ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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状況報告

2011-03-24 14:31:04 | 徒然なるハナシ
大地震による大混乱の中、
娘の進学にともなう引っ越しのために、
娘と一緒に上京しております。

本来ならば、
混乱の大都会から息子を熊本へ避難させ、
新学期ギリギリに、娘と一緒に東京へ行かせるつもりでした。

ところが、
娘が入学する大学は、3月23日に第一回目のガイダンス。
以降、一日おきに、ガイダンスや健康診断などが
行われるのです。

仕方なく、20日に母娘一緒に上京。
幸い、息子が早めに、
2人で住むマンションへの引っ越しを終えてくれていて助かりました。

しかし、やはり、狭いアパートから
二人で住める広さのマンションへ引っ越したので、
こまごましたものが、いろいろ足りない。

幸い、100円ショップやスーパーがすぐ近くにあるので、
買い物には困らないんですが、

何せ、物資がない!

雑貨やお菓子、ジュースは普通にあります。
しかし、米、牛乳、卵、ティッシュ、トイレットロール、
そして昨日発表された水道水への放射能の影響を受けてか、
水が買えないのです…

とりあえず、
熊本から手荷物で持ち込んだ、
トイレットロール、ティッシュ、米でしのいでおります。
(おかげで大荷物になり、飛行機へ預けられる重量をオーバー。
空港で、一部、機内持ち込み手荷物へ急きょ詰め替えという事態に…)

計画停電は、20日に上京以来、1度だけ経験。
幸い、連休中と昨日、今日は停電休止となり、
この隙に、娘の新しいパソコンを設定し、
洗濯をし(でも、放射能と花粉がこわくて、外へは干さない)。

大きなデパートやショッピングセンターも、
計画停電の影響で、停電のない日でも午後6時には閉店。

停電している間は、昼間でも閉店してしまいます。

本当に不便で、
時々余震もありますが、
何とか、親子三人で肩を寄せ合って生活しています。

そして、昨日、
入学式中止が発表されました。
日本武道館での入学式を楽しみにしていて、
スーツも靴もそろえていたのに…残念でたまりません。

でも、この状況を考えたら
それも仕方のないことで…。

もしかしたら、娘の大学への入学を
楽しみにしていた人も、地震の犠牲になっているかもしれない…
無事だとしても、家もなくし、進学を断念した人もいるかもしれない…
そう考えたら、入学式が中止になったことなんて
小さなことで…。


しかし、
都心からちょっと離れたところでも、不便で不安。
被災地や、原発で避難を余儀なくされている方々のそれは、
いかばかりかとお察しいたします。


願わくば、これ以上、被害が拡大しませんように。
そして、一刻も早い復興と犠牲になった方々のご冥福を
心からお祈りしております。











大地震

2011-03-12 15:18:27 | 徒然なるハナシ
大変な自然災害が発生してしまいました。
テレビから流れてくる映像に、
胸がつまる思いです。

昨日、
この大地震が起きた頃、
娘の入学式のスーツを買いにショッピングセンターにおりました。
何も知らずのんびりと。

すると、
娘の携帯に一通のメール。
千葉の友だちからでした。
「すごい揺れてこわい。道がどろどろでガラスが割れた」

びっくりして、
すぐにiphoneでニュースサイトへ。
すると、まさかの大地震が!

すぐに東京に電話。
しかし、通話が繋がりません。
メールもだめ。

心配で胸が張り裂けそうでした。

そこで、スカイプを使ってみました。
すると、すぐに息子が出て
「自宅マンションにいるけど、棚の上の物が落ちてきた。
身の危険を感じるから、これからマンションを出て
友達のいる駅前のカフェに行く」と。
涙がでるほど、安心しました。

結局、友達が電車の不通で帰れなくなり、
息子のマンションに泊まったようで、
息子も心強かったようです。

今日は、とりあえず、アルバイトにでかけたようですが、
余震や停電も続いている所もあるようで、
離れていると心配でたまりません。

東京でさえ、こんなに心配なのですから、
被災地の方のご心痛は、計り知れないものがあります。
そして、被災地にご家族やご親戚、友達がいて
まだ連絡が取れない方のご心配を思うと、
自分が、のうのうとしていることに
苛立ちさえ覚えます。

行方不明の方が、一刻も早く救出されますように。
被災者の方々に、心からお見舞いを申し上げます。

そして、地震の犠牲になられた方のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。


上京前 備忘録

2011-03-08 15:50:29 | 家族のハナシ
東京の大学に進学することになった娘。
いよいよ、その出発日が近づいてきました。

上の子の時は、
まったくの手探り状態での上京準備。

今度は、二度目なので、
少しはましかと思いきや…なかなかどうして。
やっぱり手間は同じで、なかなかはかどらない。

息子の引っ越し。
都市銀行の口座開設。
布団やベッドの準備。
原付免許の取得。
遠隔地保険証の手続き。
飛行機チケットの手配。
はしか&風疹の予防接種。
その他、あれこれあれこれあれこれ…

それから、最大の大仕事「荷造り」。

娘が春休みに入った時から、
少しづつ進めてきましたが、
娘が卒業して、自分の確定申告が
終わってしまわないことには、
なかなか作業も進まない。

いよいよ上京を目前に控え、
ここへきてバタバタバタバタ。

私も娘と一緒に、
しばらく東京に滞在するので、
こちらに残る夫の事や、
仕事の段取りも済ませなければならない…

一月は「行く」月。
二月は「逃げる」月。
三月は「去る」月。

気がつけば、もう三月も8日を過ぎてしまいました。

いよいよ、娘の上京に向けてカウントダウンの始まり。
ますます、忙しくなりそうです。



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卒業証書の重み

2011-03-05 13:17:51 | 徒然なるハナシ
娘が、高校を卒業しました。

胸を弾ませて入学した高校でしたが、
娘の思っていた高校の様子と、
実際の様子の、あまりのギャップに、早くも入学式でくじけ、
登校初日から過呼吸になり…

それから三年間。
娘は、自分と闘い続けました。

私たち親も、
時には、
モンスターペアレントよろしく
高校側と話し合い、
時には、
心中覚悟で娘と話し合い。


三年間、気の休まる時はなく。
登校拒否がバス酔いを誘発するため、
三年間、毎朝、車で送って行き。

無事に登校しても、
いつ、具合が悪くなるかとハラハラし、
携帯電話がなる度に、
心臓が張り裂けそうになりながら。

それでも、
三年間、病気と闘いながら、
頑張り通して、
特待生を維持し続けてくれた娘。

そして、
それを許してくれた学校。

娘は、自分で選択して入学した学校とはいえ、
何度も、この高校を選んだことを後悔していた。

そんな娘の卒業式。

クラスのホームルームでの挨拶で、
みんなの前で言いました。


「この高校でよかった。
辞めすに、卒業まで頑張って
よかった。
そして、いつも自分の味方でいてくれた両親には、心から感謝。私のせいで、モンスターペアレントにして、
ごめんなさい」


娘は、泣いていました。
私も、泣きました。

よかったね。
本当に頑張ったね。

私たち親は、ただ手助けしただけ。
卒業証書は、
もろもろの苦難と闘って
あなたが、自分で勝ち取ったんだよ。

今、心から言うよ。
卒業、おめでとう!



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