いつまでも遊んでいる訳には行かない。

名残惜しいが、昼近くに疲れを癒す間もなく下山開始。

普段の運動不足が影響して、足元はふらつきつき気味。この様なときは怪我や事故につながりやすいので、慎重に移動する事を心がけた。

帰りも山菜を採りながらゆっくりと下山した。

Dscf0030a

▲急斜面のガレバに根付いた大木(ケヤキ?)を発見。スタジオジブリシリーズに出てきそうな感じが

不安定な斜面に必至に根を這わして生き延びている様だ。

地中は、おそらく岩盤に覆われているために、根の張れる所が少なく、根は地表付近を這うしかないのだろう。

 

Dscf0035a

危険と隣り合わせの遊びに違いは無いと思うので、シーズン中は事故や怪我の無い様に気をつけたい。

        by SIT


渓流釣り(福島市某川)・・・久々にルアーもやってみたのだが・・・

2008-08-02 | 釣り・釣行記(イワナ)

8月2日(土)、約1ヵ月半ぶりの渓流釣り。

本来、8月の渓流釣りは、やらない事に決めていたのだが・・・

最近、体がだるく、あまり気乗りもしなかったが、体が完全にナマッていたので、体力づくりもせねばと思い、身体にムチを打って出かけてきた。

とりあえずAM3時半に起床して、軽く身支度を済ませ、予定していた4時には出発。

天候は曇りで24℃。夏至のころから比べるとだいぶ夜明けが遅くなっていた。

 

車に乗ろうとしたら、雨がパラパラ降ってきた。

雨は降らない予報だったはずだが、天気の神様には意地悪される事が多い。

出発してから間もなく、足回りの装備を一式車に積み忘れている事に気付いた。

足回りが無くては釣りにならないので、しかたなくUターン。

足回りの装備を車に積み込んで再出発。約10分のロス。

相変わらず雨はパラパラ降っている。

途中、雨が降っている地域と降っていない地域が有りマチマチ。

AM5時、無事に現地着。心配された雨は降っていない。

駐車する位置に車を切り返そうと窓を開けたとたん、アブの襲撃に遭ってしまった。

直接危害を加えてくるわけではないが、どうする事も出来ない感じだった。

タイミングを見計らって移動。なんとか襲撃からは逃れることができた。

 

釣りの装備を身に付けて、川に向って下りようとした。

そして、またアブ! しかも大群だ!! 

虫除けスプレーも家に忘れてしまったので、今日はこのまま釣りをしないで帰ろうか迷ったが、せっかく来たのだからと、アブを無視してそのまま川まで下りた。

すると、幸いなことにアブ連中は付いて来なかった。ホッとした。

 

今日のタックル類は、ルアーとテンカラの二刀流。

基本的にはテンカラ主体とし、ルアーに分がありそうなところはルアーで釣り上がった。

  

004_2

001_2 003_2

▲ピンボケばっかし・・・

 

スレているのか、釣られてしまったのかよく分からないが、さっぱり反応が無い。

変だな~と思いながらそのまま釣り上がって行くと、どうやら先行者が居た様で、足跡がところどころ残っていた。 どうりで釣れない訳だ。

まあ、もともと釣果を稼ぐ事が目的では無かった(体力づくりが目的だった)ので、さほど気にもならなかった。

 

005c  010c_3

▲たまには釣りをしている本人の画像を・・・(テンカラの練習?)

 

結局、2~3匹ぐらい岩魚が走るのを確認した程度で、釣果はゼロ~! このような状況をボウズとも言う。

久々にルアーもやってみたが、これでまたしばらくは封印となりそうだ。

011

▲使用したルアータックル

基本的にはスプーン派だが、先日譲り受けたミノー「型番:KTM-08Y」も使ってみた。 

 

P.S.

6月から痛めていた左足は、相変わらず痛い。 

医者からは「筋トレやれ」と言われたのだが、未だに痛みが引かないのだから根本的な原因は解決されていない様な気がする。

ただ、若干痛みはあったものの、釣り歩くには支障が無かったのでホッとした。

9月には、完全に復調していることだろう。


渓流釣り(福島県某川)・・・卍ツアー初参加

2008-06-16 | 釣り・釣行記(イワナ)
6月14日(土)~15日(日)にかけて、卍丸殿主催の『卍ツアー』に初参加してきた。
※初めに断っておくが、お寺関係でもプロレス関係でも無いので誤解の無い様に!
 
AM4時に自宅を出発し、卍丸邸を経由して待ち合わせ場所のコンビニへと向かった。

天気は、低気圧の通過の名残なのか晴れてはいるものの、曇りがちで風も多少ある。
しかし、空は気持ち悪い『朝焼け』となっていた。
写真は無いが自身が居る真上から北と東側方面にかけて、ボコボコ状になったうろこ雲みたいなのが黒と赤の色に染まって見えた。本当に不気味だった。
この4~5時間後に、岩手・宮城内陸地震が発生した。
当日の朝焼けと地震の因果関係の有無は分からないが、念のためブログに書き留めておく。

さて、釣行の話に戻そう。
約束のコンビニに7人全員が揃ったところで、いよいよ釣行目的地へと向けて出発!
そして、約30分で車止めに到着。
関東組は、ほとんで寝てないと思われるが、いたって元気な様子。ホントタフだね~
001a   
▲ 車止めで山登りの準備最中
画像の奥中央で鍋をかぶっている人が主催者の卍殿。
この後、鍋かぶり隊長と化して、全員を牽引していくのであった。
 
だいたい6時ぐらいだろうか、今度はテン場に向けて徒歩で出発。
途中、YONPAPAさんが山菜を採取しながら進む。早速本領発揮!
この時期としては調達が難しくなってきている山菜だが、そんな状況下でも食べられる物は確実に採取して行くって感じ。
採取した山菜は、ヤマミツバ、タラの芽とウドの芽(軟らかいところだけチョイス)、ミズナだったかな・・・
 
046
▲ ヤマミツバ・・・私はこの存在を知らなかった。(また知識が増えた)
 
山菜を採りながらとはいえ、歩くペースは異常に早い感じがした。
荒れ気味の林道を5km/h前後ぐらいの速さではなかっただろうか・・・
卍殿が先頭だといつもこんなもんなの???
 
