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シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

真っ白の必要性

2008年01月18日 | Weblog
色白のドナルド
ちとコワイ?
まぁピエロはみんな白い顔ですが。
顔が白い、と言えばマイケルジャクソン。
肌も漂白(?)出来るんですね。
(本人は自然に白くなったと言っているが・・・)
こんなサイトを発見して改めてその変わり様に驚いてしまいました。
マイケルジャクソン程の人になると一般人には理解不能ですね。
でもやっぱりかわいそうだなぁ。
なんだろー、結局「孤独」ゆえに色々誤ったよーな気がしますね。
名声を得れば得るほど孤独になるっつーんですかね。

さて、私は真っ白よりも生成が好きなんですが
そーゆー人って多いと思います。
布や紙なんか特に。
手漉きの紙で草が混ざってたりするのもイイねぇ。

真っ白なものって、化学物質で漂白してるんだなー
と思ってしまって、私はどちらかとゆーと良いイメージが無い。
漂白剤を使うという過程で汚れた水が大量に発生し、
環境に悪いというのも一因。

普段意識する事がなくても、モノを製造したり運んだりする過程で
二酸化炭素を沢山発生させたり、水を汚したりしてるんだねー。
それらの活動を止める事はもちろん出来ないけど
ちょっと工夫すれば改善できること、沢山あると思うんですよー。

年賀はがきの古紙含有率の偽造がニュースになってましたねぇ。
「古紙を多くすると品質が落ちるから」という言い訳でしたが
まぁホントのトコロはコストでしょーな。

しかし、このまま地球環境が悪化した時にかかるコストは計り知れない。
例えば近年多く発生する大型台風や、
大気や水質汚染が原因のひとつと考えられているアレルギー患者の増加。
農業等の第一次産業が衰退し食料自給率が低下しているが
この先、後進国の人口増化により食料が今まで通り輸入出来ないとしたら
日本が食糧難に陥る可能性。
輸入が続けられるとしても遠い国から食料を運ぶ為に二酸化炭素は増え続けるし
農地や緑が減り、地面がコンクリートやアスファルトで固められるのは
地下水がどんどん減っていき、いずれは日本も水不足になるのでは、と
考えはじめるとキリがない。

そんな事態になった時にかかるお金は一体どうするの?

とにかく、環境悪化を防ぐ事は
将来かかるであろうコストを削減するとゆーコトなのである。
結果、経済的なのである。
おトクなのである。

しっかし企業も国も、ど~も目先の金ばかりが気になって
なかなか方向転換出来ないよーである。

たとえば、紙なら真っ白でなくてはいけない、という考えを変える事など
たやすいと思うのだが。
企業のトップは「真っ白じゃなきゃ売れない!」と思い込んでいるみたいですなー。

実際は多くの人が「生成でいいよ」って思ってるんじゃないかなぁ。
トイレットペーパーなんかも、真っ白である必要無いって常々思ってるんですが。

ってゆーか「純パルプ100%」などとゆーモノの存在自体、疑問。
アフリカやアジアの木を切り倒して、おしり拭いて流すのか・・・。

そーゆーね、「今まではコレが当たり前だったけど、
よく考えたら、この過程省いても良いんじゃない?」ってコトが
た~~~くさんあると思うんですよ。

日本の技術って素晴らしいのに
昔の慣習にとらわれて活かせて無いモノいっぱいあるでしょ。

企業と政府が本気になったら京都議定書の6%削減は絶対達成できると思う。
個人が気をつけるのももちろんだけど
企業と政府が本気で取り組まないと無理だよなー。

日本がまだまだのん気にしてるのは国も企業もトップが年寄りばっかなのも一因かなぁと思う。
例えば、このままだと50年後には・・・って言っても
その頃この世にいない人にとっては
それよりも目先の利益に走っても不思議はなかろー。

そうそう、スウェーデンだと思ったけど
今現在は漂白された紙が一切売ってないのだとか。
それが普通になっちゃえば、どーってコトないのよね。