ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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成人式終了

2013-01-15 16:39:46 | 家族のハナシ
昨日は、娘の成人式。

幸い、こちらはお天気もまずまず。
大枚をはたいて用意した着物姿も「それなりに」映えて、
感慨深いものがありました。

10月に20歳になった娘。
これでやっと、「大人の自覚」も出てくる…といいなあ。


ところで、娘の着物についてひとこと。

実は、私自身、成人式用の着物は作りませんでした。
「振袖は一回しか着ないから無駄」と言って、
母は「長く着られる付け下げ」を作ってくれました。

私が成人式を迎えたころは、
はかま姿が大流行でしたので、
私は、付け下げに袴といういでたちで席に参列。
でも、やっぱり、お袖がふりふりっとした振袖は、
私の憧れ。
友人の結婚式用に、親戚から借りて着たことはありましたが、
いまいち、自分の好みと違うので、
ずーーーーーっと「マイ・振袖」に憧れておりました。

ということで、自分の振袖がない私。
自分の振袖があれば、ぜったいに娘にも着せたのですが、
持ってないので、
娘にはレンタルを…と考えていました。

ところがところが、
レンタルって、お高いのですね~~。

1日借りるだけで、15万円近くもするんですって!!

これならば、もう少し足して購入すれば、
2回着れば「元を取る」。

ということで、
娘の意見はほとんど無視して、
私が、私の思いを込めて、勝手に買いました。

そんな母の心を知ってか、
娘も黙って、母の言うとおりに、
私の選んだ、私好みの「超古典柄」の振袖を、
喜んで、上手に着こなしてくれました!

これから、
お友達の結婚式、自分の結婚式、自分の子どもの成人式と
着てくれたら、うれしいなあ~


などと思いつつ、
昨夜、娘が脱ぎ散らかした振袖を片付けながら
こっそり自分も羽織ってみました(笑)。

鏡には、「売れない演歌歌手」のような
おばさんが……

やっぱり、振袖は、若者の特権だわ\(-o-)/




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引っ越し…ああ引っ越しや…引っ越しや…

2012-04-05 02:32:50 | 家族のハナシ
3月末に、東京へ10日間滞在。

息子が大学を無事に卒業し、
地元企業への就職が決まりました。

そして、娘も体調を崩してしまったため、
いったん、大学を休学して、
地元へ帰ることになりました。

そうなると、
もう、家賃10万円のマンションはいらない。
ってことで、
きっぱりさっぱり、さっさと引き払うことにしました。

しかし、たかが4年間とはいえ、
一時は二人で暮らしていた3LDKのマンション。
荷物は増殖しておりまして…。

加えて、
卒業前後のイベントがてんこ盛りの息子に、
東京暮らしとお別れで、友達とのイベントがてんこ盛りの娘。
毎日毎日、毎晩毎晩オールナイトで遊び呆けて
全然、まったく作業がはかどらない。
それなのに、
「自分の荷物は自分で整理するから、さわらないで!」
ときたもんだ。

そんなんじゃあ、
いつまでたっても終わらない。

イライライライラしながら
ゴミカレンダーと毎日にらめっこしながらゴミを捨て、
リサイクル業者と交渉し…

引っ越し業者さんが「こんにちは~」と来てから
荷物を運び出し終わるとき、
梱包作業も終わるという、
綱渡りの作業が終わった。

あーーもう、疲れたのなんのって!!

しかし、しかし、
苦労はこんなもんじゃなかった…

思いのほか、早く荷物が自宅に届いたため、
自宅の片付けが間に合わない!という思わぬ事態に突入!!!

段ボール20個。
ベッド&マットレス2台。
テレビ2台。

いまだ手つかずのまま、
自宅を占拠しているのです…


いつまで続く!引っ越し地獄!!!


東京のマンションの惨状。これが…

         



こうなった。人間、やればできるんだね!




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カウントダウン開始

2012-03-13 18:45:28 | 家族のハナシ
就職先の研修会のため、
今月初旬から帰省していた息子が、
今日、また東京へ発った。

いよいよ10日後は卒業式。
長いようで短かった大学生活&東京暮らしも終わります。

のこり少なくなった学生生活。
のこり少なくなった青春時代。

精一杯、楽しんでね!




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風邪、蔓延中

2012-01-10 09:31:34 | 家族のハナシ
年末から、我が家に風邪が蔓延しております。

まず、12月の中旬に夫がセキと微熱。
そして、年末年始休診ぎりぎりの28日に
娘が発熱。こちらは、39度という高熱で、
大晦日までに治るかな…と心配しておりました。

そして、どうにかこうにか、
娘の熱も下がり、
無事に正月を迎えることができ、
やれやれ…と思っていたところ…

またまた、娘が喉の痛みと咳に見舞われ、
今日にも、病院へ連れていこうかと思っていたら、
今朝、
私まで、咳がゴホゴホ。

こりゃ、やばい!!

