ほりでぃ・キッチン

たわいもない日常を暮らす中で感じた
たわいもない事を綴ります。
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ゴールデンウィークの予定、ありますか?

2011-04-28 15:37:57 | 家族のハナシ
明日から、いよいよGW突入ですね。

我が家は、夫はカレンダー通りの出勤で、
私も、GW中にいくつかの仕事が入っています。

息子は、GW明けに就職活動が本格化するということで、
今回のGWの帰省は見送り。
娘は、2日が特別休講になったものの6日は講義があるとのこと。
ならば前半1週間帰省すればいいものを、
新入生歓迎コンパが目白押しだとかで、
2日に帰省して5日には東京へ行くという、
航空会社だけが喜ぶという、交通費の無駄使いの典型的な帰省予定。

それでも、帰省したいという娘の意思を大事にしてやりたい。

というのも、
持病の薬が切れるので「主治医の診察を受けたい」。
髪の毛が、そろそろプリンになるので「いつもの美容室に行きたい」。

病院や美容院って、
初めての所にいくのは勇気がいるもの。
病院に関しては、
主治医から紹介状をいただいているので
大学の診療所に行ったところ、
「専門外なので、専門医にかかった方がよい」と言われたとか。
となると、やはり、新しい病院の敷居は高く、
いまだにグズグズになっているようで…。

東京⇔熊本 

飛行機の飛行時間は2時間もかかりません。
でも、時はGW。
飛行機の安いチケットは早くに売り切れるのに、
今年の春は、
なかなか大学の講義予定が発表されなかったせいで、
ちょっと予約が出遅れて、
往復で4万円ほどもかかってしまいました。

それでも、
娘の顔を見られるのは、お金には変えられません。
病院&美容院という大義名分にかこつけて、
たった3泊しかしない娘のために、
航空券代以外にも、
娘の好きな果物やメニューを作るため、
生協で予算を大幅にオーバーして注文もしてしまい…。

「娘が帰りたがるから」と言い訳しつつ、
「娘を帰らせたいから」というのが、実は本音だったりするのです。

まったく、いつまでも子離れできない自分に、
自分でもあきれ果てているのであります。




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次から次へ…今度は父の入院です

2011-04-19 11:31:23 | 家族のハナシ
子どもたちの引越しも終わり、
やっと帰郷してホッとしたのも一晩。

帰郷した翌朝、
実家の父が入院しました。

今回の入院は、検査入院。
普通は、外来ですむ検査なのだそうですが、
父は、心臓カテーテル手術をして
心臓に三ヶ所のステントを入れています。
血液の循環を円滑にする薬を常用しているので、
その薬のせいで、検査の前準備が必要とのこと。

そこで、
検査の前準備の入院を相成ったのであります。

24時間一週間、点滴を続け、
やっと昨日、検査を受けることができ、
今日にも退院できるようです。

しかし、
問題はこれから。
検査の結果がでるのは来週の月曜日。
これまでの経緯から、
甘くない結果がでるであろうことが予想されています。

そして、それから本格的な治療が始まるのです。

母が気丈にしているのが幸い。
私たちに、今、できることは、
少しでも良い結果がでるように祈るのみ。
そして、
これまで支えてくれたくれた両親を
今度は私たちが支える番。


子育ての次は、親の介護。

人生、息つくひまもないけれど、
今は、ただただ精一杯、一日一日を生きていくのみです。



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涙もろいのは歳のせい!?

2011-04-15 22:44:01 | 家族のハナシ
最近、涙もろくて
自分でも自分をもてあましております。

この症状は、もう一年ほども前からあったのですが、
娘の卒業でパワーアップして、
あの震災以来、とうとう頂点に達してしまったようです。

娘からのメールに涙…
息子からの電話に涙…
父の「検査入院」(まだ検査段階なのに)に涙…
テレビで復興活動する人々の姿に涙…
新聞の小さな記事に涙…
桜吹雪に涙…
励ましの言葉をいただくたびに涙…
関東地方の余震情報を見聞きするたびに涙…
原発の情報に涙…

そして、
今日、娘が使っていた部屋を掃除していたとき、
堰が切れてしまいました。

夫は会社。
ひとりぼっちのマンションで、
ひとりぼっちでなきました。
わんわんと子どものように泣きました、
これまでのストレスを、すべて吐き出すためでしょうか。
これまでの、娘の頑張りとつらかった想いを
一気に取り去るためでしょうか。

ひとりぼっちのマンションで、
ひとりぼっちで泣きました。

ひとりぼっちだったから、
思う存分泣けました。

これだけ泣いたんだから、
もう涙は枯れたよね…そう思ったけれど、
夜になったら、
やっぱり、またささいな事で涙がポロポロ…

体力の衰えと同じように、
メンタルの回復力も衰えているようです。

今までは
「頑張れ!自分!」でやってきたけど、
これからは、
「これ以上、頑張らなくてもいいよ自分」と、
のんびり生きていこうと思います。


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帰ってきました。

2011-04-13 23:48:31 | 家族のハナシ
首都から地方都市へ帰ってきました。

夕方に羽田を発つ飛行機で、
こちらに到着したのは、すっかり夕闇に包まれた時刻。

いつもなら、
飛行機から降り立った途端
「暗くて地味な、我が地方都市」
と感じるのですが、
昨夜は、

「明るっ!」


節電が続く首都は、空港ビルも徹底した節電で、
待合室の明かりも半分以下、
動く歩道(古い言い方ww)も、ほとんど停止。

さすがに、滑走路灯などの安全に必要な場所は
節電対象ではなかったようですが、
時間が夕方ということもあってか、
空港ビル全体が、ほの暗い…

そんな首都から帰郷したものだから、
飛行機から地元の空港ビルに入った瞬間、
めまいを覚えるほど明るく感じました。
エスカレーターも動いているし。

さらに、
迎えに来てくれた夫の助手席から
20日ぶりに見る町並みも、
コンビニの看板や自動販売機、外灯、
ファミレスの照明などなどが、明るく感じると同時に、
軽い違和感…