昨年定年を迎えたYONPAPAさんも、しっかりと後を付いて行く。
普段は「軟弱」と控えめなコメントが多い方だと思っていたが・・・
先に書いておくが、今回YONPAPAさんと行動を共にして分かった事は、
①軟弱ではなく、すばらしい健脚の持ち主である(重たいザックも何のその)
②料理は前評判通り、手際良く・美味しく・レパートリーも多い
③ほとんど釣りをしない。今回限定かな?何れにしても経過観察の必要有り
④山菜は前評判通り、相当詳しい
⑤朝起きは苦手と聞いていたが、そんな事は無い。今回限定かな?これも経過観察の必要有り。
  
 
途中、先行者の車・バイク・自転車が多数見受けられ、釣り人の多さにはビックリ。
ただ、魚影は濃いと聞いていたので、午後からの釣りでも十分食材用のイワナを確保出来ると全員余裕の表情を浮かべていた様に見えた。(この後、まさかイワナの確保に難儀するとは・・・)
 
そして、危険なガレ場を通ったりする場面も有ったが、7時半ごろ(?)全員無事にテン場近辺に到着。

1213524935_2
▲ テン場手前の危険なガレ場(画像:卍殿提供)
 
3時間の徒歩と予想していたが、約半分の時間で到着。
先にも書いたが、歩くの早すぎるっつ~のッ!
 
そこから、ちょっとテン場決めにまごついた感が有ったが、なんとか適当なテン場を見つけることが出来た。
R431213525035 R431213525217_3
▲ テン場は、ブナの大木に囲まれた森の中 (画像:卍殿提供)
 
テン場設営開始が始まった。ここでもYONPAPAさんが大活躍。
とにかく手際が良い。
YONPAPAさんの指示の下、下草刈り,邪魔な枝の除去,かまど作り,タープ張り,各自のテント・ツェルト設営等、あっという間にテン場が整った。
この後は、しばしマッタリと・・・
 
誰かが、主催者の卍殿の誕生日(6月13日)の話を切り出した。
私は、思わずこのタイミングしかないと思い、密かに企てていた山中でのバースデーパーティーをここに宣言したのであった。
とは言っても、下界から豪華なバースデーケーキなど持ってこれるハズも無く(相当頑張れば持って来れるけどね・・・)、常温保存可能なロールケーキと生クリームホイップ(一応簡易クーラーバックに入れて持ってきたけどね)ならびにロウソクとクラッカーを、通称よろずやザックから取り出して提供した。
 
そして、ささやかではあるが誕生会が執り行われたのである。
「ハッピバースデー トゥー ユー ・・・・・・」と祝いの合唱から始まり、ロウソクの火をご本人様に「フー」して消してもらい、続いてわずか3個ばかりのクラッカーも適当に鳴らしてもらいと、即席ではあったが皆の協力を得ながらなんとか形にする事が出来てホッとした。
(この時、デジカメが見当たらず画像無し)
 
AM11時ごろかな? 卍殿を残して6人で3方向に分かれて釣りに出かける事に。
YONNPAPAさんは、一人本流の下流方面へ、他の5名は全員上流へと向かう事に。
テン場から間もなくの所で、まずは師範さんがルアーで早々とヒ~ット!
目測22cmぐらいではあったが、昨年卍殿がこの区間で一人で100匹釣ったという事だったので、今後の釣果に期待して即リリース。
たぶん、この師範さんの早すぎるHitが後々の落とし穴にハマッてしまうきっかけとなった様な気がする・・・
 
間もなく、本流と支流に分かれるポイントに。
ここからは、エッグマンさんとtomさんが支流方面へ、師範さんとナガイモさんと私は、そのまま本流上流へと向かった。
 
師範さんは、ルアーで、ナガイモさんはフライで、そして私は何で攻めようかな?
とりあえず、どんな状況下にも対応出来る様に、エサ,テンカラ,ルアーと3つのタックルを持ち込んでみたのだった。
が、まずは遠征組み優先で釣ってもらいたかったので、私は竿を出さない事にして、しばしお二方のお手並みを拝見する事に。
 
002
▲ ルアーを狙ったポイントに確実に投げ込む師範さん。実に上手い。
 
003
▲ ナガイモさんも、長~~~いラインをしっかりと操作して、
おそらくは狙っているであろうポイントへ、フライを飛ばしている感じ。
師範さんからは、後ろを見ないでやるので気をつけるようにと、こっそりアドバイスされていたのだが、確かに後ろを見ていないかも・・・
  
この後、なかなか釣り上げる事が出来ない。
ルアーを追ってくる魚も居ない。
フライに喰らい付く魚も居ない。
ちょっと様子を見た後、チャラ瀬が多い川だが私は餌釣りを選択。
しかし、釣れる気配すら感じない。
午前中、先行者が入っているので、条件的には厳しいと思っていたが、まさかここまでとは・・・
しばらくして、私の竿にやっとアタリが!
釣り上げてみたところ、目測で22cmぐらい。
もうちょっと大きめの魚をキープする事に決めていたので即リリース。
(写真も無い)
とりあえず餌釣りでの実績を作ったので、今度はテンカラに変更してみた。
 
