goo blog サービス終了のお知らせ 

親和会

地域自治会の親睦会の活動&トピックスなどなど~

親和会だより 令和2年11月号9月号

2020年09月13日 15時42分39秒 | 寄稿
親和会だより令和2年11月号
 晩秋にもかかわらず秋晴れの暖い日が続き、年老いたものにとっては過ごしやすい日々でした。しかし相変わらず新型コロナの猛威は衰えず、日々脅威を感じながら生活する状態がいつまで続くやら気になります。会員の皆様如何お過ごしですか。コロナの感染を恐れて家の中に閉じこもってばかりいず、気晴らしに親和会にお出かけください。少しは気分転換が出来ますよ。
報告事項 
1. サロン報告
 11月7日午後1時より、 参加者8名。 身体を保護す解きほどすためにラジオ体操を行い、スケジュールに沿って嵐山光三郎氏の【下り坂こそ気分爽快】を聴く予定であったがCDの故障により中止、少人数のためやむなく、NHKテレビより録画した新日本紀行より『天草』を鑑賞。
天草地方は江戸時代、キリスト信徒は迫害を逃れさ、隠れキリスタンとなって、多くのの人々が住んでるでいる地域で知られていますが、今なお信者が大勢住んでおり、墓も仏教信者と共同の墓地となってお互いに助け合う生活をしている状態が映し出され,,ハイヤ節で生き生きと踊り合う女性たち等、見ていて楽しい地方だなーと感じられた。
 次に自治会館の建て替えの関して、親和会が管理している文庫について、建て替えの間の保管について関口さん(旗が丘自治会の総務担当)が、今のところ来年5月ごろに着工となるのでは?。従って4月中に纏めて保管場所を含めて考えなくては説明された。次回の会において,どのくらいの量となるか検討する事となった。
  1.  例会報告
    11月21日午前10時より開始、サロンに引き続き新型コロナを回避するためか出席者8名、初めにラジオ体操、前回聴くことが出来なかった嵐山光三郎氏の「下り坂こそ気分爽快」を聴く。
     嵐山光三郎  昭和17年、静岡県生まれ 国学院大学文学部卒、平凡社入社、雑誌『太陽』
            編集長などを経て,青人社を設立、その後作家活動に専念、『悪党芭蕉』で
            泉鏡花文学賞、読売文学賞を受賞、他に『追悼の達人』『文人悪食 など』

