『しむしむ言わせて』2

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン2。

猫のような男

2015年01月06日 | 私のつぶやき

休み明けの仕事は体にこたえますね。


今夜はとてもよく月が見えます。満月は昨夜だったそうですが、今日は雲が無くてとても綺麗です。柔らかな光がとても神秘的です。星もキラキラと。


はい、ということで。皆さま今宵、いかがお過ごしでしょうか。


本日の記事。『猫のような男』




言わずもがなでこのお方。


生前親友であったメレンゲのクボケンジさんは志村君の事を、『猫のような男だった』と仰ってました。


メレンゲのクボさんは、ご自身のブログで、


《志村はいつも電話をくれました。

逆にこっちが電話をしたらちょっとそっけなかったりもしました。
あれはどういう心境なのかよくわかりません。たぶん追われるより追う方が性にあってたのでしょうか。

『そっちいきまーす』

数分後ピンポンを連打。

おまえそれうるさいからやめろっていってもアイスコーヒー持ってにやにやしてるだけ。

部屋では音楽聴いてyoutube観てTVダラーッと観て帰る。といったことが週に2、3回。

タバコの灰はすぐこぼす 

飲み物は5分の1残して置いていく

んでたまにこっちが遊びにいくと30分くらいで無口になりやがる。

つかめない男でした。でもそこが魅力だったから僕も可愛かったのだと思う。》


というお話も。


志村君と友好のあった方々の話を伺っていても、『電話に出やしない』とか『食事に誘っても来ない』とか『家に突撃訪問したら帰って欲しそうに無言の圧力をかける』等々、積極的に来られると逃げる…と言うような話が割と多いんですよね。他人を寄せ付けない感満載。


しかし、面白いのがみんな笑顔でそれを話している、ということなんです。


『誘ったら珍しく来てくれた!』とか、『自分から電話をかけてきてくれた!』等の話も時折あって、それを本当に皆さん嬉しそうに話してたり等して。何だか『あの志村がなついてくれた!』みたいな。

何だかんだでやっぱり、愛されてたんだなぁ志村君はと。


恐らく、ストイックで気難しい、あまり口数の多い人ではなかったようですが…そういう中で『バウムクーヘン』の様な歌を作って歌っちゃうんですからね。どうやっても憎めないよね。


寄っていくと離れるし、離れると寄ってきて気が付いたらいつの間にかするするっと心の中に入ってきてる。


気まぐれで、でもどこか憎めない、猫のような男の人。




私の脳内イメージでは、志村君は絶対にアメリカンショートヘアなんですよね。なぜだか。

実は既に生まれ変わっていて、猫になってるのでは?と思ったりなどしてます。ふふ。可愛いな。



そして、ここからは完全に余談なのですが…もうしむさんもまた、そのようなお方でして。


ごくごくたまに、お電話をすることがあるのですけど…もうしむさんはご自分がかけてきた時はとても大きな声で楽しそうにお話をされます。

が、こちらからお電話すると電話に出てはくれるのですが、ぼそぼそと小声で尚且つすぐ沈黙になります。無言の圧力を感じます。気難しい。


こちらの志村さんもやはり、なかなかなついてくれないのであった。