その後、瀬を走る小さなイワナを時々みかけるが釣れない時間が続く。
たまにフライを追いかけるイワナが居る様だが、合わせ切れない様で、ナガイモさんだけがボ○ズ。
昼も過ぎていたので、昼食タイム。
あまりにも釣れない為か、皆浮かない表情。当然会話も弾まない感じ。(それでも、ちょこっと雑談はしたけどね)
さあ、気を取り直して釣りを再会。
しかし、その後も全く釣れる気配が感じられない。
完全に意気消沈。
 
004_2
▲ ルアーマンとフライマンの共存
 
PM2時過ぎぐらいだったかな? 釣りを諦めてテン場へ引き返す事に。
師範さんは、キノコでも探しながらとの事だったので、私が一足先に川を下った。
 
しばらくすると、支流に行ったはずのtomさんがルアーを投げながらこちらに近付いてきた。
つまり何を意味するかというと、必然的に釣れなかった事を意味する訳で・・・
どうやら、先行者が沢筋を、しかも水の中をバシャバシャと戻ってきたらしい。
それじゃ~確かに釣れないわな~
 
そして、なんとなんと本流下流方面へ向かったYONPAPAさんも釣果が思わしく無かった様で、tomさん達の入った支流へと向かったとの事。
私も一人で後から追いかけようと途中まで行ってみたのだが、登山道移動中に痛めた左足の状態が思わしくなく、無理せずに早々と引き返す事に。
 
テン場に戻ってみるとなんてことでしょうか。晩の食材にするはずのイワナのキープがゼロ!!
こんな事なら、先に釣った岩魚をキープしておくべきだったと反省。
ちょっと小休憩を挟んで、今度は暗くなる前に飯炊きの準備に取り掛かった。
とは言っても、ご飯と飯盒の持参を指定されただけだったので、超ラクチン。とりあえず、川原で米を研いで飯盒に水を注いでおしまい。
 
再びテン場に戻ってみると、YONPAPAさんも釣りから戻っていた。
やはり釣果は、思わしくなかった様だ。
(スモールサイズが4尾ぐらいだったのだろうか?)
そして、待ちに待った焚き火が始まっていた。
焚き火の臭いは、下界では嫌われる。だけど山ではそんなの関係ない。むしろ癒される。
 
010
▲ 文明の利器:送風機・・・焚き火に向かってリーリングしている訳ではない
 
相変わらず宴用のイワナが足りないままだ・・・
夕方近くになってから、改めて漁に出かける事に。
今度はテンカラ竿1本を持って本流下流域に行ってみた。
上流とは違い、深みの有るポイントが多かった。
が、やはり朝から入渓者が多かったためか、さっぱり反応が無い。走る魚も見えない。
その上、風が強くテンカラが思うように振れない。
 
そして、最後の手段(禁じ手)に打って出た。
ラインにガン玉を付けて、さらに毛ばりにはブドウ虫を付けた。
テンカラ竿が伝家の宝刀へと化けた瞬間だった。(情けない)
 
しかし、竿にはピクリとも反応が感じられない。
辺りもだいぶ暗くなってきたので、諦めてテン場に戻る事に。
テン場に戻った瞬間、釣果を期待された視線が感じられたが、ボ○ズという結果から目を合わす事が出来なかった
  
 
YONPAPAさんが宴の準備に取り掛かっていた。
008
▲ 小さいイワナを器用三枚下ろしに
こんな格好悪い(チビイワナをとっつかまえてさばいている)画像はブログに載せるなよと言われたのだが・・・これなら分かんないでしょ!(しかもキープ可能サイズだし)
012
▲ ミズナのタタキを作っているところ
ほんと、全てにおいて手際が良い。
 
そうそう、自分が担当するはずの白米炊きだが、なぜか既に炊き上がっていた。
いったい誰の仕業だったんだろうか?
ではなく、どなたが炊いて下さったのでしょうか?
ほんと、すんまへん。
 
この間、真の夕マズメ狙いで卍殿が釣りに出かけていた。
なんとか、2匹(?)キープしてくれた。
主催者の面目を果たした格好だ。ほんと頼りになるね~
 
さて、今回の宴会料理を紹介しておこう。
YONPAPAさん:
 ・イワナの唐揚げと湯でミズナのクリームソース和え
  どっかのプリンのCMじゃねェーけど、
  とろーりズルズルって感じかな~ 絶品!!
 ・フキと豚バラ肉の炒め物
 ・ミズナの酢味噌和え
 ・イワナの骨せんべい(?)
 021 011
 014 009
師範さん:
 ・イワナ蒲焼のチラシ寿司
  タレも美味かったし、スッキリさっぱり感が有って美味かった
 031  
ナガイモさん:
 ・キノコと大根おろしと餅等がたっぷりと入った鍋物
  さすが鍋担当と言われるだけ有って手が込んでたね~
 006
 この鍋、鍋隊長が頭にかぶっていた物だと思うけど、
 ちゃんと洗って使ったのかな?
卍さん:
 ・根曲りタケの網焼き(現地調達では無い)
 ・生イカの三五八漬けの網焼き(酒好きにはたまんないね)
 ・ウィンナーの網焼き
 016
エッグマンさん:
 ・ピザトーストのホイル焼き
  とても市販品とは思えなかった。炭火で焼いたからかな?
 (写真撮影忘れた)
  
その後も、焚き火を囲んでの宴が続く。
019_3 023_2027_2   
▲ 不思議と下界での疲れが癒される
 
013 017
▲ 料理に群がるアマチュアカメラマン達
 
020_2 
▲ 宴の様子をカメラに収めるYONPAPAさん
 
各人のHPやブログに掲載されている料理の写真は、いつもこうやって撮られているのかな?
 