    下り坂繁盛記 45才の時、突如自宅にて血を吐いた。急性胃潰瘍による吐血で、急遽病院
     に運ばれ、命が助かった。見舞いの来てくれた友人の主治医が『人間の細胞は、脳神経の細胞
     を除くと、すべて七年で死んで入れ替わる』という説について話してくれた。すると7年たった 
     52歳のぐらいの時、また血を吐くのかなと漠然とした不安に駆られ、医者に次に血を吐いたら
     死にますと言われた。学生時代から西行や芭蕉、そして鴨長明のような隠遁生活にあこがれ
     ていたこともあって、病気から回復したらゆっくり過ごそう「俗世間から足を洗って、人生の
     下り坂をゆっくり下りていこう」と決意する。退院後は、ローカル線に乗って、山の湯を回り、す
     すけた宿に泊まるという日々を過ごした。ところが私の世代というのは、ワーカホリックと呼
     ばれるように、何か仕事をしなけば気が済まない。自分は何もしないで下降しているつもりな
     のに、いつのまにか、また何かをしてやろうという野心が膨れ上がっているのです。
     50才の時、ふと思い出したのが、学生時代に将来やりたいことを百項目書いたノートを思い
     出し、振り返ってみたら全部実現していた。友達を誘い山の湯に行き、ワイワイと賑やかに過ご
     していると元気を取り戻すことが出来ました。とは言っても山奥や田園に暮らすのは年寄りで
     は無理です。やはり町に住むべきです。
     下り坂を生きる極意 
    死は意識の彼方に、蜃気楼のようにぼんやりとあるもので、生きているときは、忘れていま
     す。大切なのは死に至る過程です。それこそが下り坂を生きる極意だと思う。
     私が下り坂の極意を身をもって感じたのは、55歳の時の自転車旅行でした。自転車で芭蕉の
     『奥の細道』の全ルートを走ったのですが、自転車で山道を走ることになります。すると上り坂
     が実にキツイ。若い頃ならグイグイ行けただろうけど、そういう体力はありません。たいした坂
     でもないのに、自転車から降りて引いて行く始末です。苦しいだけで、周囲を見る余裕もない。
     どうにか坂を登り切ると、次は下り坂です。風が顔に当たり、木や草や土の香りがふんわりと飛
     んできて気持ちがいい。ペタルをこぐ必要がないので、気分爽快です。その時、「そうか、楽し
     みは下り坂にある!」ということを、心の底から感じました。
     私はそれまで、若い者には負けないという気でいました。でも、その発想そのものが老化現象
     だったことに気がつきました。下り坂を否定すのではなく、下り坂をそのまま受け入れて楽し
     んでいけばいい。ただし『人間の野生』を殺してしまってはいけません。気迫を込めて下り坂を
     行くのだと考えました。カナダのスキー場でのこと、夏場、頂上よりマウンテンバイクで走り下
     りたのですが、曲がりくねったコースに、ところどころ崖のような急斜面があって、ブレーキを
     かけながら、命からがら下りてきました。一つ間違えば、崖から真っ逆さまに落ちて転落死とい
     うようなところです。下り坂というのは、命がけです。人生もそれと同じで、どうやって人生の
     下り坂を下りて行くか、それはそう簡単なことではなく、細心の注意と野生というものが求め
     られると思います。人の一生は、下り坂をどう楽しんで生きていくかにかかっているのです。
     字余りにも味がある
    父が72歳の時に、俺は75歳で死ぬと言い始めたためです。なぜ75歳かと聞くと、俺の友
     達はみんな75歳で死んでいると言う。けれど父は80歳になっても、85歳になっても元気でし
     た。85才の正月に酒を飲みながら『親父は75歳で死ぬんじゃなかったっけ?』と嫌味で聞いて
     みると、「馬鹿野郎、俳句にも字余りがある」と言いました。なるほど上手いことを言うな。それ
     から急にボケてしまい、86歳で没しました。
     父が75歳で死ぬといったのは、人が現役でいられるのは75歳と考えたからではないかと思
     い、「あとは字余り」と言ったのは、オマケという意味でした。
     人生15番勝負
    75歳というのが私の頭にひとつの区切りとして残っているのですが、75を5で割ると15に
     なります。 これは相撲の15番勝負につながります。私は相撲が好きなので、大相撲が始まる
     と、人生もまた15番勝負だなと思います。人生75年として、5年で一勝負と考える。 そして、
     果たして今の自分は、何勝何敗なのか。相撲の星取表のように、年齢別に、勝ち負けをつけて
    } みました。 
    初日の1才から5歳。これは勝ち。生まれてきたのだから、とりあえず勝ちとします。二日目
     の6才から10歳まで負け、大病して死に損なったので。三日目は11歳から15歳までと言うふ
     うに書き出してみては如何でしょうか?果たして何勝何敗になるでしょうか。
     オオカミ老人になろう 
    老人と言うのは下り坂です。大抵の事はやり尽くしてしまった。先は見えている。これから、
     新展開をしようにも、百八十度の転職は、無理である。けれども、私の心の中に狼を飼う『オオ
     カミ老人』であるように自分で言い聞かせています。年寄りの活性化を妨げているのは、年寄
     りが社会的にいい人でいたいと望むからです。後輩のお手本になりたいと考えるから辛くなる。
    私の先生だった作家の深沢七郎さんが『人間は歳をとると、どんどん悪くなる。お金持ちの
     爺さんほど因業なものはないよ』と言っていた。年齢を重ねると、その分性格が向上するわけ
     ではありません。逆にその人本来の悪い性質がダイレクトに出てくることが多い。悪い奴はま
     すます悪くなるというわけです。非常で利己的で、恥も外聞もなくなる傾向も多々見られます。
    これは私が言うオオカミ老人とは違います。お洒落で、愉快に生き、自分本位に暮らし、一定
     の教養と作法も必要です。そして、自分の身体の中に眠っていた野性を取り戻す。取り戻すと
     は、自然児に戻ることです。私が提言する心の中に狼を飼うための十四か条を紹介いたしま
     す。
    1.   慣れないことはするな
    2.  いばらない             2.3.4.はついついやってしまうのが、老人の症状です。  
    3.  自慢しない           しかし、威張らなければ相手が立ててくれます。
    4.分析しない       自慢しなければほめてくれます。分析しなければ深みの          
    5.  怒らない        ある人だと恐れられます。
    6.  短髪にする       歳をとったのに、すだれ型の髪形にするのは未練がましい
    7.上等な服を着よう    安い服が似合うのは若いうちだけです
    8.  靴も上等
    9.  時計は安くていい
    10. 金離れをよくする     小銭を貯めておくことです
    11.温泉          山の湯の通人になる。高級温泉ではありません
    12. 口説きは準則に     気になる女性がいたら,迅速にことを為すべきっです。 
    13. 自分の力を、信ずる.
    14. 孤立を恐れるな。唯我独尊で行け
     老人は放っておけば、みな孤立します。それは仕方がないことで、老人の運命です。孤立した
     地点から、自分という存在が見えてきます。そして、そこから自分の中に巣食う”オオカミの
     野生”が出てきます。その時がチャンスです。自分の中の狼を退治しようとせず、大切に育て
     るときから光明が差してきます。皆さんの健闘を祈ります。          以上
                                        小井沼記
親和会メンバー各位              令和2年9月5日

