ブログネタに乏しいので、前・後編に分けて引っぱるのであった・・・
さて、後編はここから・・・(前編を読まずに、いきなり後編を読むのはダメだからね)
天使さんに案内されて手術台に乗る!(?)
いえいえ! 普通の歯医者さんの椅子と同じだった
お変わりないですか?
「はい、大丈夫です」 ← 何が大丈夫なんだよ~ めちゃくちゃ緊張してるくせに
しかしまあ、覚悟は決めていたつもりだが、めちゃくちゃ緊張する。
心拍数が一気に上がった
心臓に不安を抱えている身、左腕内側に右手の指先を当てて心拍数を確認。
心の中で「ちょっと待ってや~、ヤバいかも~~~ 逃げ出すか?」
実際は大丈夫な状態ではあったが、ビビリまくり
ほどなくして、担当医がやってきた。
事前(抜歯術工程の)説明も無いまま、いきなり麻酔から始めるとの事
難易度、患者の精神的・肉体的負担等によっては全身麻酔になったりする場合もある様だが、私の場合は局部麻酔でOK。
麻酔用の注射器をセットして、何のためらいも無く針を刺そうとする医師・・・
「お、おい! 表面麻酔は? いきなり大丈夫なのかよ~ッ?」
まずは一発目・・・「ブス~~~ッ」
「あ、あれっ? 微妙にチクッっとはしたけど、思ったほど痛くないな」
2発目、3発目、(4発目も有った?)徐々に深部へ刺している様に思えた。(痛みはさほど感じない)
麻酔が効き始めるまでしばらく時間を置く。
・・・
・・
・
再び追加の麻酔を打たれた。(ダメ押しとも言う?)
さ~て、いよいよ抜歯の開始。
顔は、口を除いてマスクで覆われた
顔が汚れるのを防ぐ目的もあるのだろうけど、恐怖心も和らげるための措置なのかな???
まずは、目的の部位にメスを投入か(?)
目隠しされているのと、麻酔で感覚が麻痺しているので何をされているかイマイチ分からない
なんだか、色々と「こちょこちょ」やっている様だが、まだ歯を掘り起こすとか切削とかの作業には入っていないみたい。
▲事後確認の結果、アバウトだが、こんな風にメスを入れられたのかもしれない(?)
少し間を置いて、「キュイ~~~ン(?)」とドリル(?)の音が響き始めた。
いよいよ、おねん寝している歯を分割し始めた様だ。
麻酔が効いているので痛みは無いが、深部へ進むにつれて痛くなりはしまいかとビビった
その後、歯をペンチ(?)で引っ張ったり、ドリルで削ったりを繰り返している様だが、全く抜ける気配が感じられない。
1番目に取りだす部位は、歯の先端なのかな?
なんだか前の歯が邪魔して簡単に抜けないみたいだな~(見えないので分からないが、なんとなくそんな感じがした)
やがて、「ミシッ!」 いや 「バキバキッ!」 みたいな音がして、ぐりぐりやっているうちに、なんとか摘出に成功した様だ
続いて2番目の部位の摘出に移る。
同じ様に歯をペンチ(?)で引っ張ったり、ドリルで削ったりを繰り返している様だが、またしても全く抜ける気配が感じられない。
今度は、「骨を削るとかなんとかと聞こえたが・・・」
「ギ~~~ン」・「ガガガガガガ」ってな感じの音に変わった。
ひょっとして、サンダーで骨を削ってる?
何かが焦げるような変な匂いもし始めた
次第に痛みを感じるようになってきた・・・
医師は、痛みで顔をしかめているのが分かった様で、「痛いですか~」と聞いてきた。
私は、「うんうん」と頭を縦に小さく振った
ここで、魔法の麻酔を追加してくれた。
作業続行。
「ギ~~~ン」・「ガガガガガガ」・「キュイ~~~ン」といった感じの音が代わるがわる・・・
医師は、片手で下顎を押さえて、もう片方の手に持っているであろうペンチ(?)でグリグリやるもなかなか抜けない。
私の歯は、意外と根性があるようだが、こんな時は根性無しで良いのにな!