まだまだ、宴が続いているところだったが、私は、痛めた左足が心配だったので、先に就寝する事に。
夜中、寒くて目を覚ました。プラペラのシュラフ1枚ではダメみたい。持ってきたフリースを出して、毛布代わりに使った。なんとか寒さはしのげた感じ。
でも、最初に就寝されたのはYONPAPAさんである事を思い出した。
037
▲ 早朝からのフル回転、本当にお疲れ様~~~ 
 
■そして、2日目の朝を迎えた。
なんとか睡眠不足に陥らないで朝を迎える事が出来た。
4時には目が覚めていたが、あまり早く起きてもやる事がないので、そのまま寝たふりを。
その間、徐々に人の声が聞こえ始める。
とりあえず私も5時ぐらいに起きて顔を洗いに川原へと向かった。
水は澄んでて冷たく気持ちが良い。一気に目が覚めて気持ちも引き締まった感じ。
この時間、既に釣りに出かける人、焚き火を起こす人、朝食の準備をする人と、皆それぞれ思い思いの行動を取っていた。
私は、特にやる事がないので、とりあえずお湯を沸かして、ティータイム。
 
朝食は、うどん、お茶漬け、山菜の天ぷら等・・・(料理の写真なし)
038
▲ 翌朝もYONPAPAさんは料理を担当してくれた
何時にテン場を後にするのか分からなかったが、早めの撤収に雰囲気が漂っていたので、私も早々と個人装備を再パッキングを済ませた。
AM8時は過ぎていたと思うが、テン場を後にした。
 
040
▲ 危険なガレ場を通過
 
043
▲ 一列になって軽やかに下山する。歩くの早すぎるっつ~の! 
 
私は、痛めた左足をかばいながら歩いた。
普通に歩いていたのでは、左足半歩分ぐらいずつ遅れるので、そのぶんピッチを早めた。
バランスを崩しての徒歩なので、当然その負担は右足にも掛かってくる。
今度は右足が痛くなってきた。
 
やがて、車止めまで残り数百メートル地点と分かる橋が見えてきた。
この時点で、私は先を行く人を追いかけるのを止めて、歩く速度を落として景色を眺めながら一人のんびりと。
 
そして、なんとか無事に車止めに到着。
この後、
温泉に浸かる→昼食にラーメンを食べる(卍殿ご馳走様)→卍邸に行って自作のボルダリング場を見せてもらう→解散
という行程となった。
皆さん、この度は本当にお疲れ様。そして有難う!
またの再会が楽しみだね!!
 
P.S.
釣りから戻った翌日、個人的に恐れていた事が!
実は、皮膚が弱く、ウルシや虫刺されには人一倍敏感なのである。
腰の辺りもかゆいが、特に右腕の至る所に赤いボツボツが出来て、酷いところは水ぶくれ状になって、かゆくて痒くてたまらない!!
PVA配合の薬もあまり利かない・・・
  

渓流釣り(福島市某川)・・・午前中限定で

2008-06-02 | 釣り・釣行記(イワナ)

6月2日(月)、午前中休みを頂いて師匠の高石さんと渓流釣りへ。

 

001  

▲ 澄み切った水に反射した光がまぶしい・・・その中から飛び出す天然イワナ

 

AM3時20分、前日にセットしていた目覚ましが鳴り、「う~」と心の中でうなりながら何とか起き上がった。

まだ3時半前後だというのに、空が少し明るい感じになっていた。

気付けばもう6月で、あと20日もすれば夏至を迎えるわけだから、夜明けが早くなるのは当然か。 

しかし、このところ、どうも朝起きるのが辛くなってきた。

明らかに疲れが取れにくくなっているみたいで、こういったところからも、若くは無い事を実感させられる。

 

何とか予定していた4時ちょっと前には自宅を出発する事が出来た。

天気は、若干雲が有るものの、穏やかに晴れている。

気温は、12度ぐらいで、ちょっとひんやりした感じだが、絶好の釣り日和となる事を予感させられた。

 

師匠とは、現地に4時30分に待ち合わせとしていたが、おそらく途中のコンビニに寄っているハズと思い、立ち寄ってみたら、めでたくお会いする事が出来た。

当初の待ち合わせ場所とは異なってしまったが、予定を変更して某温泉街の某駐車場に私の車を置かせて頂き、そして今度は師匠の車に乗せて頂いて、現地へ向け出発。

※駐車場の件、一応、師匠が某マネージャー様にメールにて連絡してい頂いたのだが、まさか、後に危うく罰金を科せられそうになるとは、予想もできなかった・・・

 

AM5時前には現地に辿りついた。

気温はさらに低く10度を下回っており、上着がないと寒いぐらいだった。

それでも、ゴアのカッパを羽織れば丁度良い感じ。

仕度を済ませて川へ下りた。

渓相は、私ごのみですばらしい。

この川、実は20年ぶり。

ただし、当時は、もっと下流の方でちょこっと釣りをしたにすぎない。

なので、更に上流に来れた事に喜びを感じた。

  

水は澄んでいるものの、土曜日までの雨の影響か少々増水気味で、水も結構冷たい。

(師匠曰く、平水時より30cmぐらい多いらしいが、ほんとかな???)

