親和会 写経の会 2024.12.21
長生きさせてもらったけど あらたまって「人生の目的は何か」問われると はたと立ち止ってしまう。「人生の目的」と「人生の目標」は違うのでしょうか
人生の目的 善きことを思い、善きことを行えば、人生は好転する 私が「因果の法則」を信じるようになったのは、安岡正篤さんの『運命と立命』という本との出合いがきっかけでした。その本には、中国明代の袁了凡という人が書いた『陰隲録』の内容が紹介されています。袁了凡さんはまだ袁学海という名前だった幼い頃、易を極めたある白髪の老人から、将来科挙の試験に合格し、若くして地方の長官になること、結婚はするが子供は生まれず、53歳で天寿を全うする運命になっていることを教えられます。そして、何歳の時に何の試験を受けて何人中何番で受かるかということまで含めて、老人が話した通りの人生を辿っていきます。その後、長官として地方に赴任した学海さんは、有名な雲谷禅師の禅寺を訪ねます。運命の命ずるままに淡々と人生をまっとうしようとしている学海さんを、雲谷禅師は厳しく叱り、運命は変えられるということ、つまり善きことを思い、善きことを行えば、運命はよき方向へと変わっていくということを説きます。素直だった学海さんは、その後、妻と共に少しでも善いことを思い、善いことをしようと決意します。その結果、生まれてこないと言われていた息子が生まれ、53歳が寿命だと言われていたにもかかわらず、70歳を過ぎても元気に生きていました。 一寸先が見えない人生を、どうして渡っていけばよいのか悩んでいたときにこの本に出合った私は、善いことを思い、善いことを実行するような人生を送っていこうと思うようになりました
人生の目的は魂を研くこと 私たちは、自分の意志とは無関係に人生を生き、運命と因果の法則が織りなす人生の布を伝いながら、今日まで生きています。その人生において、自分自身の魂を磨き、美しい心、美しい魂を作り上げていくことが、人生の目的ではないかと思うのです。心を磨くとは、魂を磨くことです。言葉を換えれば、人格を高めるということです。人間性を豊かにし、美しい人間性をつくっていくということです。死にゆくとき、生まれたときよりも少しでもましな美しい魂に、またやさしい思いやりに満ちた美しい心を持った魂にしていたいと思います 人生何んの為にいきるのか 稲盛和夫
人生の目的と目標の違い 目的は未来に向かって設定され、一生をかけて追求するもの、心や価値的なもので、「人生のテーマ」ともいえます。 目的があるから日々生き生きと頑張ることができます。 目標は物やレベル的なもので、現在において設定され、達成されたら次の新しい目標に置き換わるものです。
7つの習慣 具体例としては、「公正」「誠実」「正直」「奉仕」「貢献」「忍耐」「励まし」など。 原則は時代や国を問わず、私たちの良心に根付いている価値観であることが理解できる。 コヴィー博士は、『7つの習慣』を執筆するに際してアメリカ合衆国建国から200年分の“成功に関する文献”の研究:成功の条件:誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律など、人間の土台となる人格を磨くこと 私たちが知っているか否か、受け入れているか否かに関わらず、引力の法則は私たちに適用されるわけです。自然界の引力と同じような法則が、人間社会にも「原則」として存在します。『7つの習慣』における「原則」とは、人間の成長と幸福を左右する絶対的なルールのことを指しています。人類がたどってきた歴史、長い時間をかけて築いてきた文明、古今東西の人類のあらゆる社会に共通して存在する法則が原則です。
八徳(はっとく) (Wikipedia) 儒教における八種の徳。仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌の八つを指す。五常に忠・孝・悌が追加された。 仁義礼智の四徳から,博愛をいう仁と,正義をいう義とを並べて道徳の基本理念とし,仁義を説くことによって人が自己の人間性を完成させることを期待した(世界大百科事典) 孫文が唱えた八徳。忠・孝・仁・愛・信・義・和・平の八つを指す。
南総里見八犬伝で有名な八徳とは、 孝・義・忠・信・悌・仁・智・礼 です。 人の守るべき道としてよく使われる五常があり、①仁(相手を思いやること慈しみの心)②義(利害を捨て条理に従うこと)③礼(相手を敬うこと)④智(合理的に判断すること)⑤信(まごころがあること。あざむかないこと、誠実) の5つ。 これに、儒教の基本倫理と言われる三綱五倫のうち三綱 ・臣下の王に対する忠。真心、君主に仕える道 ・子の親に対する孝 ・妻の夫に対する烈 三綱の「烈」を「悌」(兄や年長者への柔順に従う、睦まじい)に変えて加えた形になったものが、八徳です。八功徳水 仏語。極楽浄土などにあって、八つの功徳を備えている水。倶舎論(くしゃろん)では、甘・冷・軟・軽・清浄・不臭・飲時不損喉・飲已不傷腸の八徳。はちくどくすい。八徳(はっとく)。
五徳 儒教においては「五常の徳」の略称で「仁」「義」「礼」「智」「信」 論語では 「温」「良」「恭」「倹」「譲」 孫子では 「智」「信」「仁」「勇」「厳」
上記のまとめ 12訓「仁」「義」「礼」「智」「信」「温」「良」「恭」「倹」「譲」「勇」「厳」