シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

屋根の上のおじさん達

2011年12月20日 | 三島フォレストクラブ

おとといの日曜日、NPO法人 三島フォレストクラブで使用している
「小沢の里」の屋根修理をしました。
ココは昭和26年から50年まで小学校の分校として使われていたトコロ。

木造一階建て。
はっきり言って古い!
しかしまだまだ活躍中なのです。
作業をしたり、道具置き場として使っていますが
お弁当を食べたりお茶を飲んだり活動についての相談をしたり。

結構な山の中なので火を使う事も出来ます。
なんせ薪には事欠かない!
間伐が主な活動なんだもんね。

チェーンソーも斧もある。

焚火など、なかなか出来ない昨今、そういった意味でも貴重な場所です。

さて、屋根修理は大工さんに頼んだ訳ではない。
フォレストクラブのメンバーの多くは、定年後のおじさん達。
仕事をしている人もいるし、若い人もいるけれど
主にリーダーとなって様々な活動でみんなをひっぱるのは60代とか70代とか。
このおじさん達がまぁ何でも出来てワタシは常々感心&尊敬してしまいます。

だって、今の若い人に「屋根張り替えて」なんて頼んでも出来るのかなぁ。
出来る人もいるだろうけど。
やっぱり昔の方が何でも自分で作ったり、より自然に近い暮らしをしていたのだからね。


考えてもみたら、トタン屋根なんて今の家にはないんだから
どうやって付いてるかだってわからなくて当然だわな。

と、いったコトを考慮するにしてもフォレストのおじさん達はやっぱりスゴイと思う。
地下足袋はいて、修理するのと反対側に停めた車に命綱つけて作業をしとります。

みなさん貴重な人材なのだから、ケガには注意して下さいね~~。

おじさん達から見たら若い女性はキャッキャして楽しそうと思うんだろうけど
ワタシから見たら(あ、ワタシが若い女性かどうかは別として・・・)
フォレストのおじさん達も十分キャッキャして楽しそう。
活動日のおやつには、だいたい「かりんとう」が出てきます。
かりんとうが無くても、だいたい誰かしら甘いものを持ってくる。
この日はチョコレートと生八つ橋。
マイカップを持参して、薪で沸かしたお湯でお茶を入れ、
お菓子を食べながら、あーだこーだと話に花を咲かせるおじさん達。

糖尿病には気を付けて下さいね。

若い会員が欲しいなぁと熱望もするけれど
おじさんパワーに圧倒されるフォレストクラブなのでありました。

ココエコ・カメラ講座

2011年12月12日 | ココエコミュニティー

昨日、12月11日は「ココエコ・カメラ講座」やりました!

場所は三島市の山田川自然の里。
講師は三島市の「カメラのコロナ」さん。

使用したカメラは「オリンパス ペン ライト」の予定でしたが
最新の、しかも上級者用の「E-P3」を使わせていただく事に。

すげーぜ、このカメラ。

なんかねー、アートフィルターっていう機能でねー、
ロモとかのトイカメラっぽく、とか
女の子っぽい、ほわ~~んとした感じとか
ババーン!!ってインパクトがあったりとか
キラキラ~~~って出来たり
普通の風景が何故かジオラマっぽく見えたりとか・・・

って、文章では伝わりづらいかもしらんが
まぁとにかく色んな加工が出来るんですよ。

それがエライ面白いんですよ。

って、このブログに載ってるのはそのカメラを使ったものじゃないですよ。
・・・・ケータイです。

さて、まずコロナさんにレクチャーを受け、
里山を散策しながら撮影に出発。

カメラがあまりに面白すぎて、皆さん撮影に夢中になり
一か所で何枚もとったり、色んなアートフィルターを試したりで
ま~~~~~~全然進まない進まない(笑)