最近、肌寒い日が続いていたので、はじめからウェーダーでやると決めていたが、増水気味の川を見て、「ちょっと失敗したかな?」と思った。(ウェーダーだと転倒時危険という意味で)

でも、なんとかギリギリ遡行できる状態が確認出来たので、まずは一安心。

※本来、速乾性パンツにスパッツならびにウォーターソックスにウェディングシューズの組み合わせで、転んでも大丈夫な様にしておきたいのだが、もうちょっと暖かくならないと、寒がりの私にはちょっと厳しい感じだった。

 

師匠はテンカラで、私は餌釣りで開始。

川虫を採取しようと試みるのだが、なかなか捕れない。

とりあえず、師匠が持ってきてくれたブドウ虫と私が捕った川虫を併用する形で釣りをする事に。

しかし、釣れる気配が全く感じられない。

しばらく遡ると、工事中の砂防ダムが出現した。

これを見て、釣れない状況が理解できた様な気がした。

 

そのまま砂防ダムを越して、200mぐらい行った所の深い淵が有るあたりで、小休憩。

朝食を摂りながら、2B+6Bサイズのガン玉を付けた仕掛けを淵にぶち込んではみたものの、ぜんぜん釣れない。粘っても釣れない。

 

適当に休憩を済ませ、再び遡行開始。

テンカラは厳しいと判断したのか、師匠も餌釣りに変更。

しばらくして、私に待望のアタリが!

やっと釣れた。

002  

▲ 22cmの岩魚。ここの魚はニッコウイワナ系じゃないみたい。ニッコウイワナも居るのかな?

 

しかし、その後もなかなか釣れない状態が続く。

003

▲ 師匠は、この時点でまだ「ボ○ズ」

 

しばらくして、再び私にアタリが!

004

▲ 25cmのメス岩魚。(ちょっと出血させてしまった。見苦しい写真で失礼)

  

005

▲ 師匠は、このあたりで待望の一匹目、25cmオーバーの岩魚を釣り上げた。

そして、更にこのちょっと上の方でも同サイズのものを釣り上げた。

 

AM10時ぐらいになると、だいぶ日も高くなり心地よい風が渓を吹き抜ける様になった。

006

▲ 満開のタニウツギと少しピークを過ぎたフジの花

 

餌釣りからテンカラ釣りに切り替えてみた。

1年ぶりのテンカラ釣りだ!

1回、2回と空打ち込みをして、3投目を打ち込んでちょっと待つ。

ラインに気配を感じたが、空振り。

続けて4投目、再びラインに気配を感じた! 

スッと合わせた所、バシッとHIT!!

強い流れに余計に重みを感じる状況下、慎重に手繰り寄せ、22cmの岩魚を釣り上げた。

実は、テンカラで岩魚を釣り上げたのは2年ぶりの事。

去年もやっては見たのだが、あいにく釣り上げる事は出来なかった。

断ってはおくが、腕のせいでは無いよ。

去年は、たまたまコンディション不良だったのだと思う。(水温や気温等)

一応、そういうことにしといて。

 

久しぶりに、餌釣りでは味わえない、引きにちょっと興奮!

そのため、写真を撮るのを忘れてしまった

  

007

▲ 代わりに師匠がテンカラで釣り上げた岩魚の画像を添付・・・川の水も澄んでて綺麗だ

 

やがて、川に架かる小さな橋が現れた。

時間も11時近かったので、ここで釣り終了となった。

 

今度は、荒れた林道を車の所まで逆戻り。

水溜りやぬかるみが至るところに出来て、酷いところはズボズボ刺さる。

歩くこと20分程度で、車のところに辿り着いた。

帰り支度を済ませ、11時30分前、現地を後にした。

 

爆釣はしなかったものの、久々に釣りらしい釣りが出来たので、満足。

今度、また是非来てみたいな・・・

 

実は、約2週間後に別のグループと更に上流で釣りをする事が決まっている。

今回釣りをしたところから、林道を更に徒歩で3時間ほどの場所まで行くらしいのだが、果たしてその先には何が待っているのだろうか・・・ 

ロマンか悪夢か分からないが、ワクワクしてくるね。

(当日は、雨が降らない事を祈る

  

さてさて、昼12時ちょっと前、私の車を置かせて頂いた某駐車場に戻った。

某マネージャーさんが、丁度私の車に駐車禁止の張り紙をするところだった。

しかも、張り紙の内容は、「無断駐車禁止 罰金100万円」というものであった。

今回は、なんとか見逃してもらえた格好だが、一つ間違えば大変な事になっていた。

まあ、仲間内の出来事なので、単なる「悪ふざけ」ってとこだけどね。

 


渓流釣り(宮城県某川)・・・早朝トレーニング~

2008-05-16 | 釣り・釣行記(イワナ)

5月16日(金)、そろそろ雪代が治まる頃と思い、出勤前の早朝トレーニングに行ってきた。

 

なぜこんな無謀な行動に出たのかというと、

土日が休みであっても、家庭事情で私の余暇がつぶれる事が多くなってしまったため、この流れをムリヤリ変えたいが為。

 

さて、この川に通い始めて10年ぐらいになるが、「女性的な川で美しい」とう印象を持っている。

しかし、砂防ダムだか治山ダムだかよく分からないが、人の手がずいぶんと加えられている川でもあり、この点は非常に残念な事と思っている。

 

果たしてこの川に、こんな建造物が本当に必要だったのか、ず~っと疑問に思っていたところに、最近また新たな砂防ダムが造られてしまった。(正確には建設途中)

ダムを1つ作るにしても、伐採を行い、山を削って林道を作り、川床をほじくり返したりと、広範囲にわたって自然破壊が進んでしまう。

こうやって、美しい自然が失われていく事に深い悲しみを覚えている。

 

土砂を食い止めたいという考え方も分からないではないが、

本来、川が担う役割を、いとも簡単に人為的に変えてしまって、本当に良いのだろうか?