 新型コロナのため親和会を長らく休止致して居りますが、今後の対応をどうするか 昨日 畑が丘自治会館において幹事会を行いました。
出席者は約10名と小人数でしたが、会長より市から9月末まで活動を自粛して欲しいと要請が来ているが親和会としてどのような対応をすべきか、意見の交換を致しました。取り敢えず例会・サロンは今しばらく活動を中止と致すことと意見が一致いたしました。
10月以降については各クラブが状態を確認しながら再開をする。例えば言葉を発することなく静に行う写経などについては再考する。もちろんマスク着用・消毒等に注意して、間隔をとって行なうなど、多くの意見が出されましたが今後の活動に関しては様子を見て対応することとなりましたので、会員の皆様 体調に気を付け再開の際、ご参加くださるようお願いいたします。

親和会だより令和2年2月号

2020年02月24日 15時24分09秒 | 寄稿
  親和会だより令和2年2月号

地球温暖化のためか、未だ氷も張らず梅の開花も見られる比較的暖かい日が続いてお
り、高齢者にとって助かりますが、コロナウイルスの蔓延が気がかりです。くれぐれ
もあまり人ごみの中に出歩かないようご注意ください
報告事項
  1. 例会報告 
    今回は『老いを楽しく生きる』シリーズより樋口恵子氏の『人生百年丸に乗って』を
    聞く。評論家 樋口氏は昭和7年東京生まれ。東京大学文学部卒後、時事通信社、学
    習研究社、キャノンを経て、評論活動に入る。現在、東京家政大学名誉教授。NPO
    法人『高齢社会をよくする女性の会』理事長、高齢社会NGO連携協議会 共同代表
     『人生百年丸』初代乗組員
      この半世紀の間に、平均寿命の上位五か国ほどが人生90年と言っていい状況になってきた。日本には百歳を越えるお年寄りが五万人と、こんなに多くの人が長生きできるようになったのは人類史上初めてのことです。かっては人生五十年を基準にしていた社会のシステム、個人の生き方、家族や地域社会のあり方、法律も社会保障も教育制度も、すべて考え直さなければならないところにきています。
      私たちは、「人生百年丸」初代乗組員なのです。困難がたくさん待ち構えているでしょうが、私はこんな幸福はないと言いたい。どれだけ長い間、人々が長寿を願ってきたかわかりません。天寿を全うするには、平和であること、そして比較的豊かで、なるべく格差の無い生活が行きわたること、この二つが絶対条件です。私たちは、人生百年時代の初代として、ご先祖の手本がない中で悪戦苦闘しながらも、胸を張って生きてゆかねばなりません。
     変化を自覚する
      人生百年時代、これがどれだけ大変なのかを自覚していない人が多いと思います。医療、介護、年金など、社会保障のシステム全体が変わらねばならないし、高齢者も要求するだけではなく、自分自身が変化の一端を担うぐらいの心意気が無ければなりません。
      身近なことで言えば、大きく変るのは家族関係です。特に定年後のご夫婦がうまくいかない。夫がずっと家にいることで、妻は行動を束縛されて鬱的な症状になったり、逆に沈み込んでいる夫を妻がいろいろ励ますけれど、最後は喧嘩になってしまったり。ある統計によると、六十歳まで生きた方の半分近くが九十歳まで生きるそうです。六十で定年を迎えて、まだ三十年間もの夫婦生活があるわけです。杉並区の男性たちがとった行動は、区の『男性のための料理教室』へ行くことでした。そこで出会った仲間で話したことは、もう少し世のため人のため、また自分の将来の仕事にもつながることはないだろうか、と。当時は介護保険スタートの時期で、彼らはヘルパーの資格が役立つと考え、全員資格を取りました。一方、区では公立中学校の空き室でディサービスセンターを作り、NPOに委託することとなり、夫たちはサラリーマン時代の能力を駆使して短期間でNPOを立ち上げ、区からその委託先に指名された。一般的にディサ-ビスは女性利用者が多く、プログラムも歌とかお手玉とか毬つきとか、女性向けのものばかり。そこで男性が行きたくなるプログラムを作成した。新聞が置いてあって、碁や将棋、麻雀卓もある。そうした娯楽に加えて、昔話もできれば、今の海外事情の話しもでき、パソコンも出来る。すると定員の七、八割が男性という特色あるディサービスセンターになって、全国から見学者が絶えずやってくるようになった。