今週&来週は、
とんでもなく忙しいのです。
今日も午後から取材1件と、夜は新年会です。

寝込んでいる場合ではないのです!

かと言って、抵抗力の弱った状態で病院に行くと、
もっと重篤な病気をもらってきそう…

こうなれば、マスクで完全防備して、
あとは…


気合だ~気合だ~気合だ~~~!!



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逆ホームシック

2011-05-13 00:12:45 | 家族のハナシ
娘が上京してから、早くも2カ月が経とうとしています。

上京したのは、東日本大震災の直後。
頻繁な余震、計画停電、原発事故、飲料水や農産物の放射能被害…
楽しみにしていた武道館での入学式も中止され、
ただただ不安の中での上京でした。

引っ越しや、娘の持病の悪化を心配して、
私も一緒に約1ヵ月間の東京滞在。

その間、本当にいろんなことがありました。

例えば、初めて聞く携帯電話の緊急地震速報に驚いたり、
例えば、計画停電のため、午後5時に閉店するスーパーに急いで買い物にいったり、
例えば、計画停電中にも営業しているコンビニの入店規制を経験したり、
例えば、まったく何も陳列されていないコンビニやスーパーの棚に唖然としたり、
例えば、地下鉄をのぞく、ほとんどの駅のエスカレーターが止められていたり、
例えば、飲料水がまったく買えなかったり、
例えば、電車の灯りも駅の灯りも有名な観光地も節電されていたり、
例えば、毎日揺れる地面で地震酔いになったり
例えば…例えば…

数え上げたらキリがありません。

この連休、たった3泊ではありましたが、
娘が帰省してきました。

そして、今の東京の状況を聞きました。
すると、
計画停電はなくなり、
物資も不自由なく買えるようになり、
電車のダイヤも復旧し、
余震も少なくなったとのこと。
でも、
やっぱり東京電力管轄地域の節電は続いていて、
やっぱりエスカレーターは止まったままで、
竹下通りも暗いままだと…

こちらに住んでいると、
ともすれば忘れがちな震災被害。
被災地はもちろん、東京でも、いまだその爪後は残っているんだなあと
改めて実感。

連休が終わり、
再び娘を空港から見送りました。
そして、次の日から、
私は逆ホームシックにかかったようで、
毎日、ひとりになると朝晩をとわず、涙がじわり…

東京へ行きたい。
東京へ「帰りたい」。
こどもたちのところに戻りたい。
ご飯を作ってあげたい。
掃除をしてあげたい。
洗濯をしてあげたい。

娘を抱きしめたい。
息子の就活を応援したい。

夫は言います。「子離れしろ」と。
実家の両親は言います。「子ども達だけのほうが成長するよ」と。

わかっています。
わかっています。

すべては私のエゴだということ。
すべては私の勘違いだということ。

もう、子どもは巣立ったのだと。
もう、親の仕事は終焉に近づいているのだと。

それでも、
夫婦ふたりの生活には、慣れなくて。
日に日に、彼の地への想いは深くなる一方で。

それでも、
私は、ここで生きて行かねばなりません。
子ども達の成長を妨げないように、
子ども達の巣立ちの邪魔をしないように…

私が母親の仕事を終え、
東京を発つ数日前、
入学式が行われるはずだった武道館に立ち寄りました。

桜が咲いていました。

日本の哀しみを感じたのか、
例年よりもずいぶん遅い開花でしたが、
千鳥が淵の桜は、
昨年と同じように美しく、
昨年と同じように満開で、
昨年と同じように水面に花筏を浮かべていました。

春は、忘れていませんでした。
哀しみも苦しみも飲みこんで、
桜は、そこに凛として咲き誇っておりました。

大丈夫。
日本はきっと大丈夫。
東京はきっと大丈夫。
子ども達はきっと大丈夫。
私はきっと大丈夫。

満開の桜の下、
涙で曇るディスプレイを見ながら、何度もシャッターを押しました。



連休も終わりました。
熊本の桜は、すっかり葉桜になり、
新緑がまぶしく輝いています。

娘を乗せた飛行機は、
日出る方向へ飛び立ちました。



今度会うのは夏ですね。
いってらっしゃい。あなたの街へ。




機影が見えなくなった空の下には、
桜の緑が、深く深く萌えて…

熊本は、もう初夏です。



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