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サラリーマン岩魚太郎(SIT)の日記

アウトドア中心のブログにするつもりが、いつの間にか「ひとりごと」の多いブログに・・・(^^;

オートキャンプ(吹上高原オートキャンプ場)・・・地震の影響は全く無し

2008-08-16 | キャンプ

8月11日(月)~12日(火)にかけて、家族全員でオートキャンプに行ってきた。

行き先は、宮城県大崎市鳴子温泉鬼首(オニコウベ)に有る「吹上高原オートキャンプ場」。

このキャンプ場へ行くのは、毎年恒例(?)となっている感じで、この時期になると決まって出かけることにしている。

なぜここに行くかというと、一面芝生?(雑草?)で区画が無く、宣伝上は400張以上のテントの設営が可能ということになっており、基本的に予約無しで行けるから。

ただ、最近は一部電源が使えるエリアまで設定されて、近代化(?)が進んでいるのが残念。

個人的には、炊事場があればそれで十分なので、あれもこれもと備え付けて欲しくないのが本音だ。

 

さて、前置きが長くなってしまったが、当日11日はAM8時過ぎぐらいに自宅を出発。

どんよりと曇ってちょっと蒸し暑い感じだった。(実に不快指数が高い)

R4号を北上し、白石ICから高速を利用。

おそらくはお盆休みを利用した帰省車両と思われる関東ナンバーが目立ち、交通量が多い。

途中、事故処理による小渋滞が有ったものの、車は比較的順調に流れていた。

小休憩1回を挟んで、順調に北上を続け古川ICで降りた。

(ETC通勤割引適用により、高速料金は50%OFF。しっかり節約

 

古川ICからは、R47号を西に向かって鳴子温泉街を目指す。

のどかな田園風景を眺めながら、順調に進む。

やがて道の駅が見えてきたので、ここで小休憩することに。

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▲こんなネーミングが許されるのか? 見た感想をそのまま看板に刻み込んだって感じだ。

妻が、お土産がどうのこうのと騒いだが、目的はキャンプなので、帰りに改めて寄ることとして、さっと眺めて先を急いだ。

 

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▲鳴子温泉の玄関口(?)

鳴子温泉街からは、R108号に分かれて、今度は北に通って鬼首を目指す。

10kmちょい走って、昼少し前、キャンプ場に到着。

現地は、晴れていた。気温は27度と連日30度越えの生活を送っていたせいか、かなり涼しく感じる。

既にテント村(?)が出来上がっていたが、カレンダーの並びのせいなのか、それとも岩手・宮城内陸地震の影響で敬遠してなのか、ざっと見渡す限り利用客が普段より少なく感じた。

隣の栗原市に有る栗駒高原オートキャンプ場が、地震の影響で休業状態続いているため、そちらの客が流れてくるかとも思っていたが、そんな事も無いみたいだし・・・

※鬼首も栗駒山からは直線距離にすると、そう遠くは無いのだが、幸い被害は無かったみたいだ

 

まずは、受付を済ませる。

料金は、大人2人と小学生2人で、合わせて3000円なり。(価格は、オートキャンプ場としてはかなりリーズナブルだと思う)

 

そして、テントの設営場所を目指す。(毎回テントを張るポイントは同じだけどね)

丁度昼時なので、日除けにタープを設営して、とりあえず腹ごしらえ。

とは言っても、キャンパーらしからぬ昼食である。

なんと、途中コンビニで買ってきた、サンドイッチ・おにぎり・そうめん等々。

※断っておくが、キャンプは年に1回程度しかやらないので、本格的なキャンパーとは全く違うことを承知願いたい

 

昼食後は、テントを設営したり、テーブルを用意したり、晩のバーベキューの用意をしたりと黙々と作業に取り掛かった。

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気温が27度で風も吹いている為、動かない分には涼しいのだが、動き始めると汗がどっと噴出してくる。

セミも沢山鳴いているせいで余計に暑い。

ここは意外にも、「ツクツクホウシ」が多い。

「ツク・ツク・ホーシ、ツク・ツク・ホーシ、・・・・ツク・ツク・フィーヨ、ツク・ツク・フィーヨ」

って感じに鳴くのかな? 私にはそのように聞こえる。

まったく暑苦しい。「ちょっと黙ってろっつ~の」

こんな時に、「ツク・ツク・フィーヨ」と聞こえる部分が、「ドウデモイイヨ」って聞こえてしまう。

本当に憎ったらしいったらありゃしない。

 

テント設営を済ませた後は、沢沿いにある小規模な間欠泉や温泉の噴出しを散策に!

と同時に、これもまた恒例となっている温泉卵作りもチャレンジ!

しかし、前日に用意した卵1パックを自宅に忘れてしまった!

これには、家族から大ひんしゅくをかってしまった

 

仕方ないので、「ビアレストラン鳴子の風」の売店にて温泉卵セット(卵5個と竹で編んだ籠のセット)を購入して、散策に!

キャンプ場からは数百メートルの地点が入り口となっており、徒歩で目指す。

(大方の人は車で移動するのだが、家族全員の運動不足を解消するには徒歩が一番)

しかし、晴天の下、アスファルト道路を歩くのは暑く(熱く)てしんどい。

もう少しで到着というところで、地元の方が車で近付いて来た。

すると、「蜂の巣が有り、夕方に駆除するので、それまでは行かない方が良い」との事だった。

これには従うしかなかったので、あえなくUターン。

今度はすぐ近くに有る、本格的な間欠泉(弁天)を目指す。徒歩5分ぐらいかな?

