シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

手作り石鹸で幻魔大戦を思い出した

2019年02月21日 | 手作り
函南にあるアトリエポケットで、石鹸づくりを体験してきました。
私自身は特に肌荒れに悩んでいるとかいうのは無いのだけど
人並みに季節的に乾燥が気になったり、年齢的に化粧ノリが気になったり。
それに手を洗う、顔や身体を洗う、洗濯、食器洗い、掃除・・・と
日々何かと「洗う」コトが多い日常で
なるべく身体にも環境にもやさしいものを使うように心がけたいと思っているのです。

ホームページの紹介によると
「植物性のオイルを主に安全なオプションや精油を添加してコールドプロセス製法により、
お肌にやさしい手作りの固形石けんを作りを楽しめます。」
ふむふむ。一度やってみたい。

数日前、石鹸好きの友人と共に体験してきました。

最初に、基本的な材料について、その特徴や有用などの説明をうけます。
オイルはオリーブ油など5種類。
全て、口に入れても安全なこだわりの素材。
配合によって使い心地などが変わるんですって。

苛性ソーダは講師の先生が扱います。

精油も入れます。
その日の温度や湿度によって精油の量を変えるとのコトで、計算してもらいます。
私はヒノキとローズマリーシネオールとユーカリラディアータの3種類ですっきりとした香りに。

全然関係ないけどローズマリーと聞くと、ローズマリーバトラーを思い出します。
80年代の角川のアニメ「幻魔大戦」の主題歌を歌った女性歌手。
劇場に見に行ってもいないのに、レコード買いました。
でも私が好きだったのはローズマリーバトラーが歌った主題歌じゃなくて
B面のインストの曲。
チャーンチャーンチャンチャーーーン♪
チャラランランランラン、チャラランラン♪
今、ちょっとyoutubeで見ただけでワクワクしてきた。
アドレナリンが出たね!!!!!
音楽ってすごいね!!
旬なところでは、「いだてん」のオープニング曲も好きすぎる!!!!!
毎週聴く度に心をわしづかみにされます。
今、頭の中で思い出すだけでも気持ちが沸き立つんだよ~~~~。

話、戻します。
製油の他に、オプションとして色を付けられます。
緑茶や小豆など、抗菌だったり保湿だったり有用性のあるものか、
ウルトラマリンブルーなどの色材か。
私は抗菌、消臭の緑茶にしました。

乳鉢を使い、オイルにゴリゴリ混ぜます。
で、カップに入れてマーブル模様に。
色材ではない、緑茶などの場合は色が変わるらしい。

ひゃっほー♪できた!!

2日間保温袋に入れて、出したのがこちら。

おお、ホントだ。色変わった!
さらにここから乾燥させ、使えるのは1ヶ月後です。

使うのが楽しみだ~。

さて、アトリエポケットにはワンコとニャンコがいます。
犬用の石鹸を販売していて、ホームページには下記の様に書かれています。
「犬の石けん『Dog Soap SHIHO(ドッグソープシホ)』は、
人間の1/3~1/5ほどの薄い皮膚を持つわんちゃんの皮膚バリアを護りながら、
優しくしっかり洗い上げる『犬のための石けん』です。」
一番汚れる口の周りを洗うにも安心だと言っていました。
そーだよねー、舐めちゃったりするしねぇ。

石鹸作りワークショップも犬用石鹸も、値段は決して安くはありません。
が、ひとつひとつの材料に、様々な観点から納得できる素材を使ったモノを使うのは
その石鹸自体や、自分の身体や環境、
そして生活そのものを大事にするコトにつながるような気がします。
それは値段相応やそれ以上の満足感が得られるのではないかしら。

家で使うものを全て環境にやさしいモノにするのは難しいですが
一部だけでも変えて、楽しみながら使ってみると
「ワンコのためになってるな♪」とか
「自然環境を汚さずに済んでるな」とか
気分良く生活できると思いますよ!

認知症を知るとは

2019年02月06日 | おすすめ本
図書館で借りた認知症についてのおすすめ本。


介護施設で働いているので認知症の事をある程度は知っているつもりでいる。
が、本当にわかっているのと言えるのか?
と聞かれれば、実はしっかりとわかっていないのでは、とも思う。
認知症は身体の機能よりも認知能力が衰えてくる。
ざっくり言うと、色々なことがわからなくなってしまう病気。

どうしても、周りに手がかかる事が増える。
しかし、急に何もわからなくなったり出来なくなったりするのではないし
症状の出方、進み具合などが人それぞれ。
でも、普通の病気と違い、本人の辛さ、不安な気持ちが
周りの人にわかりづらいのが厄介であり、悲しい。

認知症になってしまうと、どうせわからないだろうとか
できないだろうと周りはつい思ってしまう。
人は主観で考える事がほとんどなので、介護する側は
「忘れている」とか「怒っている」とかわかりやすいところだけを捉える。

何かが「わからなくなる」という事は「何かがわからなくなった事はわかっている」という事である。
(進行したらそれも変わるだろうけど)
わかる事が減るだけでなく、その分、今まで無かった不安が増える。
その内面まで知ることができれば、介護する方は接し方も変わり、
それによって認知症本人も気分が良くなったり、
できないと思っていたことが出来たり、
怒りっぽかった人がにこやかになったりする。

認知症になってもこんな風にすれば進行を遅くできるよ、
とか、こんな風に対応すれば本人も周りも楽に過ごせるよ、とか知るべき情報はたくさんある。

これから、近しい人に認知症の人が全くいないという人はいない社会になるだろう。
自分のために、家族のために、仕事のために、地域のために、勉強しておくことをオススメします。