やがて、「ミシッ!」 いや 「バキバキッ!」 みたいな音がして、なんとか摘出成功
土建屋顔負けの摘出劇
全てが抜けたと思いきや、まだ終わって無かった
3番目の部位の摘出に移る。
麻酔の追加はしなかったが、2番目の部位と同じ様な事をされて(時間も手法も同じ)、無事に全摘出成功~~~
最終的に、歯を3分割して全摘出を終えたみたい
この後は、糸で縫い合わせて終了~
しばらくガーゼを噛まされて、そのまま待つ。
・・・
・・
・
天使さんに今後の説明を受けて(「痛みは、おそらく今夜から明日にかけてがピークになるでしょう」、「骨を削ったりしているので顔も腫れるでしょう」、「今夜は風呂には入らず、良くてもシャワー程度に」等と)、最後の最後に抜歯中に汚れた顔を拭いてもらい、ハイさようなら
あらら・・・ あっさりしているんだな。 もう少し優しく接してくれるのかと思ってたのに・・・
まあ、それは冗談として、無事に抜けてくれてホッとした
呼ばれてから退出するまでに、45分ぐらいかかっただろうか?
ほんと疲れたよ
事前のレントゲンで分かってはいた事だが、歯がデカい分(結構大きく育っていた)、医師は大変だったのだろう
麻酔が効いてて痛みは無いが、ガーゼを噛んだままなので、会話がし難い。
会計は無言で済ませ、最後に軽く会釈。
薬局で痛み止めと化膿止めをもらうにも、問いかけに首を縦に振るだけ。
歩く&車を運転するのは問題なし。
安全運転で車を走らせ、夕方に帰宅。
口は開けにくいし、出血は完全に止まらずで、唾をはきだしてもまだ赤い。
当然、口の中は血の味がする
こんな日でも、家族の分の夕食を作らねばならず・・・
麻酔が切れて痛みが出てくる前に、必死に夕食作りに専念。
先に、食べざかりの子供らに食べさせておいて、その後に自分の分のお粥を炊いた。
抜歯終了から4時間後?
麻酔が切れ始めた様で、次第に痛みが出始めた。
痛み止めを飲む前に、まずは食事を済ませないと・・・
口が思うように開かなかった。(喉ちんこなど全く確認することができず)
スプーンを使ってお粥を口の中(口先)に入れてススルのがやっと。
とてもじゃないが、噛むことは無理
結局、食べたのは、お粥を茶碗一杯程度。
腹は減っているが、思いっきり食えないんだよね。
痛みも辛いけど、食えないのも辛い
本当に薬は効いてくれるのだろうか? 半信半疑ながらも痛み止めの薬を飲んでみた。
30分ぐらいしてから徐々に痛みが和らぎ始めた。
薬が効いてくれて安堵
翌朝、薬の効果が切れて痛みを感じる様になったので、6時前には起きて独りで早めの朝食。
とは言っても、またしてもお粥。
味っけが無いのも辛いので、味噌汁の「汁」をぶっかけて食べた。
寂しい朝食だが致し方ない。
食後は、化膿止めと痛め止めの薬を飲んだ。
やはり、薬は効いてくれる様で、痛みは治まってくれた。
この時点で、顔の腫れはまだ無かったが、夕方から次第に顔が腫れ始めた。
抜歯から2日後の朝、右の下顎は大きく腫れ上がった
美顔が大きく崩れた瞬間だった
▲左が正常時のイメージで、右が美顔が崩れたイメージに加工したもの
もう20年以上も昔の話だが、横浜にいたころに会社の同僚の女性に似顔絵(景品のうちわに描いたもの)をプレゼントされた。
左の画像は、その時のものだが、今でも会社のMyデスクの引き出しの中に大切に保管している。(大切な思い出の品だからね~)
下顎の腫れは、3日程度続いたが、その後は徐々に腫れも痛みも引いてくれた。
とは言っても、そう簡単に治るものではない。
もともと歯が有った個所が、しっかりと埋まるまでには、数ヶ月単位掛るともいわれている様だ。
抜歯から2週間以上経っても少し痛みが残っている状態。
食べ物は、なるべく抜歯した歯列とは逆側のみで噛んでいる。
来週は、抜歯後の経過確認のため再び通院の予定。
問題無ければ、そこで終了となるが・・・
長くなってしまったが、まあこんな感じで戦っておりました(?)
ここまで読んでくださった方には御礼申し上げます・・・所詮は一個人のたわごとに過ぎないけどね
せっかくなので、以下、ご参考まで・・・
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私がやったのは、以下の様な感じなんだと思う。(歯医者嫌いの人は、見ない方が良いかも)<o:p></o:p>
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親知らず抜歯 埋伏智歯 下顎水平埋伏智歯団地会館歯科厚木海老名<o:p></o:p>
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私の場合、歯が大きかったので、この動画以上に難儀。
お医者様は、一生懸命抜こうとするのだが、山場を迎える度に「嫌な予感」という言葉を繰り返し発していた。
患者の立場としては、その言葉を聞くたびに余計にビビってしまうぜ~~~ッ(Z)
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