問題です。
この写真の中に、撮影に没頭している人は何人いるでしょう。


答えは5人。
画面の右と左に一人ずつ。
真ん中辺の大きい岩の手前と向こうに一人ずつ。
で、その道のもっと向こうに一人。

こんな感じで1時間半ほど、各々好きな所を撮影。

その後は広場でお弁当タイム。
お弁当を食べ終わった頃に参加者さん同士でトークタイム。
自己紹介を兼ねて、出されたお題について話すというもの。

「富士山」と出た人が「実は富士山って少しずつ低くなっているんですよ」。

「えっ!めりこんでるの!?」と、アホな質問をしたのはワタシです。

「いや、頂上が少しずつ削れてるんですよ」

あぁ・・・・そうね。
めりこむって・・・どんな構造なんだ。

トークで交流した後は、管理棟に戻り
お茶と手作りケーキをいただく。
ワタシは張り切ってコーヒーを用意したのだが、
なんと挽いてない豆のままだった・・という失態を犯すのであった。

その間に講師のコロナさんがみんなが撮った写真をパソコンに取り込む。
そして、みんなでお互いの作品を見たんですが
同じ場所で撮っているのに
色んな視点や構図、様々なアートフィルターの効果もあって
全然違う写真なのね~~。

カメラの奥深さを感じたよ。

参加者の皆さんも楽しんで下さったようで、何よりです。
カメラの説明や操作だけじゃなく、
撮るときのコツや構図のとらえ方なども教えていただき、
撮影の楽しみ方が断然拡がりました!
第2弾を希望する声も多かったです。

それにしても、オリンパス ペン欲しい・・・・・。

憧れの薪ストーブ

2011年12月09日 | 
この間の土日で伊東に行って来ました。
知り合いのお宅を訪ねたんですが、これがまぁ良いお家でねぇ~~~~!!!!!
広い敷地に新しくって洗練された建物。
良いなぁ!!と思ったのは何と言っても、薪ストーブ!!

ホント暖かいのね!
エアコンと違って、ほんわかした暖かさ。
でも、「ほんわか」に力強さがある。
・・って、伝わるかな・・。表現が難しいな。
「ほんわか」じゃなくて「じんわり」かも。

薪ストーブがあるのは広い居間。
更に台所や玄関に通じるドアを開け放していても、あっという間に暖まる。
エアコンは空気が乾燥して、喉がカラカラになったり肌がカサカサしたりするけど
そういう感覚がなくて快適。
でも、洗濯物はよく乾くそうで。

見た目もステキだしね~。
良いな~~。

しかも燃料代はタダ!

お付き合いのある造園屋さんが木を持ってきてくれるんですって。

と、言っても「薪」を持ってきてくれるんではナイ!
くれるのは、あくまでも「木」なのである。

丸太だわね。

この家には、たまたま(!?)チェーンソーが数台(!!)あり、
丸太を薪に適した長さに短く切るコトが出来るんですねぇ。
更に、たまたま(!?)斧があり、短くした木を割って、
薪に適した太さに出来るんですねぇ。

これがかなりの重労働なんだとか。
しかし、良い運動になってこれもまた良し。

ほんの数十年前までは薪で暖をとるだけでなく、
食事の支度もお風呂の火も薪を使っていたんだから、
薪を割ったり運んだり・・・
日常的に結構な重労働があって当たり前の生活だったんだなぁ。

今の生活は便利だけど身体を使うコトが本当に少ないと実感。

それに、薪を使うコト、すなわち木を使うコトは
化石燃料を使うよりも、ずっと環境に良い。

憧れです、薪ストーブ。
いつか薪ストーブのある家で暮らしたいなー。

さて、翌朝は伊東の八幡からスバラシイ朝日を見て

更に珍しいモノも見た。

竜巻!!
初めて見たよ~~~!!
すごいな~。
どれくらいの高さなのかしら。
沖ではよくある事なのかなぁ?

この日は天気が良く、城ケ崎を散策。
この辺りの海岸沿いには自然観察研究路(確か、こんな名前)なる道があって
良いトレッキングコース。
全部歩くと3時間くらいかかるらしい。

城ケ崎は絶景だったけど
周りの松がかなりの割合で茶色くなっている。


松枯れですな。
松枯れの原因は害虫だけど、近年これだけ広範囲に多く広まるというのは
やはり人為的な要素が濃いのかなーと思うと
空恐ろしくなる。

それほど、松枯れの木は多かったのですよ。

ところで、城ケ崎のどっかに波で削れた球体の石があるんだよねぇ。
あれ見たかったけど、どこにあるのかわかんなかった。
次に行く時の楽しみにとっとこ。