田舎町の雇用創出の為の策なのかも知れないが、なんとなく利権が絡んでいる様に思えて仕方が無い。

本当の事情を知らない一個人のたわごとではあるが、自然をいじくりまわすのは、そろそろ止めてもらいたいと切に願う。

 

余談はこのぐらいにして、早朝トレの話に戻す。

この日は、AM4時から釣りを開始したかったので、久しぶりに気合を入れて、自宅をAM3時に出発。

現地までの距離は、片道45kmほどあり、このあと出社を控えている身としては、ちょっと遠い。

それでも、車をスイスイ走らせ、現地にはAM3時50分に到着。

天気は晴れ。気温4℃とちょっとひんやりした感じで吐く息が白い。

日の出には、30分ぐらい早いのかな? それでも懐中電灯無しで歩けるぐらい明るい。

そそくさと支度を済ませ、川へ下りた。

 

心配された雪代は既に治まっていた。

テンカラ釣りをやりたかったが、気温が低すぎると判断し、今日は餌釣り一本に。

まずは川虫を捕まえて、AM4時に釣りスタート。

「あれっ、仕掛けが見えない!!」

これじゃ~釣りにならない。仕方ないので、山勘釣りをしながら200m程進む。

このあたりでやっと仕掛けが見えるぐらい明るくなってきたので、ちょっと真面目に勝負。

 

「クンクン」?、「コンコン?」、「コツコツ」? と竿を握る手に独特のアタリが伝わってくる!

(↑適切な表現はどれなの???)

ちょっと慎重に合わせて、難なく1匹目の岩魚を釣り上げた。

でも6寸といったところだったので、即リリース。

その後、荒削りの釣りを繰り返しどんどん先へ進む。

200mぐらい進んだところで、再び竿を握る手にアタリが伝わってくる!

今度も6寸といったところで、即リリース。

 

そして、ここで建設中の砂防ダムが姿を現した。

結構デカい!! これには唖然とさせられた。

しかも、工事で使用されているシート類(?)が、川のあちこちに流されて散らばっていた。

こんな光景を目の当たりにしてしまうと、一気に釣り欲を失ってしまう。

(色々と問題になりそうなので、ダム周辺の写真は無し)

 

一旦、車に戻って建設中のダムの上流を目指し移動。

車を降りて、山道を5分ぐらい歩いて再び川に下りた。

少し下流にゴロゴロした大岩が点在するので、そこまで川伝いを移動。

Dscf0098_3

▲バックには1700m級の山。ずいぶんと雪解けが進んでしまった様な気がする(見る人が見れば、場所はバレバレ)

 

再び仕掛けを投入するが、魚の反応は無し。

やはり建設中の砂防ダムの影響だろう。

川が相当痛めつけられてしまったがために、魚が住み難くなっている様だ。

(数年後の復活を切に願う

 

その後、しばらく上流に向かって釣り上がってみたが全く釣れない。

Dscf0100_2

▲こういった渓相が上流部まで続く。個人的には好きだ・・・しかし、砂防・治山ダムも多い

 

ここまで来て、追い討ちをかけるかの様に、途中から入渓者が居た様で、新しい足跡が岩の上に付いていた。

ということで、6時半前に釣り終了。

釣果は岩魚2匹だったが、写真撮影せずにリリースしたので画像無し

 

手ぶらで帰るも恥ずかしいので、フキを20本ぐらいとミズナをちょこっと採取。

Dscf0099_2

ガキの頃は、フキなんて美味いと思って食べた事は無かったが、最近なぜか凄く美味いと思う様になった。理由は分からないが味にクセの有る物が結構好きになったみたい。

また、以前は釣り一辺倒だったが、ここ3年の間に釣りをしながら山菜を採る事を覚え、なんだかすごくすごく楽しみが増えた感じで、釣りを趣味にしてて良かったと思っている。

 

6時45分に現地を後にし、7時半に無事帰宅。

下界は、通勤・通学の時間帯。

その光景を目の当たりにし、ふと普段の我に返った。

・・・ 

この後、ちゃんと会社に行ったよ。

でも、重役出勤になったったけどね。

 


GW帰省1日目・・・渓流釣り

2008-05-06 | 釣り・釣行記(イワナ)

5月3日~5月6日まで、久しぶりに実家に帰省してきた。

しかも、こんなに長く滞在するのは本当に久しぶりだ。

今回は、妻が仕事の為、子供2人連れての帰省となったが、母親が居ない中、子供らはちょっと寂しい感じの様だった。

 

第1日目の3日、高速道路のETC通勤割引が適用される時間帯と走行距離を計算して、自宅をAM8時に出発し、まずは8時半過ぎに白石ICから乗った。予想通り車の通行量は多い。途中大和IC近辺で3km程度の渋滞に巻き込まれたが、まあまあ順調に進むことが出来た。普段は若柳金成ICで降りるところだが、そこまで行ってしまうと、通勤割引が適用される100km以内の走行距離をオーバーしてしまうため、1つ手前の築館ICで降りた。

