ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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則天武后

2009-06-19 20:35:22 | 徒然なるハナシ
仕事に追われ、時間に追われていると、
心の余裕がなくなります。

気持にゆとりがないと、
よい文章は書けません…

ということで、
昨晩、家族が寝静まってから、
ずっと観たかったDVDを観賞。

則天武后 vol.1

これは、
もうかれこれ十余年ほども前。
上の息子の子育てまっただ中だったころ、
NHK BSで毎日放送していた中国の連続大河ドラマ。
実在の人物で、中国最初の女帝「武則天」の物語。

当時、息子を昼寝させながら、
楽しみに観ていたドラマです。

ずっと観たいと思っていたのですが、
何せ古い中国ドラマ。
なかなかDVD化されず、じれったく思っておりました。
それが、ついにDVD化!

しかし…残念ながら、熊本県内のツタヤではレンタルがなく。
全部で何10巻もあるので、購買するのは無理。
ほとんど諦めていたのですが、

ついについに、ついに!!

ツタヤ宅配レンタルのリストになりました

さっそく1巻をレンタル。
(すぐに来ました…きっとレンタル希望者は少ないんだろうなぁ)

ドキドキしてDVDプレイヤーのトレイへ。
得てして、昔の記憶に頼ったものは、残念な結果になることが多いのですが…

私の記憶に間違いはなかった!


ジュディ・オング似の武美嬢(1巻では、まだ御后になっていない)は
記憶のとおり、上品に輝くように美しく。
(「紅夢」の山口百恵似のヒロインといい、中国の女性ってほんとに美しいですよね)

後宮の描写は、徳川の大奥のように魑魅魍魎が渦巻き、
さらに、中国後宮には、宦官という者が存在し、
それが、また、大奥よりも、さらにドロドロ度を助長させ。

表の政治舞台では、
大帝の兄弟親戚がしのぎを削り、
もう、何がなんだかわからないほど、
ドロドロゴタゴタベタベタズルズル。

一度見始めたら、やめられなくなりまっせ。

しかし、
メニエル持ちの私は無理のできない体。

今回は1巻(3時間ほど)の観賞で終了。

早く、時間を作って2巻が観たいよ~

カーナビって、やっぱり便利なのかな?

2009-06-18 18:32:09 | 徒然なるハナシ
昨日は、県南の町で仕事。

車で2時間ほどかかるので、家を早めに出た。
平日の昼間は、国道も混雑はなく、
通常2時間のところ、1時間半くらいで到着。
結局、早めに家を出たこともあり、
1時間くらい時間が余ってしまった。

では、近くでお茶でも飲んで時間をつぶそうか…と思い、
ちょっと車を走らせたが、
いかんせん、不慣れな町。
いったい、どこに何があるのかさっぱり…
下手に車で動き回れば、迷ってしまう可能性もある。

ああ…こんな時…と思う。

こんな時、カーナビがあれば便利なんだろうなぁ

携帯電話での検索という手もあるが、
携帯の小さい画面を確認しながらの運転というのは…ねぇ…
そもそも、運転しながらの携帯使用は違反だし。

仕方がないので、
「絶対迷わない」と確信のある場所にあったファーストフード店まで
国道を随分バックした。

まったく、ちょっと早く到着したがために、
ガソリンも、いらぬ気も使ってしまった。

やっぱり、カーナビは必要なのかな?
でも、ほとんど使わないよなぁ…
カーナビよりテレビが先だよなぁ…

みなさんは、カーナビ付けてますか?
そして、それは便利ですか?
よく使いますか?




女といふもの

2009-06-17 20:25:41 | 徒然なるハナシ
仕事の資料を探しに図書館へ。
すると、ずっと読みたかった本に遭遇!

「女の絶望」(伊藤比呂美/著)

大好きな伊藤比呂美さんの、
軽妙な語り口と、「ひ」が「し」になる江戸弁で、
「女」という性ならではの悩みをズバッと解き明かしていきます。

これは、伊藤さんが担当される
西日本新聞の紙面の「悩み相談コーナー」をまとめた内容。

普通の悩み相談のように、
難しい心理学的解説も、医学的見解もないけれど、
同じ女だからこその経験と分析で、
様々な悩み相談に、真っ向から向き合っています。

「更年期」
「夫との関係」
「不倫」
「子どもの問題」
「介護」などなど…

ほんとうに、女というものは、なんと大変な生き物なんでしょう…

この本を読んでいると、
「ああ…自分だけじゃないんだ」と、
「みんな『女』の部分で悩んでいるんだ」と、
ふっと肩が楽になるような気がします。

女の敵は女。
でも、女の味方も女。

せいぜい、精一杯「女」を楽しむことにしましょうか。

みんな同じ???

