シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

モノ選びって難しい

2020年04月17日 | モノ
政府からの布マスク配布が始まりましたね。
なかなかの不評っぷりでその理由は色々あるようですが
ワタシが声を大にして言いたいのは
そもそも人にモノをあげるのは難しいという事なのですよ。

例えば誰かにお土産やプレゼントをあげる時、何にしたら良いか結構悩みませんか?
あるいは逆にモノをもらった時に、気持ちは嬉しいけど
実際あまり好みではなかったり、結局使わずしまいっぱなし・・なんて事、
誰にでも経験あると思います。

本当にモノが無い時代ならともかく、モノがあふれたこのご時世は
人に渡すモノを選ぶのはとっっっっっても難しいんです。

確かにマスクは不足していてなかなか手に入らないけれど
様々なマスクがこの世に存在している、という事はみんなが知っているワケで。
仮に日本にマスクはあの配布されているタイプしかなく
他に全く選択肢がないのだったら、みんな喜ぶかもしれないけど。

しかし小さ過ぎて隙間が出来るなど、せっかくのマスクの意味を半減させてしまう
マイナスポイントがあまりにも大きい。

そして今となっては、自分で作る人もいる。
医療現場などで使うサージカルマスクなどはともかくとして
一般に感染予防として使うマスクに関してはみんなどうにか手に入れたり
ストックを使ったりして、事足りているのではないか、と。

まぁマスクの事は世間でも色々言われているのでココでつらつら書くこともないんだけど。

繰り返しますが、万人に喜ばれるモノって、そうそう無いんですよ。
自分で選んでお金を出したモノでさえ「やっぱり使わなかったなー」ってなるコトあるんだから。

もらって全員が喜ぶのはお金だけ。
あ、所得制限すべきか否かとか、そういう様々な意見はまた別のコトで、ですよ。

モノの数は煩悩の数

2013年11月16日 | モノ
つい先日、引越しをしました。
すごい近所ですが。

そんなコトもあって毎日バタバタと恐ろしく忙しい。

ああ、モノを減らしたいと何年思い続けてきたことか!!
少しづつ減っていると思うんだけど、
まぁ生活していれば増えるモノもあって、きっとトータルでは増えてる・・・。

使いこなしていないモノの数々を荷造りしていると
モノに振り回されているダメな自分をひしひしを感じる。

買ってもほとんど着る機会のない服とかさ、
処分すれば良いのに「もったいない!いつか着る!!」と
20年くらいたっているのだから恐ろしい・・・・。

年齢的に人生の折り返し地点あたりに来たな・・と思うと
もう終活としてのモノの整理をしたい気もあったりして。

もし自分がコロッと逝った時のためにも
身辺整理をしておきたいんだよねぇ。

ま、引越し後の片づけをしながらボチボチ減らします。

非電化な趣味

2013年08月25日 | モノ
今日、8月25日は「森とのふれあいボランティア」でしたが雨のため、やむなく中止。
残念ですが、また日を改めて開催します。

さて、市内で他にもイベントがあるので出掛けたい気持ちは山々ですが
部屋で色々とやらなければならないコトを片付けていたら、もうこんな時間。
ま、夕方からは仕事だし、それまで引きこもっていよう・・・。

こんな風に時間が空いたらやるコト。
ウクレレの練習。

3年ぐらい前にTVでジェイク・シマブクロを見て
カッコイイ!!!!!と思って購入しました。

3年経っているのに、たどたどしくしか弾けませんが
それでも楽しいねー。
ウクレレの何が良いかって、弦の本数が少ないのでギターより簡単!
(ギターやったコトないけど)
小さくて収納、持ち運びがラク!
で、電気を使わない。

ま、電気を使わない楽器が珍しいワケではないけれど。
でも現代の日常生活はなんと電気を使うものが多いことよ。

掃除をするにも、電気掃除機。ホウキなら電気使わないけどねー。
コーヒー淹れるにも、手で落とせるけどコーヒーメーカー使えば電気が必要。
カメラも電話も、ちょっと前までは電気要らなかったんだよなー。
食べ物の貯蔵だって、冷蔵庫に入れなくてもいいものは
沢山あるのに何でも冷蔵庫に入れなきゃ心配になってしまう。
だから大型化するのかねぇ。

先日、大雨の時に停電が起きたけど夜に電気が無いと、ホントやるコトないなーって感じですね。

ゲームだって、電気を使うモノが主流だもんねぇ。

そんな中、電気やその他のエネルギーを使わずに楽しめる趣味って
やってて嬉しいというか、気持ちイイというか。

普段の生活で、
電気を使わなくても出来るコト、
電気が無くちゃ出来ないコト、
よく考えたら電気なくても出来るじゃん、とゆーコトについて
ちょろっと考えてみてはいかがですか?

