シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

ベンチ作りと紅葉狩り

2011年11月29日 | イベント
去る11月27日、日曜日は「接待茶屋の森づくり協議会」主催の
森づくりイベントでした。
午前中はヒノキ林の間伐とベンチ作りです。
チェーンソーで伐ってバタ~~~ン!!と倒したヒノキを
みんなでキコキコ切ってベンチを作るのですが、
一番大変なのは「運ぶ」コトかも。

重機が無ければ人力で動かす!
うーむ、国産の木材が使われなくなった理由の一つがココにありますねぇ。

これはベンチの台と座面をつなぐダボ用の穴をキリで穴を開けているところ。
ワタシは他の支度があったので完成品を見ていないのですが・・・。

午後は森を散策しながらのゲームです。
名付けて「もみじでビンゴ!」
接待茶屋の森はヒノキの他にも様々な広葉樹があり、
協議会はそれを保護する活動をしています。
そこで、紅葉の季節ということで
カエデ類や紅葉する木の葉を探してみようというゲーム。

一般に「もみじ」というのは「カエデ科」に属します。
カエデ科の中から「イロハモミジ」「オオモミジ」「イタヤカエデ」
「カジカエデ」「ウリハダカエデ」「オオイタヤメイゲツ」
カエデ科以外では黄色く「黄葉」する「コクサギ」。
褐色になる「ケヤキ」と「ブナ」。
以上9種類をグループごとに探します。

見つけたらビンゴの台紙に貼りつける。

なかなか見つからない葉っぱがある場合は
TVの「クイズ・ミリオネア」のライフラインよろしく
本部にいる「森を知り尽くした男・F氏」に電話で
木のありかを聞くコトができます。


制限時間内に本部に戻り、グループ毎に採点。
ほとんどが満点!
みなさん、やりますなぁ。
参加者のみなさんには賞品として
もみじ饅頭を贈呈~~~~!!
広島から取り寄せましたよぉ~~。
ところで賞品を発表する時
B&Bみたくアクション付きで「もみじまんじゅう!」と
言いたい衝動を抑えるのが、そりゃ~~~もう大変でした。

天気も良く、参加者全員ケガも無く、楽しんでいただけた中
気になったのは、紅葉があまり見られなかったというコト。

本来ならば今頃、赤や黄色にキレイに色づくであろう多くの種類が
茶色く落葉していました。
秋、急激に寒くなるとキレイに紅葉すると言いますが
今年は本当に暖かい日が多いですもんね。
それに、台風の様な荒天で葉っぱが落ちてしまったりも。

やっぱり、異常な気候なのかなぁ・・なんて、
なんでも地球温暖化に結び付けるのも良くないとは思いつつ
今までとは違う11月の終わりのこの時期を憂いてしまうのでありました。

他の場所は紅葉どうなんでしょ?





スペイン料理モハカール

2011年11月23日 | お店

伊豆の国市にあるレストラン、スペイン料理「モハカール」へ久しぶりに行きました。

伊豆箱根鉄道の田京駅のすぐ近くにあり、
実家の近所でもあります。
いつも、実家に帰ったらモハカール行きたいな~と思うのですが
母の手料理が楽しみでもあるのでご無沙汰していましたが
今日は、持ち帰り用にコンビーフポテトとタコスを作ってもらいました。

5時からの営業なのですが電話をして開店前におじゃまさせてもらう。

実はワタシは学生の頃から、こちらでアルバイトをさせてもらってたので
ママさんと話したいとゆー目的もありました。

モハカールは料理も美味しいしお店の作りもかわいらしい。

店内はママさんの絵や息子さんの作った焼き物がたくさん。


そういえばワタシが今、環境にとても興味があるのは
ママさんの影響も少なからずあるな~。
バイトをしながら、お客さんがいない時はママさんと色んな話をしましたが
一般に売られている洗剤やせっけんなどが
人体や環境に良くないというコトを初めて聞いて
「へぇ~~~~」と思ったっけ。