今の首都は、
本当に徹底的した節電で。

あの原宿は竹下通りでさえ、
夕方になっても、ショップの外看板の電気は消灯。
一見、「お店、開いてるのかな?」と思うくらい。

それでも、さほど不便は感じなかったし、
暗くて怖いなどという、不安もなかった。

ということは、
人間が普通に生活するのには、
節電したくらいの明るさで十分なのでは?
今までは、お金さえ払えば、
欲しいだけの電気が使えました。

でも、今回の原発事故で、
電気の貴重さと、電気に頼る生活の危うさが露呈。

今こそ、人間は、
電気に頼る生活を考え直す時ではないのでしょうか。
この先、化石燃料も頼れません。

エネルギーを作ることは、
人間の生活に必要不可欠。
でも、作ることには限界があります。

ならば、やはりエネルギーを節約するべきなのでは?


その電飾は必要ですか?
その明かりは必要ですか?
そのライトアップは必要ですか?
宣伝のためのサーチライトは必要ですか?
誰も見ていないテレビ、つけっ放しにしていませんか?
エアコンの温度は適切ですか?
使っていない電化製品のプラグは抜いていますか?
営業が終わった店舗の看板に、明かりは必要ですか?
白熱電球を蛍光灯、もしくはLEDに変えてみませんか?


私も、あの日からずっと、
自分自身に問いかけ続けています。




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大都会の片隅で、ひっそりと生きております

2011-04-07 20:50:35 | 家族のハナシ
みなさま、お元気ですか?
すっかり、ご無沙汰しております。

東京へ進学する娘の引っ越しと入学式(中止になりましたが)のため、
東京へ来てから、早くも20日ほどが経とうとしています。

こちらに来てから、
毎日、いろいろな出来事がありました。

大地震による原発の被害に伴う電力不足による計画停電。
停電による食料品や日用品の買い占め。
物資輸送の混乱による、物資の品薄状態。
節電による交通機関の混乱。
放射能漏れによる水道汚染に伴い、スーパーも自動販売機からも
すべて水が消える事態。
毎日のように続く余震。
そして、これらもろもろ諸事情による
入学式の中止…

都心にキャンパスを持つ大学では、4月開始の授業を5月に延ばすところもあり。
かと思えば、同じ大学でも、息子の大学にように、
同じ大学では、都心のキャンパスは5月始業でも、
郊外のキャンパスでは4月からの通常始業。

それも、計画停電次第で時間割が変更される予定ありというお達し。
しかも、その計画停電は、前日の昼過ぎにならないと
確たる時間が不明…

それでも、大都会の人々は、
情報に右往左往しながらも、たくましく生きています。

本当に、
驚くのですけれども、
故郷・熊本よりもはるかに人口が多い大都会。
これだけの情報の混乱と、
物資の混乱の中にあっても、
人々は、きちんと並び、騒ぎ立てることもなく、
淡々と事態を受け入れて、
電車が遅れようが、
10分間隔が30分間隔になろうが、
事態を受け入れ、自分のやるべき仕事をこなしているように見えます。

そうしなくては、この人口密度の異常に高い大都会では
生きていけないことを、みんなが身を以て悟っている…
そんな感じ。

でも、もしかしたら、
そう見えるだけで、
ひとりひとりは、次々に起こる非常事態に
疲弊し、憔悴しきっているのかもしれません。

幸い、
うちの子どもたちが住む八王子市ということろは、
東京23区から、かなり西方面に離れた町。
水の汚染もなく、体に感じる余震も少なく、
もちろん、つい先日まではスーパーから水は消えており、
今も、ヨーグルトは買えませんが、
私も子どもたちも、不安を感じることなく過ごしております。

息子のほうは、
就職活動の諸々が延期になり、
気持ちは戦々恐々としているようですが、
この非常事態。こればかりは待つしかない。

そして、
もっとも心配された娘のほうは…
一緒にお昼ご飯を食べる程度の友達もでき、
シラバスと格闘しながら、
楽しそうに時間割を組んだり、
今日などは、友達と夕食を食べてから帰るという状況で、
このまま、楽しく新生活に突入してくれば…
と、ただただ、願うばかりです。

去年も一昨年も、
4月に入ったころには満開だった東京の桜。
今年は、やっと昨日あたりから満開になったようです。
桜も、この大災害を憂いているのでしょうか…。

本来なら、就職活動で忙しいはずの春ですが、
いろいろ延期になってしまい、
娘の上京に伴う引っ越しや停電、地震や余震で
ストレスも溜まっている息子は、
同じような環境の友人たちと
今週末、韓国へ旅行に行くそうです。

いきなり、娘をひとりぼっちにするのは忍びないので、
当初は、今週末に帰郷する予定の私でしたが、
急きょ、息子が帰国する来週に帰郷することにしました。

今回、
すべての仕事をお断りして、
夫に家のことを一切任せて、
どっぷりと母親業に専念しております。

仕事を忘れ、締め切りを忘れ、
あるのは、ただただ母性のみ。

こんな感覚は、仕事を始める前、
かれこれ、下の娘が幼稚園に入園して以来のこと。

不安がないといえば嘘になりますが、
案外、なかんか心地よい今の状態、気に入っていたりします。

しかし、それもあと数日。
帰りたくもあり、帰りたくもなし…

これから、自分の母性との闘いが始まります。



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