      学ぶこと、働くこと
      生涯現役で楽しく生きるためには、自分自身で手間暇かけて学習することです。そのためには情報の積み増しと常識の入れ替えが必要です。お料理や手仕事、文学や哲学、あるいは、専門の隣接領域のことを学ぶ。学習の機会を作ることで、様々な人生を送ってきた人々の多用な面白さと出会うこともできる。人生百年時代に必要な資質は、勉強好きで人間好き、この二つではないでしょうか。好奇心を持って勉強する、一歩外へ出てみる、と言うことだと思います。
      そして、働くということをもう一度考え直してほしい。働くっていうことは朝起きるることなのです。朝起きて鏡に向かい、人と出会える服装を整えることで、一日が規則的になります。これがどれだけ健康に役立つかわかりません。働いていれば必然的に人に出会います。またどんなに自分の性に合わない仕事でも、続けることで自分の能力が磨かれます。どこかで社会とつながっているわけで、その仕事が自分の身の回りの人々に役立っていると理想だと思います。本来人間は『回りの人と一緒に生きたい』『困っている人がいたら支えの手を伸ばしたい』と思うものです。
     働くことは、人とつながること、支え合うこと、そして何よりも規則的な生活をして健康になること。専門家の研究によると、就労している人の方が、働ぎすぎない限り、就労していない人より健康寿命がずっと長いそうです。
     おばあさんの階段
      歳をとったら階段を上がることばかり考えず、降りることの快さを知ることです。身分を考えず、上ばかり見てると視野が狭くなり社会が見えなくなります。老いは今までの能力を失っていくことですが、弱者と呼ばれるようになっても、そうだからこそ世の中の大事なものが見えてくるのです。
     十四転び十五起き
      私たちが長生きできるのは、今の世の中を築いたご先祖のおかげと言うことですが、
     同時に社会保障ひとつとっても今の若い世代が支えてくれているおかげでもあります。ですから、次の世代のことを考えなかったなら良い年寄りとは言えません。次の世代の人生百年のために何が出来るか。子どもたちも、私たちのあとを継いで長い人生を生きるのです。人生が長くなれば、病気も増えますし、家族を亡くすことも多くなりますし、仕事も失いますし、恥ずかしい失敗もたくさんいたします。人生五十年で、「七転び八起き」だとすると、人生百年となりますと、挫折の回数も増えて、「十四転び十五起き」
     です。十五起きるエネルギーが必要になります。高齢化に向けて、時代の変化がますます激しくなりますから、へこたれてもいいんです。いつも前向きで行こうなどと言ってると、肩が張って辛いですから、落ち込むときはとことん落ち込んでもいいのです。ただしあまり自己肯定ばかりしていると反省の機会がありません。上手に落ち込むのも技のうちです。人を支えるのは人である。特に言葉であるということ。ですから、しゃべり上手より、聞き上手になることが、とても大事でと思います。
      二兎でも三兎でも追おう
     『二兎を追う者は一兎をも得ず』。これは人生五十年時代の話しです。何をすることなくて不機嫌でいるよりも、笑いながらあちこち出かけて毎日を上機嫌に生きる年寄りが増えた方が、絶対に世の中、明るくなると思います。人生百年社会は、「二兎でも三兎でも追おう』ということです。歳を重ねると、女性の方にも老人クラブや自治会の役員のお声がかかると思いますし、これからは地域社会でも女性が活動しなければなりません。『出しゃばりだと思われないかしら』などと考えず、声が掛かったら、自分が認められて役に立つことが出来る証拠だと思って、是非積極的に引き受けていただきたいと思います。出歩く習慣を作っていろんな人と出会う、これも大事なことです。人間は居場所や出番がないと生きがいがないということです。ここは自分の居場所だと言えるところがどこかにあると、そこできちんと生活でき、自分らしい個性をたれかが認めてくれること、よほどの聖人でない限り、どんなに役に立つことをしても、認めてくれる人がいないと嫌になります。やはり人間、いくつになっても認められたい、ほめられたい、そのチャンスを作るのが出番です。