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▲吹上間隔:およそ20分前後

入場料は、大人500円、小学生100円

 

PM3時過ぎ、再びキャンプ場へ戻り、しばらくマッタリと・・・

PM4時前に、ひとっ風呂浴びてから夕食の準備を開始。

バーベキューなので、特別にすることも無いが、とりあえず炭をおこしてと・・・

その間、妻と子供らは炊事場へ野菜を切りに。

PM5時過ぎには、炭もほど良い状態となり、少しずつ焼き焼き開始。

乾杯の音頭も無く、いつの間にか夕の宴(?)に突入。

子供らは、思い思いの言葉を発し、母親とへらへらとおしゃべりが尽きない!

まだまだ子供だと思っていたが、いつの間にか大きくなったものだ(成長を感じる)。

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▲一応、焼肉なのだが肉が網の上に乗ってない!

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▲焼肉だけで腹が一杯と言っていながら、焼きそばにまで手を出している。

結局、父の分の焼きそばが、少ししか残らなかった。(悪く言えば粕しか残してもらえなかった)

 

適当に腹が膨らんだ頃、子供らはテントの中に入って、キャーキャーとはしゃいでいる。

何度かテントと夕食のテーブルとの往復をしているうちに、いつのまにか下の子が爆睡状態に。(PM8時を過ぎたあたりかな)

PM9時には、妻と上の子も歯磨きを済ませてテントの中へと消えていった。

私は、しばらくの間、一人寂しく外でぼ~っと・・・

PM10時ぐらい、私も歯磨きを済ませテントの中へ。

疲れてはいたが、50mぐらい離れたところで、野郎ども(10人ぐらい)が、ギャーギャー騒いでて、うるさくて眠れない。(たいていのキャンプ場はPM10時を界に静かにするのが普通では?)

私よりも近くに居た人は最悪だったのではないだろうか。

去年は打ち上げ花火をやる者も居たりと、マナーの悪い者はどこにでも居るものだが、キャンプ場を管理する側も、注意するなり、もう少ししっかりとしてほしいものだ。

PM11時を過ぎても野郎どもは騒ぎ続けていた。

それでも、いつの間にか眠ってしまった様だ。

夜中、子供らの寝相の悪さに何回か目を覚ましてしまい、結局熟睡できなかった。

 

AM4時、辺りはまだ薄暗いが起床。

まずは、炊事場が混まないうちにバーベキューグリルをクレンザーでゴシゴシと洗った。

その後は、ラジオを聴きながら、しばらくマッタリと。

すると、競泳の北島が100m平泳ぎで金メダル獲得のニュースが! しかもWR!!

いや~ 朝からなんだか清々しい気分になってしまったのだった。

 

AM6時ぐらいから、朝食の準備に取り掛かって、おかずにオクラ納豆とウィンナーとキノコ入りの野菜炒めを作った。

ご飯と味噌汁はレトルト食品。またまたキャンパーらしからぬ朝食である。

まあ、後行程の都合もあり、あまり荷物も増やしたくなかったし、面倒な事もしたくなかったのでね・・・

(ガスも、山用のバーナーで済ませてしまった)

AM7時前、家族全員がそろったところで朝食を摂った。

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▲なんとも質素な食卓で恥ずかしい・・・  

朝食後、少しずつ後片付けを開始。

テント類を早く片付けたかったが、朝露で濡れていたのと、更には時折小雨がパラつく状況となり、結局後回しに。

予報では、日中は晴れるとの事だったので、焦らずゆっくりと!

 

AM8時半、朝風呂を浴びて体を清める。

※ここであまり言いたくはないが、体を洗わずに湯船に浸かる人が居るけど、勘弁して欲しいものだ・・・

 

風呂から戻ると、青空が広がり清々しい風が吹いていた。

濡れたテントや地面の草もすっかり乾いて、その後の片付けは無難に済ませることができた。

非常にゆっくりと片付けていたら、いつのまにか昼近くになっていた。

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▲最後の記念撮影

名残惜しい(?)が、お別れの時が来た。

昼12時丁度、キャンプ場を後にした。

 

その後は、前日と同じ道の駅に寄って、昼食を摂った。

私は、和風ラーメン(?)、妻と子供らはうどん類を。

昼食後は、妻が大好きなショッピング。

「ROYCE'」のチョコレートが沢山並んでいた。

ロイズと読むらしく、妻が騒いでいる。

ロッテのチョコレートなら知っているけど、そんなに有名なの?

 

PM1時半、道の駅ともさよならし、今度は実家のある岩手へ向けて出発。

途中、花山地区(花山ダムの手前)を経由してみた。

花山ダムまで行ってみようとも思ったが、被災地(岩手・宮城内陸地震)へ足を伸ばしてしまうと、野次馬みたいな感じになってしまっては申し訳ないと思い、行くのを止めた。

途中の山道は、ところどころ細かい亀裂が入ってマーキングされていたり、道路脇が崩れているところには、工事用のコーンが立ててあったりと、被害の酷いところから離れている場所でも、未だに傷跡は残っている様だった。

 

実家にはPM3時過ぎぐらいに無事到着。

オートキャンプの記事は、ここまで。