『しむしむ言わせて』2

フジファブリックの志村正彦さんをめぐる、私の喜怒哀楽日記をお届けしております。シーズン2。

音楽は人を救える

2015年01月28日 | どーでもいいお話

最近暖かくなってきたなぁ…と嬉しく思っていたら、また急に冷え込んできました。


冬が未だ未だ頑張る。


とある物を探す為、昨晩は久しぶりにアルバムを引っ張り出し、学生時代の写真を夢中で見ながら…あることを思い出しておりました。


大学生の時、ある企業の就職試験を受けたんですが…そこのグループディスカッションがかなり面白くて印象深くて。それを。


そのディスカッション、内容はこんな感じでした。


まず、それぞれが数名のグループに振り分けられたんですね。そして、ディスカッションが始まる前にまずこういう質問が。


『もしあなたが今、何にでもなれるとしたら、どの職業に就きますか?(現実的ではなくても構いません。)』


という。


それを受けて、それぞれが思い描いた職業を手元に配られた紙に書きました。


で、その作業終了後、ディスカッションのテーマが発表。それは下記の様なもので。


『あなたは今飛行機に乗っています。しかしその飛行機が機体の不具合により墜落の危機となりました。しかし、乗客1人が飛行機から降りれば、墜落は免れるようです。』


『あなたは自分の職業を踏まえ、自分がこれから先、世の中にとって必要な人間であるということを他の乗客(グループのメンバー)に説明し、降りなくて済むよう説得してください。』


というもの。



因みに…私がその時選んでいたのは『ピアニスト』でした。


その他の人は、お医者さんや学者、総理大臣等お偉いさんばかり。

お医者さんを選んだ人は『自分はこれから先も沢山の人の命を救える』と。総理大臣を選んだ人は『国を変える事で沢山の人を救える』というような事を言っていました。


私は『ピアニストというのは直接的には人の命は救えないように思いますが…でも、音楽には人を救う力があるんです。だから、私はこれから先も自分にしか出せない音で、沢山の人を救いたいです。』


というな事を言ったんです。


(結果としては降りなくて良かったんですけど。)


そのディスカッションの事を思い出しながら、ふと考えたんです。


これってやっぱり私が今も思っている事だなぁと。


特に、『志村正彦』というアーティストに出会ってからその想いはとても強くなっているなぁと感じました。





『音楽には人を救う力がある。』


んですよね。そして志村正彦の音楽は志村正彦にしか作れない。痛いほど思い知ってる。


なかなか良いことを言っていたな、学生時代の私…。自画自賛。



因みに…ですが、そんな当時の私をどうぞ。(←え?要らない?)





いやぁ、何か若い。そして赤なんて着ちゃってる。笑える。この頃から考えると、今はかなり地味になったな。



なんて、どーでもいいお話。