織田裕二は好きですか？

…そろそろ、世界陸上中継にも飽きてきました…

＊画像は、28日午後8時。我が家から見た皆既月食の月です。

京都のイケズ！？

お土産の整理をしていて、ふと思い出したことがあった。

それは、以前読んだ本のこと。
タイトルは
『京都人は日本一薄情か』（倉部きよたか著）

この本は、京都の寺で僧侶の修行をしていて、挫折した筆者による
京都案内が主な内容なのだが、タイトルに惹かれて読んでみたもの。
この本によると、かの有名な「京都のイケズ」は、
京都独特の街並みや、その歴史上、必要不可欠な自己防御手段として
人々に染み付いていったとのこと。
（詳しい内容が知りたい人は、是非、読んでみてくださいまし）

これを読んだときは、ピンとこなかったのだが、
先日の京都の旅で、ちょっとピンとくるものがあった。

それは、金閣寺のタクシー乗り場でのこと。
映画村まで移動するために、タクシー待機場に行ったのだが、
客待ちしているのは、すべて
初乗り６４０円の中型ばかり。

…こちらは娘とふたりだし。わざわざ高いお金を払ってクラウン乗らなくても
いいんだけど…と思い、タクシー乗り場の係り員らしき人に聞いた。
「小型でいいんですれども…」

すると
「小型でも１３００円くらい、中型でも１５００くらいですわ。
そんなん変わりまへんさかいなぁ」
「では、ここでは小型車には乗れないんですか？」
「そやなぁ、ここに今おるのは中型ですやろなぁ」

…『中型ですやろなぁ』って、そんなの見ればわかりますって！！

もう一度聞いた。
「小型は乗れないんですね？」
「そうですなぁ」

…言葉はやわらかしおすえ。しかし、まぁ、なんと毒のある嫌味な言い回し！

へん！こんな気取ったタクシー、こっちからお断りだいっ！！
火の国の女を、なめたらいかんばい！！

ってことで、表通りまで歩き、ちょうど来た
京都名物MKタクシーに乗りました。
（いやあ、このタクシーすごいですわ。
黒塗りのクラウンで、運転手さんがわざわざドアを開けてくれて、
おまけに、ちょっと珍しい「オムロン発祥の地」とか、
「吉田兼好の旧居」とか、何気に案内してくれて、
それで小型並料金で初乗り590円）

さすがのMKタクシー。
映画村まで１０００円ちょいとで行けました。
気取った中型より、５００円も安かった計算ですなぁ。

しかし、後で冷静になってみると、
どうも、この言い回しが、悪名名高い京都のイケズではあるまいか。

いや、わかりまへん。
もしかすると、ただ単に、「この田舎者の観光客が」と思った係員に
からかられただけかもしれまへんなぁ。

しかし、まあ、ちょっとだけ「京都」という古都の心に触れたような
気ぃも、したのでありますのえ～。

金閣寺は、今日もキラめく

大阪旅行最終日。
娘のたっての希望で、東映太秦映画村へ行くことに。
ついでに、修学旅行で見学に行きそこなった金閣寺にも立ち寄ることにした。

…うーん…またですか！？

というのも、これまで過去に5回ほど、京都を訪れる機会がありましたが、
そのすべてが、なぜか連れが違い、
しかも、どの回の連れも

「映画村と金閣寺に行きたい！！」

とリクエストするんですよ…
どうも、私の周りには、太秦方面好きが多く生息しているらしい…

私も断ればいいんですけどね。
「行きたい！」というものを断るのも、意地悪な気がして…
かくして、今回で5回目の金閣寺＆映画村見学と相成りました。

そして、今回も金閣寺はキラキラにきらめいて、
平日の昼間ということもあってか、
私たち母娘以外は、すべて外国人団体という外国人率95パーセントという状態でありました。

一方、映画村は、前回よりもイベントフロアーが広くなっていましたが、
入場料が高価なためか、外国人率15パーセントくらい。
もうちょっと入場料を安くすれば、「サムライ」に会える映画村は、
人気観光地になりそうなのになぁ…

ともあれ、初めての映画村に、新撰組ファンの娘は大喜び。
扮装写真館で3000円も支払って、沖田総司のコスプレして楽しんでおりました。

しかし、問題は、京都に何度も行きながら、
しかも、古知谷阿弥陀寺や音無の滝という、ちょっと遠めの
大原方面にも行っておきながら、

南禅寺と哲学の道に行けていないこと！

サスペンスドラマに欠かせない、あのアーチを是非とも生で！！
次回は絶対に、大阪通天閣と、京都南禅寺方面を制覇するのだ！！

大阪は、熱かった

大阪から、帰ってきました。

ちょうど、世界陸上開催前ということでもあり、
いやあ、暑くて熱い大阪でおました。

たまたま、難波の花月前で、世界陸上のイベントに出くわし、
吉本の芸人さんの「小藪さん」と「池野めだかさん」「吉田ヒロ」さんの
トークを楽しむことができ、
思わぬサプライズに、娘も大喜びでした。

道頓堀のカニもグリコも、くいだおれ人形も、みーんな
世界陸上バージョンになっていて、
なんだか、得した気分です。

今回の旅行は、ミュージカル鑑賞がメインイベントなので、
観光は、まったくの行き当たりばったり。
私が道具屋筋商店街にハマッてしまい、
娘が、西の秋葉原といわれる日本橋のオタロードにハマり、
ふたりして、道頓堀の極楽商店街というアミューズメントパークに
ハマッているうちに、
すっかり、というか、やっぱり、というか、

またもや、通天閣に行けなかった（泣）

…まったく…何をやっているんだか…
日本橋から歩いて行けない距離ではないのに…

アホでんな。

亜熱帯熊本に比べたら涼しい風が心地よい大阪ではありましたが、
しかし、さすがに、日なたの日差しは強く、
街の盛り上がりは熱気を帯び、

暑く、熱い大都会・大阪でありました。

＊次号へつづく！

明日から大阪でーす

明日から、大阪旅行に出かけます。

今回は、娘が見たがっていたミュージカルの観劇がメイン。
しかも、飛行機嫌いの私とのふたり旅。
移動にかなりの時間がかかるうえに、
行く先の決定権は娘にあるという次第。
この娘が、またガイドブックもネットも見ないで、
ただ「ここに行きたい」「あそこに行きたい」と申すばかりで…
はたして、どんな旅になるのかは、はなはだ不安ではありますが。

とりあえず、ずーっーーーーーーーーと行きたいと思いつつ、
未だに夢がかなわない
通天閣には、行ってみたいなあと思っているのでありますが…

何故、通天閣かと申しますと、
小学生の頃、江戸川乱歩の「少年探偵シリーズ」にハマッていた時期が
ありまして。
その時に読んだ「黒とかげ」の中に、明智小五郎と極悪人・緑川夫人の
知恵比べが、かの通天閣で行われたのでありますよ。

「人気のない、平日の通天閣の展望台。
エレベーターを降りると、脇の売店の主人をおぼしき老人が
あくびをかみ殺しながら新聞をひろげている」

とか、そういう記述がありまして。

その後、中学生の頃に読んだ、少年向きではない原作の「黒蜥蜴」にも、
やはり通天閣が登場し…

以来、ずっと、憧れているのでありまする。

しかし、大阪方面には、これまで４～５回は遊びに行く機会があったのに、
未だ夢は叶わず。

今回こそは、通天閣の上から、大阪を見るぞ～！！

ということで、２４日まではブログもおやすみでございまする。