環境にやさしい無添加せっけんと言えば
シャボン玉せっけんが有名ですが
ママさんにここのせっけんを分けてもらったコトがありました。

バイトをしていた頃だから、今から20年くらい前。
もちろんインターネットなど無い時代、
ママさんはハガキで注文して送ってもらってたらしい。

ナナオサカキの詩の朗読会に誘われて一緒に行ったコトもあった。
ナナオサカキは詩人であり、旅人であり、環境活動家でもある。
とにかく、その筋では有名な人なのだが
当時私は彼のコトを全然知らなくて、つい最近まで朗読会のコトもすっかり忘れていた。
しかし辻信一の本を読んでいたら彼に関する文章があり、急に思い出したのだ。

その本のどこで、「あの朗読会の時のヒトだ」ってわかったかというと、
トイレットペーパーを使わない、というくだりである。
世界中を旅しているが、大便の切れが良いのでペーパーが要らないとのコト。
朗読会の時にもその話をしていたぞ。
確か、野グソをしても、ゴミを出さないとか言っていた。
他の話はすっかり忘れているが、その話だけは妙に覚えている。

小さいコドモがよく、うんことかおしっことか聞くだけでゲラゲラ笑うけど
ワタシの感覚も似たよーなもんなのかもしれない。
残念なことに、ナナオサカキは最近亡くなったそうである。
忘れていたとはいえ、ママさんのお蔭で彼を間近に見る事ができて良かった。

なんか、話があっちこっち飛んでますが
モハカールのママさんは興味深いヒトですよ、というお話しでした。

三島甘藷祭りにて

2011年11月13日 | イベント
昨日、11月12日は「第6回三島甘藷まつり」でした。
我が三島フォレストクラブも出店。

「森の作品づくりプロジェクト」で作った様々なモノをブースに並べ、販売しました。
主に間伐材を利用したものです。
売れ筋は丸太椅子。1000~3500円で値段もお手ごろなので
家族分買って下さった方もいました。

ベンチやプランター、花台、動物の形の置物、コースター、箸置きなども。
いずれも木のぬくもりを感じられる素朴なモノ達です。
防腐剤を塗ってあるものもありますが、人体に害のない、環境にやさしい製品を使っています。


ヒノキ以外には竹で作ったロウソク立て。
これはワタシが毎回作っているもの。
と、言っても他の会員さんにかなり手伝ってもらってますが。
竹に穴を開けて中にロウソクを入れるだけなんですが、
これが結構、手間がかかるんですよ!
ドリルで穴をあけるんですが、かなり力がいるんで、やった翌日はいつも筋肉痛。
その後は穴のまわりや切り口をサンダーで滑らかにしたり、
虫がわかない様に煮てから汚れを落としながら磨く。

これを一つ一つ手作業でやって、ロウソク付きで300円!
どうだ、安いでしょ!!!
実際暗いところでロウソクを点けてみるとキレイなのよ♪

竹も、放っておくとどんどん増えてしまって他の植物が育たなくなってしまったりするので手入れが必要なのです。
竹は成長が早くて扱いやすく、素材としては良い植物ですので
昔の様にもっとたくさんの竹製品が使われると良いのになぁ。

その他には、箱根の森にある樹木を使ったカワイイ木の枝の標品なんかも。

「里山プロジェクト」の畑で作った「炭焼き里芋」は
ホックホクの里芋が3~4個で100円!

もちろん安心の無農薬。
焼くのが間に合わないくらいの大人気で、完売しました!

お買い上げ下さった方、ブースに来て下さった方、ありがとうございました!
売り上げは活動費に使わせていただきます。

行ってきました島ガール

2011年11月07日 | 
アウトドアショップ「SWEN」でもらったフリーペーパーに載っていた
「島ガールツアー」の募集。
ガールが何歳までか、なんてコトは考えもせずに申し込み、行って来ましたよ!