これで、高速道路代を半額の1300円で済ませる事が出来た。

ちょっとケチっぽい感じもするが、、ガソリン代が高い分、少しでも節約せねば

 

実家にはAM10時半には到着。

まずは、定番のお茶と自家製の漬物が出てきたので、茶を飲みながらしばしリラックスタイム。

・・・・・・・・

・・・・・・・・ 

 

昼食を食べながら、今日は何をしようか悩んだ末、渓流釣りに行くことを決断した。

子供らを実家に預けて、PM1時過ぎに一人で釣りに出かけた。

行き先は、自宅から約40kmぐらい離れた旧室根村の某川。(小さな川である)

004

この川は、高校生の頃に原チャリで開拓した川である。

かれこれ20年以上も前のことであるので、時が経つのは本当に早いものだ。

(原チャリは、通学用でしか認められてなかったので、校則違反なのだろうが、まあその辺は・・・)

 

久しぶりに、この川で釣りをしてみたのだが、魚の気配が感じられない。

開拓した当時は、山女が固まりになって泳いでいるのが確認できるぐらいだったのに、いったいどうしたんだろう???

色々と考えられる事は有るが、下流域で護岸工事が行われ、魚の行き来が遮断された事が一番の原因の様な気がする。

そんな状況下で、こんな小さな川に釣り人が訪れて釣り上げられたら、たちまち居なくなってしまうのだろうな。

 

それでも、全く釣れないわけではない。要所要所では岩魚が餌に飛びついて来る。

001_2 002 003 

魚の数が減っている中でのKEEPは、少々気がひける感じがするが、実家への手土産に8寸サイズのものを2匹だけKEEPさせてもらった。

 

この場所、山の木も減っていた。要するに広範囲に伐採が進んでしまっていた。

山にも、ある程度手を加えて行く必要が有るのかも知れないが、20年前の風景とだいぶ変って居た事に、ちょっと複雑な心境になった。

帰りがけ、農作業をしていた地元のおじいちゃんと、ちょっと立ち話をした。

その中で、最近「日本鹿」による農作物の被害が急増しているとの事だった。

(五葉山あたりから来たのかな???)

日本鹿は、カモシカと違い、群れで行動をするらしく、かなり性質が悪いとの事。

以前は、ありえなかった事だそうで、方々での山林の伐採とかが影響しているのだろうか?

最近の熊の出没パターンもそうだが、自然環境のバランスが崩れると、いろんな事が起きてくるのだろう。

 


渓流釣り(福島市某沢)・・・やっと初釣行

2008-04-29 | 釣り・釣行記(イワナ)

4月28日(月)、やっと渓流初釣行となった。

 

今回は、福島渓酔会のメンバーとの釣行となった。

メンバーは、渡辺さん(会長)、高石さん(企画部長)、そして私(マカナイ担当)の計3名

本当は、4名での釣行となる筈だったが、タモさん(名誉会長)があいにく・・・

※福島渓酔会とは: 

  こんな会が本当に実在するのかよく分からないが・・・

  誰かがそんな事を言っていた様な気がするので、

  かなり怪しいが、とりあえず実在する事にしておく。

  なお、肩書きは会が実在するものとして、私が勝手に付けたもの。

 

AM3時15分に起床し、軽く身支度を済ませて3時55分に自宅を出発。

天気は、晴れ・気温12度。 ちょっと風が吹いているせいか寒く感じる。 

 

途中、コンビ二に寄って食料を買出し。

コンビニの駐車場に居たら高石さんからメールが入った。

「タモ長がまだ来ません、もうちょっと待ってみます」

との事。

これでは、あまり急いでも仕方が無いので、ゆっくり安全運転で現地に向けて一人寂しく車を走らせた。

 

4時半に、現地の待ち合わせ場所に到着。

天気は、曇りで風も意外と強い。小雨もパラパラと降ってきた。気温も6℃と寒い感じ。

ちょっと山に寄っただけで、天気がガラリと変わるのには驚きだ。

 

とりあえず、早めの朝食をとりながら後続車を待つことにした。

10分ぐらい経過してから、やっと高石さんの車が到着。

同乗者は、渡辺さんのみ。 残念ながらタモさんは爆睡中だったのか、来られませんでした。

これでは、「名誉会長」ではなく、「不名誉会長」のレッテルを貼られてしまうのも時間の問題か・・・

 

適当に準備を済ませ、いよいよ釣り場に向けて出発。

まずは急斜面を下り、今度は荒れた細い細い山道を歩き、再度急斜面を下り沢へと降り立った。

でも、まだまだ釣り場には距離がある。

沢筋を歩きながら山菜がないかと辺りをキョロキョロしながら前進。

タラノメ、コシアブラが、ちょこちょこ採取できた。

最大の難所の砂防ダムもクリアし、いよいよ岩魚のポイント(エリア)に到着。

この時点で、時間はAM6時ぐらいだったと思う。

久しぶりの遡行に体が反応できるか心配だったが、なんとか大丈夫みたい。他2名も大丈夫みたい。

 

まずは、渡辺さんと高石さんが交互に竿を出しながら進んで行った。 私はしばし見学する事に。

(『竿』と言うと、すぐあっちの「サオ」?の話が始まる。ったくオヤジだね~

 

竿を出し始めて間もなく、待望の岩魚が掛かった!

でも最初に釣り上げたのは誰だっけ? 高石さんだったかな? (肝心の写真も無い)

次に岩魚を釣り上げたのは、間違いなく渡辺さんだ。

001  002

 ↑ 画像がピンボケですんまへん。 

腹が柿色のニッコウ岩魚を釣り上げ大喜びの渡辺さん。

あれっ? なぜか釣り人の顔が写っていない。

 

003

 ↑ 高石さんも釣りに集中!

