午前中は、海岸線の砂浜で専門家の方から
シロチドリの繁殖調査の方法を
現場で学ばせていただきました。
今は繁殖時期なので、
人や車による事故を防ぐために何ができるのか?
驚かさないように車で砂浜を走りながら、遠くから双眼鏡で姿を探し、
姿を見つけたら車を一度バックさせてより離れた場所から様子を伺い、
ペアの様子、抱卵しているかどうかなど確認していきます。
これは慣れた人の経験があるからこその判断となります。
どこに卵があるかわかりますか?
卵は砂の中に潜るように産卵されていて
しかも保護色となっているので、
直接見つけるのはなかなか難しい。
海岸のゴミ拾いが行われる予定があるので
卵やヒナが踏まれないように保護が必要となるのです。
今日は2カ所で卵を確認しました。
ペアは5ペア確認しました。
イベント前に巣を見つけて、
その周辺は立入り禁止としてロープで囲んで保護するそうです。
野鳥たちにとって人との共生は試練の連続ですが、
それでも逞しく未来に向けて生き延びてほしいものです。