2009-06-14 20:57:49 | 徒然なるハナシ
今日は、姪っ子が服を買いたいというので、
お買い物に付き合った。

姪っ子は小学6年生。
いまどきの小学生は、どんな服を着るのかなぁ?と、
ちょっとワクワク。

あるショップに入り、
服を選び出した姪っ子と、その母(私の実妹)。

姪「みんな、こんな服を着ているから、こんなのが欲しい」
私「でも、こっちのデザインが似合うよ?」
姪「でも、みんなは、こんな柄を着ているから…」
私「みんなと同じじゃないと、駄目なの?」
姪「そう。ちょっと違うの着てると『地味』とか『派手』とか言われちゃう」

妹「うちの校区は、子どもだけじゃなく、母親たちも、
みーーんな同じような柄の、同じようなデザインの
同じような服装をしているのよ。ちょっとでも違う服装を
していると、『何?あの母親』みたいな目で見られるのよ…」

はぁ??何だそれ?? 

TPOさえわきまえれば、好きな服を着ていいじゃないか!!

妹の住む地域は、
先の戦争でも壊滅せず、
「おじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの代から
住んでいます」という家も多く、
保守的な土地柄ではあります。

でもね…

同じような格好をした母親集団と、
同じような格好をした小学6年生女子集団。


個性の喪失?
異質を排他する気質??
同じでないと安心できない???

それでいいのか!?


これから、思春期真っただ中に突入する姪っ子の、
この先の苦悩を垣間見た、ショッピングのひとコマでありました。



教職免許状を必死で探す…

2009-06-12 23:10:26 | 徒然なるハナシ
ちょっと事情があって、
教職免許状が必要になった。
(中学校家庭科教職二級免許を取得しているのであります)

「どこにやったっけ??」

と、自宅を捜索すること半日。
しかし、どこにも見当たらない…
(そもそも、狭いマンションなので…)

で、実家に電話して「どこにあった?」
すると「わからん」

うーん…それは困った…

ということで、実家に出向いて捜索開始。
ところが、ところが!

物で溢れかえっている実家

捜索も、難航に難航を極め、
半日探して、とうとう断念。

しかし、なんで、こんなにガラクタが多いんだ!!

今は、父と母の二人で暮らす実家。
そんなに広くはない家だが、
二人で暮らすにはちょうど良い広さ…のはずなんだけども、
物(ほとんどガラクタ)に埋まっていて、
居住スペースが極端に狭い。

思い切って、全部捨てようよ。

と、私と妹たちで説得すれば

「じゃあ、あんたたちに任せるから、全部やってくれ」

ではでは…と捨て始めたら、

「あー!まてまて!それは捨てたらいかーん!!」

…作業は中断に中断を重ね、結局、娘たちが根をあげた…

そして、今回も、ガラクタに阻まれて、
遅々として進まない捜索活動。

近年、ワイドショーを賑わしている
「ゴミ屋敷」が、人ごとではなくなる恐怖…

両親を見ていて思ったのは
「戦中、戦後の物の無い時代」を過ごし、
高度経済成長を経験し、
「消費は美徳」などという時代を経験し、
そのような経験を積むうちに、
物への執着が強くなってきたのではなかろうか、ということ。

壊れたテレビも、
時代遅れの洋服も、
黄ばんできた着物も、
真空管の巨大ラジオも、
とっくに独立した娘たちの制服も、

私たちにとって「どうでも良いもの」が、
両親には「思い出いっぱい、胸いっぱい」。

ただのガラクタも、
「苦労して買った品物だから」捨てられない。


今秋、ゴミが有料化になる前に、
このモロモロのガラクタをどうにかしなければ…

と考えつつ、
しかし、このガラクタの山から
教職免許状を探す出すことは、もう永遠に無理だと諦めて。

いったん、自宅に帰宅して、
ネットで
「教職免許状の再発行」などを検索していたら、
実家の母から電話。

「あったよ~!!」

いったい、あの中のどこにあったのかと問えば、
「私には、どこに何があるか、ちゃんとわかるんだ」と
なぜか、威張る母。

多分、
「散らかしまくった勉強部屋としか見えないのに、
自分では、どこに何があるんかを把握している」という、
なつかしき学生時代の、あの感じなんだろうな…

しかし、何にせよ、見つかってよかった!!

さっそく、実家に取りにいったが、
免許状に記載された旧姓と、卒業大学名に、
ちょっと、甘酸っぱい気分がこみ上げてきて、
しばし、ノスタルジィに浸っていたが…

免許状が発掘された部屋を見て、
私は気を失いそうになった。

発掘作業でひっかきまわされ、
世界一の阿蘇のカルデラ一杯になりそうなくらいの、ガラクタの山!!


…妹たちと結託して、この山をすべて捨て去るぞ…と、
私の心のように、どんよりと曇った梅雨空に誓ったのでありました…