 

岩魚を見せ付けられては黙ってはいられない。

私もやっと、竿を出してみることに。

しばらくして、コンコンというかクンクンというかコツコツというか、岩魚独特のアタリが出た。

バラさない様に確実に餌を喰わせてから、引き上げた。

004  

久しぶりに岩魚とご対面!!

この後、もう一匹釣り上げたが、形が小さかったので即リリース。

結局、私は2匹釣ったところで釣りは早々と終了。

  

今度は、山菜採りに集中。

014

 ↑ ここは、一面コゴミ畑なのだが・・・ほとんど伸びきっている

 

006

 ↑ ウルイ。 岩盤(ナメ岩)の有る所に生える感じがする。

 

008

 ↑ 山菜の王様:モミジガサ(シドケ)。 腐葉土が堆積している所のは極太が多い。

010

 ↑ 山菜の女王:アイコ。 ちょっと細いね。

 

入渓地点から、沢を3キロ程登った辺りで小宴会開始。

焚き火の用意は、渡辺さんが率先して行ってくれた。普段は温泉街のエリート営業マン(?)として活躍されているのだが、プライベートでは、頭にねじりはじまき・腰にナタをぶら下げて、山仕事人へと変身する。なんとも心強い存在。

岩魚の塩焼きの用意は、高石さんが行ってくれた。手際よくさばいて、格好良く串刺し完成。職業柄、接客と手先を使う作業が得意な様で、この様な場面での作業には適任の様だ。

※実はこの間、私は山菜採りに夢中で不在だったので、実態は不明

皆さん、何から何まで本当にすんまへん。

と言いたいところだが・・・

「塩」を持ってきたと豪語していた渡辺さんだったが、私が山菜採りから戻ってきたところで「塩」を持ってないか尋ねられた。つまり「塩」を忘れてしまったという事である。

まあ、今回だけの話ではないので驚きもしないけどね。

私のザックは、よろずやザックで有名なので、すっかり当てにされている感じ。

 

011  012

 ↑ 渡辺さんと高石さんのお二方は、アホトークを披露しながら宴会中。

焚き火での岩魚の塩焼きは絶品!!

私は、山菜をちょこっとだけ調理してみた。

ウルイ: さっと湯がいてマヨネーズをかけたもの。

アイコ: 湯がいて皮をむいてマヨネーズをかけたもの。

シドケ: 湯がいて冷水に漬けて絞って、醤油とカツオ節をかけたもの。

え~ 肝心の調理した物の画像はと言うと、記録する前に食べられて無し。(大した物じゃないので画像が無い方が良いでしょう) 

 

※ここで心配事が・・・

塩焼き用の串を用意したのは渡辺さんだったが、何の木を使ったのかイマイチハッキリしない。

猪苗代町出身で、山にはすごく詳しいと聞いていたのだが、どこまで信用して良いのか・・・

私、自ら「ウルシじゃね~の~」と冗談半分で切り出したが、「分からない」の返答にだんだん心配になってきた。

直後、急に喉の奥がいがらっぽく感じる様になってきた。

まさに、病は「気」ではなく「木」からなのだ。

※この後、下山途中で串焼きに使用した木と同じ木を発見するまでは生きた心地がしなかった。(ちょっとオーバーかな ) 

 

まあ、ウルシ騒ぎも有ったが、

自然の中で、マイナスイオン(?)をたっぷり浴びて、日ごろのストレスを一気に吹き飛ばす事が出来たので、それが何より嬉しい。

ず~っと胃腸の調子も悪かったが、その不調もどこかへ吹き飛んでしまった感じ。(マジで!)

その証拠に、1日に4食も摂ったのだから、ほんと驚きだ。

 

10時ごろ、名残惜しいが楽しい宴会を終了させ下山開始。

帰りも、再び山菜を採取しながら下山。

 

009

 ↑ この沢、ナメ岩がほとんど。 

上の場所、実際は画像で見る以上にキツイ。

 

013

 ↑ これって、なんとかユリって言うやつじゃなかったかな?

よくわからないので、撮影だけで終わり。

 

PM12時半ごろ、車を駐車したところに無事に戻った。

久しぶりの渓流釣りとなったが、自然と触れ合いながら体を動かし、食事も美味しく頂くことが出来た事に改めて幸せを感じた。

PM1時前、現地解散となったが、渡辺さん、高石さん、本当にお世話様~

 

PM1時半ごろ、自宅に辿り着いたが、ちょっと疲れて眠い。

でも後片付けが先なので、頑張って片付けて、昼飯を食べて(あれっ?山で食った筈だが・・・)、しばらく昼寝。

 

夕方、山菜をちょこっとだけ調理してみた。(デジカメ撮影忘れ画像無し)

全部お浸しなんだが、

ウルイは、マヨネーズをかけただけ。

ミズナは、細かく刻んで塩とマヨネーズをぶっ掛けて、さらに納豆と混ぜた。

これ、結構美味い! ミズナのシャキシャキ感が最高!

シドケはお浸し。あいにくカツオ節を切らして醤油だけとなってしまったが、やっぱ美味いね。

でも、シドケの様に味に曲が有るものは子供らには不人気。

 

あ~あ、またサラリーマン生活に戻らなければならないのか~~~

仕事の事を考え出すと憂鬱だな。

 

次は、いつ山に遊びに行けるかな? それが問題だ。