     おしゃれは予防医学?
      化粧品会社などが行っている研究によると、高齢者の病院や施設でお化粧の活動をすると非常に効果があるそうです。例えば、回りに関心を示すようになった。鏡を見るようになった。認知症だった方が身だしなみを整えるようなった。トイレの自立が可能になった、と。おしゃれをして自分の身を構うようになると、まず洗面やトイレの自立が出来、より美しく見えるように姿勢がよくなる。見かけが整うと自信が持てるので、人と交流するようになる。これはもう予防医学です。
      おしゃれには時に勇気が必要です。歳など気にせず思い切って着てみたいものを着て
     おしゃれを楽しんで若さを保つことがよいのでは。お互いに男女を問わず『お似合いよ』
     と声を掛けあったなら楽しくなるのでは。
     『五つ星社会』の幸福
      人類は、スピード化、効率化することで豊かになってきましたが、これからは、手間と時間のかかる高齢者を受け入れ、許容する社会が必要だと思う一方、高齢者のほうも、できるだけ健康を保つ努力が必要だと思います。
      みんなが老いを共にする社会を私は、「五つ星社会」と言っています。それには次の五つの条件が必要です。第一に、長寿は平和と豊かさの所産だということ、二番目に、老いればみなどこか障がい者。障がい者、高齢者、健常者の壁を崩し、皆一緒に生きていこう。三番目は、自分らしく生きる。寿命が伸びた分、自分の個性を生かせる時間が長くなりました。四番目は、男は仕事、女は家事・育児という価値観は人生五十年社会でのこと。人生百年社会では、男女が仕事や物事の方針決定に共に参画し,衣食住の自立をみんなで心掛けるなど、男女共同参画で行こうということ,五番目は無縁社会を支援ある社会にする。問題は助けを求めている人をどうサポートするかです。この『五つ星社会』へ見果てぬ夢を見るのは、私たち高齢者の特権です。大きな夢を持ちましょう。夢を共有する人が増えれば、次の世代が喜んで生まれ育ってくれる社会が出来るはずです。
  2. 例会報告
    2月15日、立春を過ぎたとはいえ、梅も、河津桜も開花し4月のような暖かい陽気につら 
     れ20名弱の方々が参加、中島副会長の司会により開始、会長より総会も近づき来期の自治
     会館の使用申請をしなくてはならない時期となり、既存の各クラブ以外に新しく始めようと
     する希望はないか。また来期の役員の改選期となるので次回までに考えて欲しいと要望さ
     れました。出席されていない会員の方々も、是非考えていて下さるようお願いいたします。
     その他、会の運営につきいろいろな意見も出され、今後検討すべき課題と思われます。
     続いて、NHKテレビより録画した
     グレートネイチャー 『大追跡 究極のオーロラ カナダ 8000KMを行く』 を鑑賞する。
     一瞬が夜空を埋め尽くす究極のオーロラ、新発見の発光現象『スティーブ』 奇跡の輝きを
     求めカナダ極北8000KMを駆け抜ける。夏は森や湖など大自然の中。その美しい姿を捉え
     る。さらに、冬は先住民の狩人の助けを借り、極北の地で天空にひろがる神秘の光に出会う。
     取材班は、世界の研究者たちをひきつける現象を最先端の4Kカメラで撮影、オーロラ絶景を
     見る。昨年アラスカまでオーロラを身に行かれた井上さんに、実際に見られた感想などを
     して頂き解散となった
        親和会ブログ  http://blog.goo.ne.jp/sinnwakai