出発は11月4日の夜。竹芝桟橋を出航~~~♪
夜景がキレイです。
目指すは伊豆七島の神津島。東海汽船のかめりあ丸に乗って船中泊。

着いたのは翌朝11月5日の10時。
役場のバスのお迎えで民宿へ。
お昼ご飯は金目鯛の煮つけ。
「大きい~~」と島ガール達がキャッキャしていると
お店の人が「これは小さい方だよ!でも煮つけならこのくらいの大きさが旨いんだよ」とのコト。
そうなんだ~、確かに美味しい。
もりもり食べていると、次の行程であるヨガの先生から「腹8分目にしてくださいね~」とのお達しが。
なんてご無体な。
と言いつつ、おかずを平らげ、ご飯は残す。

さて、ビーチヨガの場所に向かって砂浜を歩いていると
添乗員さんと共に歩いてくるオバサマ方が。
島の人も参加するのね。
「昔の島ガールです~~」と言いながら近づいてくる。
「ババガールです~~」という声も聞こえるが
もはや「島」が無いではないか。
とりあえず「ガール」をつけたい気持ちはわかるよ、と思う私。

そんな世代を超えた島ガール達が並んでヨガをやった後は
波打ち際で波と戯れました。
東海汽船のマスコットガールの田中ミリちゃんが同行しており
一緒に記念撮影。
カワイイわぁ田中ミリちゃん。
あらゆる差を運命とばかりに受け入れて並んで撮ってもらった自分の勇気に乾杯。

この後は西海岸を歩いて温泉に向かうのだが、所々に不思議な岩が見られる。

隆起か波の浸食か、くらいしか思い浮かばず
一体どうやって出来たのが首をひねっていると
溶岩が急速に固まったモノなのだそーな。
はぁ~~~~!!なるほど~。

こんな岩もありました。
ぶっとおし岩。
せっかくなので、ぶっとおってみる。
写真は大きさわかりにくいですが
穴の高さは4~5メートルかなー。

1時間ほど歩いて程よく汗をかき、温泉でサッパリした後は「どんたくハウス」でBBQ!

神津村の役場の方達が伊勢海老やらサザエやらを焼いてくれたり、
お刺身の舟盛りを作ってくれたり、豪華な夕食。
クイズ大会で特産品や東海汽船のオリジナルグッズをいただきました。
「今回の参加者で一番遠くから来たのは?」という問題もあり
どーも三島からの自分らしいと聞いていたので、
ワタシはこれで東海汽船のトートバッグをゲットしたのだが
もし「参加者で最年長は誰でしょう?」という問題があったとしたら、それも自信があった。

食べきれないほどのご馳走でお腹一杯になり、この日は終了。

11月6日の朝は伊勢海老の網上げ体験、という予定だったのだが
あいにくの天候で漁に出なかったとのコトで中止に。
しかし伊勢海老を網からはずしているところを見学させてもらう。

このあと、朝食で伊勢海老を丸ごと一匹食べるのでよくよくわかったのだけど
痛いのね~~~~~~伊勢海老って。
トゲが凄いよ!
長い足だの角だの、たくさんのトゲだので
漁師さんは簡単に網から外しているが、素人はなかなか難儀しそうです。
はずす時、足とか角とか目とかが取れてしまうと
商品価値がなくなるのだそーですからやはり熟練のワザですな。

朝食後は本来は予定外であった多幸湾に連れて行ってもらい、
湧水を汲む。
きっと飲んだら幸せが多くやってくるのだろうと思われる多幸の水。
ありがたや。

浜辺に降りて貝殻と砂を採取。
ココの砂は透明なガラス質のものが混ざっていてとってもキレイ!

松山展望台にも寄ってもらった後は、お土産を物色し、とうとう帰りの船に乗る。
島での滞在時間24時間。
ああもっと堪能したかったと思いながらの帰り道。

しかしやるねぇ東海汽船!
普段は入れないという操舵室に入れてもらい、船長さんや船員さんの話を色々聞けました。
レーダーをのぞいてみたり舵のハンドルを回したり
(この時は自動操縦になってるので実際に進路が変わるワケではないよ)
海図を見せてもらったり。
船についての質問をすると「本船は・・」と答えてくれるのがとても新鮮。

操舵室の中は撮影禁止ですが、これまた普段は来られないデッキに出られて
いと嬉し。

帰りは大島でジェット船に乗り換え。
大島での記念撮影は大島の町長さん。
参加者のみんなが我も我もと自分のカメラを渡し、
いくつものカメラで撮ってくれました。
良い人だねぇ。

大島から、かめりあ丸の倍の速度のジェット船で
あっという間に竹芝に到着。

短い旅でしたが、とっても楽しかったです。
他の参加者の人とも仲良くなり、「今度は大島行こうね!」と約束。

七島制覇も良いですな!