少ないモノで暮らしたい

2012年02月23日 | モノ
「断捨離」という言葉を聞くようになってからでしょうか。
片づけブームが止まりませんね。

ワタシはモノが好きで結構ごちゃごちゃとした部屋で暮らしています。

しかし、スペースに余裕のない部屋で暮らしていると
読みたい本や、やらなきゃならない事の資料などを
とりあえず床やテーブルに積んでしまって、
それがひとつひとつ片付くなら良いのだけど
その山がどんどん大きくなって
どんどんやる気が失せてきて
何かと後回しにしたり
「もうやらなくても良いかぁ~~、今さら」
みたいなコトが多々ある。

部屋がごちゃごちゃしているとゆーのは
そーいう「アレやんなきゃならないんだけど、どーしよーかなー」
っていうモヤモヤした気持ちで毎日を過ごすコトなんですねー。

片付けに関する本を読んでいると
部屋を片付けたら何故か良い事が色々起こるようになった
と、よく書いてあるんだけど
本当にやるべき事に手をつけやすくなったというコトなんだろうなぁ。

それに、運動不足だしストレッチしたいなぁと思っても
ごちゃごちゃの部屋ではそんなスペースも無かったりする。

モノを減らしたいなと思うようになって、
時々は結構リサイクルに出したり、処分したりするのだが
まだまだ「気持ちよく暮らす」には至らない日々。

で、読んだのが話題の「人生がときめく片づけの魔法」。
「ときめくかどうか」がモノを処分するかしないかの基準というのは
画期的で、すっごいやる気は出たんだけど
何故か行動が伴わない。
今までに何度か色々処分してきたので
「みんなときめく」と思ってしまうのよ~~~。
だって元々好きで買って、これまでの処分の機会をくぐり抜けてきた
まさに「選ばれしモノ達」なんだもの!!

で、また悶々とした日々を過ごす。

次に読んだのが「マーマーマガジン」というウェブサイトの
「わたしの浄化自慢」
やはり潔く片付けると、物理的な事だけじゃなく
気持ち的に相当イイらしいとしみじみ思い
このウェブサイトの管理人が著者である
「あたらしい自分になる本」を読む。
更に、この本の中で紹介されている
「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読んで
やっと片付けスイッチが入りました。

「これはときめく」
「これは今でも大好きだからとっておきたい」と
使いもしないのに処分できなかったモノの多くは
「過去に執着してたからなんだ」とやっとわかった。

いちいち「これはこーいう思い出があるから」とかって
こだわっていたわけじゃないけど、
心のどこかでモノに対して
「コレはワタシの一部だから」みたいな気持ちがあったというか。

ヘタすると「コレはワタシの歴史そのものだ」くらいのモノとか。
そーいうこだわりがスコッと抜けたので、
今かなりサクサクと片づけが進んでいる。

そんな中、さっき見たTV。
NHKの「地球イチバン」でやってた
アフリカのタンザニアのハッザという部族。
持ち物が多分世界で一番少ない暮らし。
農耕もしないし、住まいはものすごく簡易的で年に何回も引っ越すので
引っ越しの時だって手に持てるくらいのモノしかない。

もちろん狩りなどの原始的な生活なので
自分もやってみたい、とまでは思わないけど
考えさせられるし、何にも縛られない暮らしとか、
羨ましい部分はたくさんあったなぁ。

片づけブームが続いてるのは
東日本大震災も大きく影響してるんじゃないかな。
「モノは一瞬で無くなるかもしれない」という不安は誰でも持ったんじゃなかろーか。

と、同時に絆の大切さの再認識。
原始的な暮らしのハッザの人たちは強い絆を
意識せずとも持っている。

モノが少なきゃイイってワケじゃないけど
日本をはじめ、多くの先進国のヒト達は
やっぱ、明らかにモノ多すぎなんだろうなぁ。