シュルイのブログ「エコ魂」

スケールの大きい小心者のこの私。地球の未来を憂いて早四半世紀。地域活性と持続可能な社会を目指す日々を綴ります。

線香時計

2014年03月26日 | 江戸エコ
先日、東京国立博物館に行ってきました。
いや、行ったつもりでした。

上野公園をテクテク歩いてたどり着き
あーココだココだと何の疑いもなく入ったそこは、

なんと「国立科学博物館」でした!!!

ははは。

見ている途中で
あれ・・前にTVで紹介されてたのを見たけど
何か雰囲気が違うなぁ・・・?
と思ってはいたんだけど
そんな似たよーな名前の施設がすぐ近くにあるとは思わず。

いやー楽しかったから良いんですけどね。
でも、あそこ小学校の時の修学旅行で行ったなー。
とは言え、小学生の時より大人になった今の方が断然楽しめました。

見られて一番嬉しかった展示はコレ。

線香時計。
「江戸のエコ」に興味のあるワタシは
絵では見たコトあったのですが
実物が残っているとは知らなかったので
「おお!!!これが!!!!」と嬉しい驚き。

説明しよう!
線香時計とは
1本の線香が燃え尽きる間で時間を測る
超アナログな、時計というよりタイマーみたいなものである。

遊女が使っていたらしいです。
嫌な客の時、こっそり風や息を吹きかけて早く燃やしたりして・・・(笑)

それにても、国立科学博物館は見ごたえありました。
全部見終わる頃は少々疲れてしまったくらい。

「日本館」と「地球館」というのがあり、
地球館に至ってはフロアが7階分!!
一番初めの展示は「宇宙の成り立ち」なのだから
そりゃー壮大というか幅広い内容である。

宇宙の始まりは137億年前のものすごく小さな点の爆発なんだそーです。
なんじゃそりゃ~~~~~!?!?!?!

宇宙から見たら
東京国立博物館も国立科学博物館もおんなじよーなモノ!!
(そうか???)
来年は「東京国立博物館」行きます!!

明日は電灯要らず

2013年06月22日 | 江戸エコ
月を見るのが好きです。
と言っても普通に肉眼で見るだけだけど。
夜道を歩いていてキレイに見える日は
「見なきゃもったいない!」という気分になったりして。

月って日によって形はもちろん、色や大きさが違うので
面白くって見ちゃうのかも。

でね、明日6月23日は満月。
更に、1年で一番、月が大きく日なんですって!!!
月と地球が近づくワケですな。

普通よりも1割くらい大きく見えるので
パッと見ただけでも「デカイ!!」ってわかります。

やっぱ、いつもより明るく感じます。

懐中電灯なんかが無かった昔の人は夜、出かける時に満月の日を選んだそうな。

今は街頭だの看板だのがあって何時でもある程度は明るいですね。
人工的な明かりが全然なかったとして
月明かりだけで、どれくらい辺りが見えるんだろう?

「光害」という言葉があったり、満天の星空を見るのも贅沢な昨今ですが
天気さえ良ければ月はクッキリ見えますからね。

皆さまも明日はお月見と洒落こんではいかが?



江戸に学ぶエコロジー講座

2011年03月31日 | 江戸エコ

東日本大震災という大変な災害が起きてもう20日が経ちました。

TVで見る被害の大きさに、ただただ驚くばかりで
出来る事と言ったら、お店のレジ横にある募金箱に時々小銭を入れたり
たまたま家にあって、役立ちそうなモノを救援物資として寄付したり。

あ~そうだ、その他にできる事は節電!!

三島市ストップ温暖化推進員として地球温暖化防止のために講座をやっております。
ワタシの講座は今のところ、
「主婦必見!節約エコ家事講座」と
「江戸に学ぶエコロジー講座」のふたつ。

先週も「江戸エコ講座」をやってきました。
震災による停電や、計画停電などにより、
人々の節電意識は今とても高まっていて、
熱心に聞いていただきました。

夏には電力が相当足りなくなりそうですが
うーん、これは今から色々な対策が必要ですね。
サマータイムを導入するという案もあるそうな。

江戸時代は日の出と日の入りに合わせた不定時法で、
日が昇れば活動し、日が沈めばお休みなさい。

真夏ならそうだね~8時くらいにやっと暗くなるもんね。
ハイ、そしたらもう、いっそのこと照明は使わない!!
電気つけなきゃならないくらいに暗くなったら寝る!!
よしっ、照明の分の節約はOK!

問題はエアコンなのよね。画面上にある絵は
うちわで出来た扇風機みたいなモノですが
時代劇にだって出てきやしないのは、涼しくなかったんでしょうね。
たぶん、普通にうちわとしてあおぐ方が涼しいだろうなぁ。

江戸の夏の風物詩はうちわに風鈴、金魚に朝顔、プールはないけど行水したり、
夕方になりゃ橋や船から花火を見たり。
エアコンはないけど、温暖化もないしヒートアイランドもないから
打ち水でもして風に当たれば、もうじゅうぶん涼しい。

江戸時代には戻れないけど、ヒントはいっぱいあるし
ほんの少し前まではエアコンなんて贅沢品だったよね。

エアコンがあるからこそ、
「エアコンがなきゃ快適に過ごせない夏」になってしまったのかも。

「エアコンありき」の家、施設、町、乗り物。
色んなモノが、そーゆー設計。

けど人は順応するし、工夫もする。
エアコン使えませんよ!!
ってわかってれば、な~~んか上手いコト乗り越えてしまう知恵が働くんじゃないかな、
とは楽天的すぎるよねぇと思いつつ、希望としてそうあってほしい。

ちなみにウチはエアコンないよ!!